何時に下校するの?小学校の下校時間を学年別にご紹介

小学生の下校時間

小学生になると、親の送り迎えがなくなり自分で登下校するようになります。

朝の仕事が1つ減り、ほっとする方もいるでしょう。

その一方で、帰宅時間が気になる人も多いのではないでしょうか。

小学生の下校時間は学年によって異なります。

子どもの下校時間をしっかりと把握しておかないと、習い事などにも影響があるでしょう。

また、学童への移動や送迎を考える上でも大事な情報です。

この記事では、小学生の学年ごとの下校時間を解説します。

習い事の時間や学童を利用するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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小学校1~3年生の下校時間とコマ数

小学校の下校時間

はじめに、小学校1~3年生の下校時間とコマ数の平均を学年別に紹介します。

小学生の総授業時間数は学校教育法施行規則で定められていますので合わせて紹介します。

学年ごとにどのくらいの違いがあるのでしょうか?

小学校の下校時間:1年生

1年生の総授業時間数は年間で850時間です。

6時間目まで授業がある日はほぼありません。

1学期は週に24コマの授業をする学校がほとんどです。

つまり、5時間授業の日が4日、残り1日が4時間授業(主に水曜日)です。

2学期になると5時間授業が増えて授業数の調整が行われます。

小学校は1コマ45分授業で、だいたい8時50分~9時がスタートです。

ですから、4時間目までだと12時30分前後、5時間目だと15時前後に授業が終わります。

4時間目の場合は給食を食べて掃除をして下校なので13時30分前後、5時間目だと15時15分頃が下校時刻になるでしょう。

小学校の下校時間:2年生

2年生の総授業数は910時間です。

4時間授業の日がなくなり、週に4日が5時間授業、1日が6時間授業になります。

6時間目は16時前後が終了時間ですから、週に1日は16時過ぎが下校時刻になります。

冬になると日が暮れかけて暗くなる時刻です。

学校によっては、集団で下校することを呼びかけるところもあるでしょう。

また、学校から家まで遠い地域によっては親が迎えに来ることもあります。

習い事がある場合は、学校から習い事先に直行というケースもあるでしょう。

小学校の下校時間:3年生

3年生の総授業数は980時間です。

6時間の授業日が増えて週3日になります。

4時間授業の日がなくなり、下校時刻は早くても15時過ぎになるでしょう。

親が17時まで仕事をする場合でも、留守番する時間が短くなります。

また、大阪や東京など都市部の場合は中学受験のために塾通いをする子どももちらほら出始めるので、学校から塾へ直行というケースも増えるでしょう。

その一方で、下校時に日が暮れかけて暗くなっている日も増えます。

性別に関わりなく集団で下校するように学校が指導するところもあります。

防犯ブザーを持たせるなど親も気をつけましょう。

小学校4~6年生の下校時間とコマ数

続いて小学校4〜6年生の下校時間とコマ数の平均を学年別に紹介します。

1〜3年生までの下校時間と比べて、大きな違いはあるのでしょうか。

小学校の下校時間:4年生

小学校4年生~6年生の総授業数は1,015時間に増えます。

ですから、4~6年生の場合時間割に大きな変化はありません。

6時間目まである日が4日、5時間までの日が1日(主に水曜)になります。

また、高学年になるとクラブや委員会も始まり、課外活動が多くなるでしょう。

下校時刻が17~18時になることもあります。

習い事も塾もとなると、帰宅が19時過ぎになる子も出てくるでしょう。

親も夜道を歩く上での注意点などを子どもに教える必要が出てきます。

小学校の下校時間:5年生

5年生の下校時間も4年生とあまり変わりありません。

授業が終わってすぐならば、16時過ぎの下校となるでしょう。

ただし、クラブや委員会活動が増えるので、17時~18時過ぎになることもあります。

夕方、1人での下校は危険なので、キッズ携帯を持たせるなど防犯面にも気をつけることが大切です。

都市部の場合、学校から塾に直行して帰宅が22時を過ぎることもあるでしょう。

小学校の下校時間:6年生

6年生になっても下校時間は大きく変わりません。

ただし、課外クラブなどで、16~17時くらいになる日が多いでしょう。

また、中学受験勉強が本格的になり、学校から塾へ直行して夜遅くまで勉強する日が増える子もいます。

1人で留守番もできるようになるので、鍵を持たせることにも抵抗がなくなるでしょう。

その分、防犯に対する教育もしっかりしておく必要があります。

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小学校の下校時間は早い?遅い?

小学校の下校時間は早い?遅い?

小学校の下校時間は学年によってずいぶんと違います。

保育園から小学校にあがった場合は、1年生の下校時刻はずいぶん早く感じられるでしょう。

逆に、幼稚園から小学校に上がった場合は遅く感じられることもあります。

土曜日の下校時間

2002年に完全週休2日制になった公立小学校ですが、現在は月に1~2度ほど土曜日の授業が復活しつつあります。

自治体によって土曜日の授業内容は異なりますが、フリースクール的な過ごし方をする学校もあれば、1~3時間まで普通の授業を行なうこともあるでしょう。

給食はないのでお昼前には帰宅します。

なお、私立小学校の場合は普通に土曜日も授業があるところもあるので、確認しましょう。

4時間授業の下校時間

公立小学校の場合、先生の研修会や終業式・始業式といった特別な日の場合は午前中のみ(4時間授業)で帰宅することがあります。

家庭訪問や個人面談などで早めに授業が終わるときもありますし、1年生のうちは4月いっぱい4時間授業という場合もあります。

4時間授業の有無は年度・学年・学校によって異なるので、年間のスケジュールを確認しておきましょう。

5時間授業の下校時間

小学校1〜2年生では5時間授業が主になります。

5時間授業の場合の下校時間は、15時15分頃が目安です。

4時間授業と比べると下校時間が一気に遅くなるため、今日が何時間授業の日なのかを把握しておくと安心です。

6時間授業の下校時間

小学校4〜6年生になると、ほぼ毎日6時間授業になります。

6時間授業の場合の下校時間は、16時過ぎになります。

さらにクラブ活動や塾・習い事などの予定も多くなっていく子も多いので、スケジュールをしっかりと確認しておきましょう。

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共働き家庭はどうしている?

共働き家庭はどうしている?

共働き家庭の場合は、学童保育・チャイルドシッター・祖父母などできる限りの手を使って、子どもの下校時刻に対応しています。

現在は「小一の壁」の一つとして、保育園ほど長時間預かってもらえなくなった場合、母親が正社員のキャリアを諦めてパートや派遣にならざるをえないことも問題になっているので、早めに対応を決めておくことも大切です。

一昔前までは、小学校1年生のうちから鍵を持たせて1人で留守番をさせておくことも珍しくありませんでした。

しかし、現在は防犯意識の高まりから、子どもを1人で家に置いておく家庭はほとんどありません。

自治体によっては学童保育のほかに児童館などで勉強会をしているところもあるので、調べておくといいでしょう。

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まとめ:地域や学校によっても異なるので注意

小学校の下校時間について解説しました。

小学校の下校時間は学年によって違います。

全国的に授業終了時刻はほぼ同じですが、登校時間の早さや休み時間の長さは学校によって多少差があるため、下校時間にも多少の差があります。

学校や自治体によっても微妙な差があるので、入学前に情報を仕入れておきましょう。

共働きの家庭の場合は、放課後の子どもの過ごし方や手段を確保しておけると良いですね。

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