「行楽シーズン」は秋だけ?秋ならではのイベント・お出かけを楽しみたい!

秋の公園で遊ぶ親子

行楽シーズンは、春夏秋冬それぞれにあります。

とりわけ活動しやすい秋の行楽シーズンには、家族で秋ならではの体験をしたいものです。

では、行楽シーズンとはいつのことで、どのような楽しみ方ができるのでしょうか?

この記事では行楽の意味はもちろん、秋の行楽シーズンにおすすめの楽しみ方をたっぷりとご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /

住まいの紹介サービスチャットとは

「行楽」ってどういう意味?

秋の公園でピクニックをする家族

まずは「行楽」とはどのような意味かを確認してみましょう。

国語辞典によれば、「行楽」とは「山野などに行って遊び楽しむこと。遊山 (ゆさん) 。」であるとされています。

「山野」とは「山や野原。のやま。また、田舎。」のことですから、行楽とは、こうした場所へ出かけて楽しむことを指す言葉です。

勘違いしやすい部分ですが、ショッピングや遊園地、映画を見に行くことは行楽には当てはまりません。

※引用:
行楽(こうらく)の意味 – goo国語辞書

行楽シーズンはいつ?

紅葉と車

行楽シーズンとは、厳密にいつと定義されているわけではなく、前述の行楽に適したシーズンのことを指しています。

例えば、屋外で過ごしやすい春のお花見の頃や、秋の紅葉の頃がイメージしやすいでしょう。

具体的にいえば、春は桜の開花時期に合わせて、3月下旬〜5月上旬、ゴールデンウィークくらいまでが行楽シーズンです。

秋なら、9月の敬老の日(第3月曜日)と秋分の日(22〜23日頃)が近く、シルバーウィークは行楽に出かけやすい時期です。

夏にはキャンプや川遊び、冬はスキーや雪遊びをするのも行楽ですから、夏休み、冬休みもまた行楽シーズンといえます。

\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /

住まいの紹介サービスチャットとは

秋の行楽シーズンの楽しみ方

紅葉と家族の足元

秋は天候が安定していることも多く、1年のなかでも特に行楽シーズンを楽しめる時期であるといえます。

ここでは秋の行楽シーズンの楽しみ方をご紹介します。

キャンプ・バーベキュー

キャンプやバーベキューは夏のイベントと思われている節もありますが、秋は過ごしやすい気候が魅力です。

また秋ならではの食材も楽しめるため、秋の行楽シーズンにも適したレジャーですね。

ただし、秋になると朝晩は冷えるため、体温調節ができるように長袖の上着などを準備しておきましょう。

世情をかんがみて遠出ができない、外出は控えたいと考えている場合は、自宅キャンプでも十分に楽しめます。

可能であればテントを張るほか、ベランダなどで屋外用のイスを使うだけでも気分が盛り上がるでしょう。

秋の味覚狩り

秋になるとさまざまな果物などが実るため、各地の観光農園で秋の味覚狩りが盛んになります。

秋の味覚の一例には下記のようなものが挙げられます。

  • ぶどう
  • りんご
  • メロン
  • さつまいも

その場で採って食べたり、お土産にしたり、思う存分秋の味覚を味わえる人気の行楽です。

予約の有無や料金等は事前に確認しておきましょう。

紅葉狩り

紅葉狩りもまた、秋の行楽シーズンの楽しみの一つです。

全国のおすすめ紅葉スポットをご紹介します。

大雪山(北海道)

大雪山黒岳の紅葉

大雪山は北海道の中央部、札幌から車で3時間ほどの場所に位置しています。

北海道の紅葉は早く、大雪山でも例年、9月上旬〜下旬にかけて紅葉の見頃です。

8月末、山頂部分から紅葉が始まり、麓の層雲峡温泉では10月上旬まで紅葉を楽しめます。

富良野、美瑛からは比較的近く、秋の風景を楽しみたいルートです。

【公式】大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ

蔵王連峰(宮城・山形)

スキー場で有名な蔵王連峰では、9月下旬〜10月中旬にかけて紅葉狩りを楽しめます。

観光道路の蔵王エコーラインから、有料道路の蔵王ハイラインに入れば、御釜展望台の近くまでドライブしながら紅葉狩りが可能。

一方、別方面から蔵王ロープウェイに乗車しても上空からの絶景を楽しめます。近隣の蔵王温泉などを紅葉とともに満喫するのもおすすめです。

みやぎ蔵王観光navi
蔵王連峰(蔵王山)|観光スポット|やまがたへの旅 – 山形県の公式観光・旅行情報サイト

大芦渓谷(栃木)

大芦渓谷は中禅寺湖に近く、日光東照宮や、紅葉の時期には混雑しやすい日光いろは坂からもすぐの位置です。

見頃は11月上旬〜下旬で、これも近隣の紅葉スポットと変わらないため、紅葉めぐりをするのも良いでしょう。

清流と紅葉のコントラストを楽しめるのが渓谷ならではの醍醐味です。また白井平橋の大もみじが撮影スポットとしても人気となっています。

大芦渓谷 | とちぎ旅ネット〜栃木の観光旅行情報サイト

養老公園(岐阜)

岐阜県、養老の滝の正面に広がる養老公園では、養老の滝までの道をすばらしい紅葉のトンネルが彩ります。

徒歩で約40分の散策路を、紅葉を楽しみながらゆっくりと散策できるおすすめスポットです。

一面の紅葉に、落差30mの名瀑が映えるさまが飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれています。見頃は11月中旬〜12月上旬です。

