これから大阪市で子育てをする方にとって、周辺の子育て環境や支援制度の内容は詳しく知っておきたいですよね。
大阪市は教育施設や公園などの子育て環境が整っており、子育て世帯に優しい街です。
この記事では、大阪市の子育てに関して知っておきたい施設情報や、自治体の子育て支援の取り組みなどを紹介します。
大阪市の子育て世帯はぜひチェックしてみてくださいね。
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子育て支援に力を入れている大阪市
現代は子育ても多様化しており、それぞれの家庭のニーズにあったサポートが必要です。
大阪市では、子育て世帯へのサポートが手厚く、心にゆとりを持って子育てができるよう、さまざまな取り組みがおこなわれています。
子育てをする親への支援も手厚い
大阪市には気軽に子育て相談ができる「クレオ大阪子育て館」という施設があります。
子どもの成長にともなう悩みの相談はもちろん、子育て支援講座や、子どもと一緒に参加できるイベントなども開催されています。
ほかにもファミリーサポート事業といった、研修や講習を受けたサポート会員が子育てのお手伝いをする取り組みもあります。
仕事と育児の両立に悩んでいる方は確認してみましょう。
街中に公園がたくさんある
子育て世帯が多い大阪市は公園の数も多いので、気軽に子どもと遊びにでかけられます。
その他にも大型公園やアスレチック公園も多く、家族みんなで休日を楽しくすごせます。
大阪市の子育て環境
ここでは、子どもの人口や教育施設の数を紹介します。
子どもの人口
2021年(令和3年2月1日現在)の大阪市の子どもの人口は、291,244人です。
大阪市の全体人口の10.6%に該当します。
参考:大阪市 年齢別推計人口
教育施設の数
大阪市の教育施設の数は下記のとおりです。(2018年度時点)
幼稚園 | 176園 |
小学校 | 299校 |
中学校 | 155校 |
高等学校 | 91校 |
図書館は各区に1館ずつ、大阪市には合計で24館あります。
歴史や文化、自然に触れられる博物館や美術館などの教育施設も豊富です。
大阪市内にはそういった教育施設が10館あり、さまざまな文化財を直接見ることができます。
参考:大阪市立図書館の一覧
周辺環境
住む場所を決める際に重要視したいポイントは、周辺の環境です。
治安の良さや事故多発地点、防災情報なども事前に確認しておきましょう。
犯罪情報の確認
犯罪情報マップというサイトをご存じでしょうか。
大阪府県警が管理しているもので、どこでどのような犯罪が起こったかをチェックできるサイトです。
子どもへの声かけや、不審者の目撃情報なども細かく掲載されているので、事前にチェックしておくと安心です。
交通事故の多い場所を確認
犯罪情報と同様に、事故の起きやすい場所などもチェックしておくとよいでしょう。
小さな子どものいるご家庭は特に注意が必要です。大切な家族を守るための情報として、全員で共有しておけば安心ですね。
>>あなたのまちの交通死亡事故発声マップ&交通事故発生状況一覧
防災情報の確認
日頃から災害に備えておくことで、災害発生時に慌てることなく避難できます。
自分が住んでいる区の防災情報は必ず確認しておきましょう。
各区役所のホームページに避難場所などの防災情報が掲載されています。
スーパーや医療機関の数
日常生活に欠かせないスーパーや、小さな子どもがいると通うことの多い医療機関は要チェックポイントです。
特に医療機関は、夜間対応してくれるかなども確認しておくと安心です。
大阪市の主な子育て支援制度
大阪市で取り組んでいる、主な子育て支援制度についてご紹介します。
1. こども医療助成制度
子どもたちの医療費の負担を軽減する制度です。
1医療機関(1日あたり)の自己負担額は最大500円。
3日目以降の自己負担はありません。複数の医療機関を受診し、自己負担額が2,500円を超えたときには、申請すれば超過分を払い戻してもらえます。
対象は大阪市内に住んでいて、国民健康保険や被用者保険に加入している0歳~18歳です(ただし12歳~18歳は親の所得制限あり)。
2. 大阪市子育て安心マンション認定制度
大阪市が定める5つの認定基準をクリアしたマンションを「認定マンション」と呼びます。
間取りや周辺環境など、より子育てしやすい環境が整っています。
認定マンションの一覧があるので、子育て世帯の方は確認してみてください。
3. 塾代助成事業
大阪市内在住の中学生が対象で、学習塾やスポーツ教室など学校以外の習い事にかかる費用として月1万円を上限に助成してくれる制度です。
ただし、所得制限や特例などがあり申請が必要なため、事前に確認が必要です。
参考:塾代助成事業
4. ひとり親家庭等日常生活支援事業
母子、父子家庭や寡婦の方を対象とした支援制度です。
仕事や病気などで一時的に日常生活が困難になった場合に支援します。
食事や身の回りのお世話をはじめ、小さな赤ちゃんのお世話などもおこないます。
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区独自の子育て支援一覧
ここからは区独自の子育て支援を紹介します。
各区では、子育て相談や親子のふれあいなど各種イベントをおこなっています。
北区
北区には子育て支援ルームKikki(キッキ)という施設があり、子育てに関する相談や定例イベントなどを開催し、子育ての不安や負担を緩和する取り組みをおこなっています。
参考:北区 子育て支援情報
都島区
都島区では毎月定期的に子育て支援情報誌を発行しており、区役所のホームページで確認可能です。
どこでどんなイベントが開催されるかをカレンダー形式でわかりやすく掲載しています。
