ファミリー世帯が賃貸物件を選ぶ際、悩みがちなポイントである間取り。子どもは何人いるか、子ども部屋は必要か、夫婦それぞれの個室は必要か…など、各家庭の状況や希望によっても間取りの選び方は変わってきます。
毎日を過ごす家ですから、できるだけ自分の家族に適した間取りの家を選びたいですよね。この記事では、住まい選びのポイントや間取り別のポイントなどを具体的にご紹介します。
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住まい選びのポイント
まずは間取りを考える前に押さえてえておくべきポイントをご紹介します。
ポイントをしっかりと押さえたうえで、家族に合った間取りを選んでいきましょう。
駅からの距離
毎日電車通勤をする場合は、駅からの距離が重要なポイントになってきます。駅から5分の物件と駅から15分の物件では、毎日の通勤時間に往復で20分の差が出てきます。
また頻繁にスーパーで買い出しをするなら、駅前にスーパーが集中している可能性が高いことも念頭に置いておきましょう。「自転車があれば駅から多少遠くても大丈夫」と考える方も多いかもしれませんが、駐輪場代がかかることなども計算しておきましょう。
駅からの距離は家賃と比例します。距離よりも間取りや築浅を重視したいという方や健康のために駅まで歩いていきたい方はあえて駅から遠い物件にするのもよいかもしれません。
周辺環境
どんなにいい間取りの物件でも周囲の治安が悪いところは避けておくべきでしょう。
特に夜の治安は内覧で確認しにくい部分です。不動産会社の担当に確認しておきましょう。またスーパーやコンビニ、病院など生活に必要な施設が近くにあるかも確認が必要です。
ファミリー世帯は公園の数や学校までの距離も事前にチェックしておきましょう。
駐車場の有無
車を保有している場合は駐車場の有無を確認してください。なかには駐車場が共有になっているケースもあります。
どの家庭がどの時間帯に利用しているかなど事前に確認しておきましょう。もし駐車場がない場合は、最寄りに駐車場があるのか?費用や駐車のしやすさなどもチェックしておくとよいでしょう。
1階もおすすめ
マンションやアパートの賃貸物件を借りる場合、何階に住むか悩む方は多いのではないでしょうか。
防犯のために2階以上!と決めている方もいるかもしれません。しかし実は1階にもメリットがあるんです。特にお子さんがまだ歩けない場合は、部屋が1階だと階段やエレベーターを使うことなくすぐ出入りできます。また災害時に避難しやすいのも大きなメリットです。
準備に時間がかかるお子さんを連れてすぐ外に出られるので、家族の安全も守りやすいといえるでしょう。
収納スペースの多さ
荷物が多くなりがちなファミリー世帯にとって、収納スペースはチェックしておきたいポイントです。
子どもが大きくなるにつれ、必要な荷物はどんどん増えていきます。収納がどの位置にどれくらいあるのか、内覧の際にしっかりチェックしておき、あとから収納用の家具を買い足さなくて済むようにしましょう。
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1LDKの場合
では、ここからは間取り別の特徴を見ていきましょう。
1LDKは
- 夫婦それぞれの個室はいらない
- 子どもが小さく子ども部屋は当分必要ない
- 家賃を抑えてしばらく賃貸で暮らす予定
といったファミリーに向いています。1LDKは部屋数が少ない分家賃が抑えらます。
浮いたお金を子どもの教育費やマイホーム資金のために貯金しましょう。都心の駅チカに住みたい場合は、小さめの間取りにして調整するのもひとつの方法です。
3人家族の場合
3人家族の場合、1LDKで十分でしょう。特に子どもがまだ小さく自分の部屋を必要としない場合は、家賃を押さえつつマイホーム購入に向けて貯金するという意味でも、1LDKを選ぶのも良いでしょう。
パパ・ママの通勤先に合わせて都心の物件を探している場合にも、1LDKなら家賃が高くなりすぎずお部屋も見つかりやすいでしょう。
4人家族以上の場合
個室が1つしかない1LDKの場合、4人以上の家族で住むには少し手狭かもしれません。
寝る時に全員が一緒の部屋でもいい場合や、お子さんが皆まだ小さく個室が不要な場合は、1LDKでも暮らしていけるでしょう。
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2LDKの場合
2LDKは
- 夫婦それぞれの個室がほしい
- 子ども部屋が将来的に必要
- 家賃もできれば抑えたい
といったファミリーに向いています。3LDKよりも家賃が抑えられるので子どもが小さいうちや子どもはひとりだけと決めている家庭は2LDKがよいかもしれません。
3人家族の場合
2LDKは3人家族によく選ばれる間取りです。子どもが大きくなっても、すぐに子ども部屋を用意してあげられます。
子どもが小さいうちは夫婦それぞれが個室を使えるのも嬉しいポイントです。
4人家族以上の場合
夫婦それぞれに個室が欲しい!という場合は少し手狭かもしれません。1つの部屋をパーテーションで区切るなど工夫をすることで子どもが増えてもスペースの確保ができます。
家賃を抑え堅実に生活したい方におすすめです。
3LDK~の場合
3LDKは
- 夫婦それぞれの個室が欲しい
- 子ども部屋も確保しておきたい
- 家賃よりも間取りを優先したい
といったファミリーに向いています。家賃が高くなりがちですが、郊外や駅から距離のある物件であれば比較的手頃でしょう。
3人家族の場合
個室が3つある3LDKは、3人家族にとって十分な広さのある間取りといえるでしょう。
子どもが成長したり増えたりしても引っ越しの必要がありません。夫婦で1つしか個室を使わないのであれば、もう1つはリモートワーク用の書斎やゲストルームとして使えます。
4人家族以上の場合
家族が4人以上でも子どもが小さいうちなら3LDKで十分です。夫婦それぞれの個室も用意できます。
子どもが大きくなったら部屋を譲ったり一番下の子とパパ・ママが一緒に寝るなど工夫次第で快適に過ごせるでしょう。
家族が快適に過ごせる間取りを目指す
どの間取りが最適かは各家族によって違ってきます。
自分の部屋がいるのか、子ども部屋は何年後に必要になりそうか、今後も子どもが生まれる予定があるかなど家族にとって大事にしたいことは何かを事前に話し合っておき、それに沿って選ぶことで最適な間取りを見つけることができるでしょう。
まとめ
この記事では、住まい選びや間取り別のポイントを具体的にご紹介しました。間取りを選ぶ時は、家族がどれだけ個室を欲しがっているか、数年後の家族構成がどう変わっているかでも変わってきます。
「個室は必要ない」「なるべくリビングで過ごして家族とコミュニケーションを取りたい」というご家族なら、個室の少ない間取りでも問題ないですよね。家族の現状と数年後の未来を踏まえつつ、最適な間取りを探してみましょう。
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