養老公園(岐阜県)|アートと歴史にふれる自然の地形を生かした観光スポット

香嵐渓(愛知)

香嵐渓は巴川のほとり、赤い橋が印象的な観光地です。「もみじのトンネル」は名所になっており、名前のとおり紅葉のなかをくぐるような体験ができます。

日没後の紅葉のライトアップもぜひチェックしてみると良いでしょう。見頃は11月上旬〜下旬頃です。

香嵐渓 | 【公式】愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」

九頭竜湖(福井)

九頭竜ダムによってできた人工湖の九頭竜湖は、東西に長さ13kmにも及ぶ巨大な湖です。

瀬戸大橋の試作品となった266mの「夢のかけはし」周辺を中心に、10月中旬から見事な紅葉が色づきます。ドライブしつつ車のなかからの紅葉狩りもおすすめです。

九頭竜湖|観光スポット|【公式】福井県 観光/旅行サイト | ふくいドットコム

九年庵(佐賀)

九年庵は佐賀出身の実業家である伊丹弥太郎の別荘です。日本庭園の紅葉が見事ですが常に公開されているわけではなく、春や秋に一般公開の機会が設けられます。

秋は例年11月15日〜23日でしたが、2021年には開催中止となっています。公式ホームページなどで事前に確認してください。

九年庵(神埼市神埼町) | 観光情報検索 | [佐賀県公式]定番から穴場スポットまで佐賀をまるっと楽しむ!あそぼーさが

秋祭り

秋の行楽シーズンの行き先として、秋祭りはおすすめの一つです。祭事や出店などを楽しむのに天候も適しているといえます。おすすめの秋祭りをご紹介します。

鶴岡八幡宮例大祭(神奈川県鎌倉市)

2022年以降、大河ドラマの影響もあり、ますます注目を集めそうな鶴岡八幡宮の例大祭です。

期間は9月14〜16日、このうち例大祭そのものは中日の15日におこなわれます。

八乙女の舞や流鏑馬神事など、鎌倉時代にまでさかのぼったかのような、さまざまな神事が目を楽しませてくれます。祭事にともなう行列も見どころです。

鶴岡八幡宮例大祭 – 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~

岸和田だんじり祭(大阪岸和田市)

勇猛な行列で有名な岸和田だんじり祭も、全国的に有名な秋祭りの一つです。

だんじりと呼ばれる山車(だし)を、勢いをつけて引き回すさまは、誰が見ても圧巻で思い出にも残るでしょう。

だんじりが直角のカーブを曲がることを「やりまわし」と呼び、ぜひ目にしたい見どころとなっています。

時期は9月と10月に分かれているので、スケジュールをチェックしてください。

岸和田だんじり祭 – 岸和田市公式ウェブサイト

大津祭(滋賀県大津市)

大津祭は琵琶湖周辺の大きなお祭りで、国指定の重要無形民俗文化財に指定されています。

京都の祇園祭の流れを汲んでおり、曳山を曳いて無病息災を祈るものです。9月16日からお祭りが始まりますが、本祭は10月に入ってからとなります。

大津祭

新居浜太鼓祭り(愛媛県新居浜市)

四国三大祭りの一つに数えられる新居浜太鼓祭りは、10月16〜18日の開催が基本です。

ただし地区によっては別日程となり15日のイベントもあるため、訪れる際はチェックしてください。

太鼓台と呼ばれる大きな神輿を各地区で担ぎ、豊作を氏神様に感謝するお祭りです。

新居浜太鼓祭り – 愛媛県新居浜市ホームページ|四国屈指の臨海工業都市

おはら祭(鹿児島県鹿児島市)

おはら祭は南九州最大のお祭りです。日程は毎年11月2〜3日で、さまざまな民謡にあわせて踊り手の行列が続くほか、楽隊やチアなどの踊り、パフォーマンスを見ることもできます。

登場する踊り手は2万人を超えるといわれ、目にもあざやかな総踊りを楽しめるでしょう。

おはら祭 | イベント | 【公式】鹿児島市の観光・旅行情報サイト|かごしま市観光ナビ

観光列車の旅

ちょうど秋の行楽シーズン、10月14日は鉄道の日です。鉄道の日にちなんで、観光列車に乗ってみてはいかがでしょうか? 

観光列車とは、ただ交通手段としてではなく、乗ること自体を目的として乗ることのできる列車のことです。

全国各地、さまざまなコンセプト、特徴のある観光列車が走っています。普通の電車しか知らない子どもにとっては、非日常の体験になるでしょう。

旅行

ここまでにご紹介してきた秋祭りや紅葉狩りなどを含め、秋を満喫するための旅行を計画するのもおすすめです。

宿泊旅行なら、少し遠い距離の行楽にチャレンジできます。一方、宿泊が難しい場合は、近場で日帰り旅行を楽しむのも良いでしょう。

身近な自然探索、お祭りなどを探して訪れてみると、距離が近いと思っていた場所でも、今まで知らなかった穴場の景色に出会えるかもしれません。

まとめ

行楽シーズンは秋だけでなく、春にも、また夏や冬にもあります。

とりわけ秋の行楽シーズンには、他の季節ではできない行楽がたくさん待ち構えています。

どれか一つでも試してみると、子どもにとっては一生心に残る思い出になるかもしれません。行楽に適した季節、ぜひ、山野や田舎のゆったりとした空気を楽しみにお出かけしてみましょう。

賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、LINEやチャットでお部屋探しのご相談を24時間受け付けております。

ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /

住まいの紹介サービスチャットとは