参考:都島区 子育て支援
福島区
地域子育てサロンなど、親子で気軽にでかけられる施設がたくさんあります。
開設日や開設時間などが詳しく記載された一覧表を、区役所のホームページからダウンロード可能です。
参考:福島区 子育て
此花区
此花区は独自の「子育てマップ」があります。
支援センターや子育てサロン、保育園、公園など子育てに関する施設が地図上にマークされています。
下記のページから印刷も可能です。
参考:此花区 子育て
中央区
「大阪市中央区子育て応援情報」というFacebookアカウントで、子育て情報を配信するなどの取り組みをおこなっています。
写真付きでイベントの様子もわかりやすく、初めてでもイベントに参加しやすくなります。
参考:中央区 子育て
西区
子育て支援サークルや、子育て支援講演会などが定期的に開催されています。
子育てに関して悩みを相談する人がいない方向けにも、「ママのおしゃべり広場」というイベントが開催されています。
参考:西区 子育て
港区
「しチャオdeねっと」というサイトで、港区の子育て支援情報を配信しています。
妊娠、出産、子育ての困りごとなどをわかりやすくまとめています。
参考:港区 子育て情報
大正区
季節ごとの行事や日々の子育ての悩みを相談できる支援サークルがたくさんあります。
定期的にイベントが開催されているので、親子で気軽に参加可能です。
参考:大正区 保育・子育て
天王寺区
天王寺区独自の子育て支援として、「天王寺区子育てスタート応援券」があります。
子ども一人につき1万円分のバウチャー券が交付されます。
参考:天王寺区 子育て
浪速区
支援センターや子育てサロン、医療機関などさまざまな子育て情報を一枚にまとめた「浪速区子育て応援マップ」があります。
子育てに関する悩みの相談場所なども細かく記載されているので、困ったときに便利です。下記ページから印刷できます。
参考:浪速区 子育て
西淀川区
西淀川区は「地域みんなで楽しく子育て」を目指しています。
子育てを応援している施設や店舗には、「ふわり子育てよりそい隊」と書かれた「ふわりステッカー」を掲示してもらう取り組みをおこなっています。
参考:西淀川区 子育て・教育
淀川区
子育て講座や、親子で楽しめる各種イベントを開催しています。
区役所のホームページには写真付きでその日の様子などを載せているので、初めての方も参加しやすいでしょう。
参考:淀川区 子育て
東淀川区
区役所でも子育て支援事業の窓口を設けています。
子育てに関するわからないことを気軽に相談できます。
参考:東淀川区 子育て
東成区
「ひがしなりっ子 すくすく・つながるクラブ」に登録すると会員カードがもらえ、協賛店舗で提示すれば割引などの特典を受けられます。
生野区
住んでいる地域ごとに担当の保健師が決まっており、母子手帳発行の際に担当保健師の名前が記入されるので、安心して相談ができます。
参考:生野区 子育て・教育
旭区
旭区では、子どもの成長記録のひとつとして「あさひキッズカード」を配布しています。
旭区の協賛店舗では、カードを提示するだけで商品代割引などのサービスが受けられます。
参考:旭区 子育て
城東区
区役所ホームページにて、定期的に子育て情報誌を発行しています。
イベントカレンダーも載っているので、親子でのおでかけに役立ちます。
参考:城東区 子育て・教育
鶴見区
子育てに関する電話相談窓口を設けています。
また、地域子育ておしゃべり会や子育てサロンの取り組みにも力を入れています。
参考:鶴見区 小学校入学まで
阿倍野区
阿倍野区では、「子育てカウンセリング事業」をおこなっています。
子どもとの関わり方に悩む親を対象とした講座を開催しています。
参考:阿倍野区 子育て
住之江区
子育て支援サークルなど、子育てに関する悩みを相談できる機関、施設がたくさんあります。
ほかにも、2歳の子どもがいる家庭にはアンケートを配布し、子育てケアプランを同封するなどの取り組みもおこなっています。
参考:住之江区 子育て・教育
住吉区
住吉区ではLINEで子育て情報を配信しています。
住んでいる地域の情報が手軽に得られます。
東住吉区
「東住吉子育てOHえん情報」と題して、子育てに関する情報誌を毎月発行しています。
各施設からのお知らせや、イベントなどが細かく記載されています。
参考:東住吉区 子育て・教育
平野区
季節のイベントや親子で参加できるヨガ教室など、さまざまなイベントが開催されています。
子育て支援施設や地域の子育てサロンも複数個所あり、親同士の交流も期待できます。
参考:平野区 子育て・教育
西成区
西成区では、LINEを使って子育て情報を区民に発信しています。
いつでも気軽に情報を確認できます。
参考:西成区 子育て
大阪府の子育て支援制度について
全国的な子育て支援制度のほかにも、大阪府は独自の子育て支援制度を導入しています。
なかでも多くの子育て世帯が利用しているものが「まいど子でもカード」です。
事前の登録が必要ですが、登録後に送られてくるシンボルマーク(スマートフォン画面、ハガキ、カードなど)を見せることで、協賛しているお店や施設で割引や入場料無料などのさまざまなサービスを受けられます。
まとめ
大阪市には手厚い子育て支援制度があり、子育て世帯にとってうれしいことが豊富です。
子育てをしていると楽しいことばかりではなく、不安に感じることや、悩むことも多いですが、自治体の子育て支援制度があると少し安心します。
子どもたちにとってのよい環境探しはもちろんですが、親が子育てしやすい環境探しも大切なポイントです。
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