お正月飾りはいつから飾る?いつまで飾っておく?

お正月飾り、いつから飾るのがベスト?片づけるのはいつ?

子どもが少し大きくなると、季節の行事を一緒に楽しみたくなるものです。

特に、お正月は日本ならではのお飾りも多く、子どもと一緒に飾りたい方も多いでしょう。

この記事では、お正月飾りを飾るタイミングや片付けをする日の目安などを解説します。

正月飾りの目的や意味から、地域によって違う風習などまで紹介するのでぜひ参考にしてください。

正月飾りとは?目的や意味

正月飾りとは?目的や意味

はじめに、正月飾りを飾る意味や目的を解説します。

お正月飾りには、一つひとつ意味があります。意味を知って飾れば、日本文化への理解も深まることでしょう。

また、パパやママが子どもに正月飾りの意味を伝えながら、一緒に飾るのも楽しいものです。

正月飾りって?どんな種類がある?

正月飾りには、大きく分けて以下のような種類があります。

  • 屋外に飾るもの:門松・注連飾り(しめ飾り)
  • 屋内に飾るもの:鏡餅・干支の置物・破魔矢(はまや)など

門松・注連飾り・鏡餅は全国で飾られる正月飾りです。

正月飾りは地域によってさまざまな種類があり、「地元独特の正月飾り」も数多くあります。

また、子どもの健やかな成長を願う羽子板飾りや破魔弓(はまゆみ)飾りも、お正月は目立つところに飾るお家もあるでしょう。

このほか、松竹梅・寒菊・南天などの「正月花」を利用したフラワーアレンジメントを飾ってもステキです。

床の間のあるお家では、おめでたい柄の掛け軸をはじめとする「床の間飾り」をおこなうところもあるでしょう。

お正月飾りについては、以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。

正月飾りの目的や意味

正月飾りは、お正月に「年神様(としがみさま)」を迎え入れるために飾ります。

年神様の「年」は稲の実りを意味し、年神様をもてなすことで五穀豊穣を願いました。

農業が産業の基幹だった昔の日本では、「年神様」はとても大切な存在でした。

年神様をもてなし、家内安全や無病息災を願うために正月飾りは生まれ、地方の風習ともあわさって現在まで伝えられてきました。

門松や注連飾り(しめ飾り)は年神様を招き入れる目印であり、子孫繁栄や長寿を願うものです。

鏡餅は年神様へのお供えとして、床の間飾りは年神様に鎮座してもらうために飾ります。

正月飾りで使われるものの意味

正月飾りには稲(稲わら)のほか、松竹梅が多く使われています。

稲は年神様の象徴であり、五穀豊穣を祈願します。

松は、1年中落葉せず葉が青いことから「永遠の命」、すなわち長寿の象徴です。

また、松の名は「祀る」に通じることから縁起が良いとされています。

竹は成長が早いことから生命力の象徴、梅は厳寒でも花をつけることから、逆境に耐えて花開く人生になぞらえられ、縁起の良い花とされています。

正月飾りはこの4つの植物を使って作ることで新年の訪れを祝い、1年の幸福を願います。

このほか、鏡餅は大小2つのお餅を重ねることで陰陽を表しているとも、貴重なお餅を2つ重ねることで蓄財と豊作を願うともいわれています。

正月飾りはいつから飾るのがベスト?

正月飾りはいつから飾るのがベスト?

ここでは、お正月飾りを飾るタイミングを解説します。

12月は何かと忙しく、クリスマスなど大きなイベントもあります。

いつ、お正月飾りを飾るか悩んでいる方は、参考にしてください。

12月13日の「正月事始め」から飾る

江戸時代、江戸城では旧暦の12月13日を「すす払い」の日と定め、大掃除をしていました。

それが庶民の間に広まり、大掃除だけでなく正月飾りに使う竹や松を取る日にもなります。

そのため、12月13日は「大掃除の日」「正月事始めの日」となりました。

現在は、新暦の12月13日が「正月事始め」となり、お正月の準備を始める日とされています。

大掃除をするなど、お正月の準備をはじめましょう。

干支の飾りや葉ボタンの鉢植えなど長期間持つ飾りなら、12月13日から飾ってもかまいません。
なお、江戸時代以前は旧暦12月8日が「事始めの日」とされていました。

現在でも一部の地域では新暦12月8日を正月事始めの日としているところがあります。

クリスマス後に飾り始めるなら?

