小学校に入ると、幼稚園や保育園とは違い、先生に気軽にトラブルの相談をしにくいという方も多いのでは。
小学校では、なくし物や体調不良などの困りごとから「叩かれた」などお友達同士とのトラブルまで、さまざまなシチュエーションに出くわすことがあるでしょう。
今回は、小学校でトラブルになった時の連絡帳の書き方と例文をご紹介します。
目次
【なくし物】連絡帳の書き方と例文
子どもは、学校や通学途中でなくし物をしてしまうことがよくあるでしょう。
なくし物に気付いたら、まずは家の中やランドセル・かばんの中を確認することが大切です。
子どもと親が必死に探しても見つからない場合は、連絡帳で先生に伝えます。
先生には、相談やお願いをするスタンスで下記のようなメッセージを書き、迷惑をかけてしまうことにも一言触れると良いでしょう。
なくし物を伝える連絡帳の例文
「いつも〇〇(子どもの名前)がお世話になっております。
〇〇が算数の教科書をなくしてしまったようです。
自宅や荷物の中には見つかりませんでした。
お忙しいところお手数をおかけいたしますが、クラスのお友達に心当たりがないかお声かけいただけると助かります。」
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【体調不良】連絡帳の書き方と例文
子どもが体調不良になってしまった場合は、給食や体育の時間に学校で特別な対応をとって欲しいこともあります。
連絡帳では、先生に依頼したいことを明確に書いてお願いしておきましょう。
体調不良理由で、給食の配慮のお願いを伝える連絡帳の例文(1)
「いつもお世話になっております。
〇〇(子どもの名前)は今朝から体調不良でお腹の調子が良くないため、本日の給食では牛乳を控えるように伝えました。
ご対応いただけますよう、宜しくお願いいたします。」
体調不良理由で、体育見学のお願いを伝える連絡帳の例文(2)
「いつも〇〇(子どもの名前)がお世話になっております。
本日から登校しますが、風邪が治ったばかりなので体力が完全に回復しておらず、体育の時間は見学させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。」
叩かれたなど友達とのいじめやトラブルは連絡帳に書く?
学校でのいじめや友達との関係でトラブルが発生すると、連絡帳に書いてよいものか悩んでしまうケースもあるでしょう。
同級生に叩かれてケガをしたり、「消しゴムをわざと隠された」「上級生に意地悪された」などと子どもが嫌な思いをしたりすることもあります。
ここでは、小学生同士のトラブルについて連絡帳に書いたほうが良いのかどうかを一緒に考えて見ましょう。
電話相談したいことを伝える
内容を書くと相手の名前も残ってしまうため、子どもが持ち歩く連絡帳に記載するのは後々トラブルになってしまう可能性があります。
子ども同士のトラブルを相談する第一歩として、連絡帳に電話や対面で相談したいことを伝えるのがおすすめです。
下記のように伝えてみてはいかがでしょうか。
電話相談のお願いを伝える連絡帳の例文
「〇〇(子どもの名前)の休み時間の過ごし方についてご相談があります。
放課後ご連絡させていただきたいと思っているので、よろしくお願いいたします。」
「〇〇(子どもの名前)が同級生と喧嘩をしたと申しております。
ケガもしているため、学校での様子を教えていただきたいと思っています。
今週、お電話でお話しさせていただけますでしょうか。」
トラブルを見過ごされても困るため、先生との電話や面談のきっかけになるように、心配に思っていることや子どもの様子を端的に書くと伝わりやすいでしょう。
連絡帳ではなく手紙を書く
電話や面談よりも、文章で伝えた方が時系列や要点などを整理して伝えやすいという場合もあります。
そのようなケースでは、連絡帳に先生への手紙を挟むこともできます。
万が一、落としたりなかったことにされたりするのを防ぐために、スマホで写真を撮ったりコピーをしたりしておくのがベターです。
ただし、いじめやケガなど深刻な問題が潜んでいる場合は、電話や面談などで相談をした日時が明確であることが望ましいでしょう。
また、子どもが手紙を落として他人の目に入るとさらなる問題に発展する可能性もありますので封をする方が良いでしょう。
このようなことが気になるようであれば、電話や面談を申し込んだ方が良いでしょう。
トラブル解決のお礼は連絡帳でも
子ども同士のトラブルを相談したところ、先生の仲裁で解決に繋がることもあります。
また、子ども同士で運よく解決してくれることもあるでしょう。
後日談として先生にお礼を伝えたい時は、連絡帳でも構いません。
下記のように、素直な気持ちやお礼を伝えると先生も安心してくれるでしょう。
トラブル解決のお礼の連絡帳例文
「先日は、トラブルに関してご協力いただきましてどうもありがとうございました。
おかげさまで解決に至り、本人はスッキリとして前向きな気持ちになれているようです。
親としても、とても安心しました。
どうもありがとうございました。」
「〇〇(子どもの名前)のケガの件では、〇〇くん(友達の名前)のお母さまからお電話があり、子ども同士でも話し合って解決することができました。
先生のお心遣いに感謝しております。
いつもありがとうございます。」
ただのクレーム(苦情)で終わらせないように気をつけたいこと
子どもに関するトラブルとして、学習面の相談や先生・学校側の対応について疑問に思うことも含まれるでしょう。
保護者として、学校側が不誠実な場合は不満に感じて苦情を入れたくなるのも当然です。
ただし、過剰に反応してしまうと、子どもが居づらくなってしまったり本来の問題が解決しなかったりします。
不満に思うことがある場合は、感情的にならずまずは相談という形を取ったほうが良いでしょう。
冷静に問題点や相談事を伝えると、学校側も真摯に対応してくれる可能性があります。
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まとめ:トラブル解決に連絡帳を上手に使おう
子どもに関する悩み事や困り事は、先生に情報を共有したらすぐに対応して改善してくれることもあります。
連絡帳をうまく活用して先生とコミュニケーションをとってみると、思ったより早くトラブルを解決できるかもしれません。
例文を参考にして、困ったことは先生に相談してみてくださいね。
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