12月は、子どもにとって一大イベントであるクリスマスがあります。

お正月の準備をするのはクリスマスが終ってからのご家庭も多いでしょう。

26日にクリスマスツリーをしまった場合、28日に正月の飾りつけをすると「8」が末広がりで縁起がよくおすすめです。

毎年12月28日は仕事納めです。

会社によっては午前中だけで終りのところもあるでしょう。

子どもも、冬休みに入っています。

27日までに大掃除をすませ、28日に家族で協力してお正月飾りをするのも良いですね。

正月飾りを飾るのにNGな日は?

12月29日は9が「苦」に通じ、にじゅうくの音が「二重苦」と同じことから12月29日はお正月の準備をしてはいけないといわれています。

また、31日もお正月の前日なので「一夜縛り」に通じることで縁起が悪いといわれています。

なお、仏滅や友引は関係ありません。

職種によっては年末まで忙しいこともあるでしょう。

その場合は、30日に正月飾りを飾るのがおすすめです。

時間があまり取れない場合は、13日からゆっくりと日持ちする正月飾りを準備しはじめ、30日に正月花などあまり長持ちしない飾りだけを仕上げに飾ってもいいでしょう。

鏡餅も真空パックになっているものならば、12月はじめから店頭に並んでいます。

なお、破魔矢は初詣のときに購入して飾るのが一般的です。

正月飾りはいつまで飾る?

正月飾りはいつまで飾る?

最後に、お正月飾りを片付ける日の目安を紹介します。

お正月飾りを片付ける日は地域によって差がありますが、ここでは、一般的な日程を紹介します。

七草がゆを食べる1月7日まで

東京を中心とした関東地方では1月7日までを松の内といい、最終日に門松を外します。

空気が乾燥した冬、1月18日前後に大きな火災がたびたび発生したため、という説があります。

門松は燃えやすいので7日までに外すように江戸時代に幕府が命令を出したため、7日に外すようになったそうです。

また、1月7日は七草がゆを食べる日でもあるので、七草がゆを食べ終わったら正月飾りを手分けして外すのもおすすめです。

小正月の1月15日まで

1月15日は小正月と呼ばれ、1月1日から続いた一連の正月行事の最終日とされています。

関西など地方によっては、1月15日まで正月飾りを飾っておくところもあるでしょう。

また、1月15日はどんど焼きといって、正月飾りを河原や空き地に積み上げて燃やすイベントも開催される地域もあります。

子ども達が正月飾りを集めに来たり、指定の場所に持ち寄ったりするので1月15日に正月飾りを外してもいいでしょう。

書き初めも正月飾りと一緒に燃やし、高く舞うほど書道が上達するといわれています。

また、地域によっては繭玉やスルメなどをどんど焼きの日に焼いて食べ、無病息災を祈る風習があります。

1年中飾って良いものも

破魔矢・羽子板・破魔弓などは1年中飾っても大丈夫です。

破魔矢は1月1日から3日に初詣で買い求め、翌年の初詣で古いものを寺社に納めたりどんど焼きで焼いたりすると良いでしょう。

また、三重県伊勢市のように地方によっては1年中しめ縄を飾っている地域もあります。

なお、破魔矢は縁起物とはいえ寺社の授与品なので、神棚や床の間に飾りましょう。

神棚や床の間もない場合は、人の目線より高い場所に羽を上にしたり横にしたりして飾ってくださいね。

鏡餅は1月11日に鏡開き

1月11日は神棚や床の間に飾っていた鏡餅を下ろし、無病息災を願って食べる「鏡開き」をおこないます。

関西など一部の地域では20日に飾るところもあるでしょう。

鏡餅はお供え物のお下がりなので、できるだけ食べきるのがマナーです。

また、鏡餅を切ると「縁を切る」に通じるので、包丁を使わずに木槌などで砕くのが正式な作法ですが、現在はそこまで気にすることはないでしょう。

真空パックの鏡餅なら、パッケージの中に切り餅が入っている製品もあります。

鏡餅はお汁粉にしたり焼いたりして食べますが、乾燥してひび割れてしまったものは水につけてふやかし、おかきにしてもおいしいですよ。

まとめ:親子で正月飾りを飾ろう

今回は、正月飾りの由来や意味、いつからいつまで飾るか、飾るタイミングや外す日の目安を紹介しました。

お正月の準備は大変ですが、楽しいものです。

また、次世代に伝えたい大切な日本文化です。

ぜひ、親子でお正月の飾り付けを楽しんでみてください。

その際、お正月飾りの意味を伝えたり、ママやパパのお正月の思い出を語ったりすると良いですね!

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