家族で潮干狩り!必要な道具や潮干狩りのルールを守って安全に楽しもう

潮干狩り1アサリの写真

春は潮干狩りのシーズンです。

この時期は、産卵を控えてあさりの身が大きくなり、海水の温度が上がって海に入りやすくなります。

海岸には老若男女が押し寄せて賑わいを見せますが、自然を相手にしたレジャーなので、道具の準備とリサーチ、安全対策がとても大切です。

この記事では、潮干狩りができる海岸まで自転車で行ける距離に住み、毎春潮干狩りにいそしんでいる著者が、あさりの潮干狩りで大漁を目指すための道具を紹介します。

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ママライタープロフィール

ayu

15歳と18歳の息子を持つ福岡在住のライター。(※原稿執筆時)
情報誌勤務を経てフリーランスのライターとして活動中。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、興味のおもむくままに楽しんでいます。
息子たちには野球マニア、潮干狩りのプロと呼ばれています。

潮干狩りの基礎知識

潮干狩りに適した時期は3月下旬~5月です。

気温が高くなるとあさりが傷みやすくなったり、貝毒が発生しやすくなったりするので夏は適しません。

潮干狩りの入場料や採れる貝の量は会場によってまちまちですが、例えば、木更津市の牛込海岸では入場料が1800円で採貝量は2キロ(中学生以上)と定められています(2023年3月~7月)。

こうした会場は熊手などの道具を有料でレンタルでき、定期的に貝毒の検査もおこなわれています。

ちなみに、都道府県でも貝毒検査をおこなっているので、自分が行こうとしている海域の情報は事前に調べておきましょう。

参考|新木更津市漁業協同組合牛込支所 牛込海岸潮干狩

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潮干狩りを楽しむための必須の道具

潮干狩り2熊手とアサリ

潮干狩りを楽しみ、大漁を目指すためには持って行く道具選びが大切です。

私のマストアイテムを紹介します。

熊手

潮干狩りの道具といえば、あさりを掘り出すための熊手を真っ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

熊手は砂に深く差し込み、一気に掘り返すようにして使います。

奥から手前に掘り返せるため作業がしやすく、横幅が広いため広範囲を掘り返すことができます。

熊手で砂を掘り返したあとは、熊手やスコップであさりを探るのではなく、あさりを傷つけないように手で探るのがコツです。

ただし、海中には鋭い貝殻やガラスの破片などが落ちている可能性があるため、よく確認して手を入れるようにしましょう。

心配なときはビニール手袋を着用しても良いでしょう。

熊手は、潮干狩りが盛んな地域では、シーズンになるとホームセンターや100均ショップに並びます。

あさりは1か所に複数匹群れていることが多い

あさりは群棲する性質があるため、1匹見つけると、その周囲に数匹から十数匹のあさりがいる可能性が高いです。

熊手で砂を掘り返し、手を入れて確認したときにあさりに触れることができれば、そこは当たりスポットなので、周辺を集中的に探しましょう。

初心者の方は誰もいない穴場をねらうより、多くの人が集中するポイントに行くほうがあさりを見つけやすいと思います。

バケツ・網袋

バケツや網袋はあさりを入れて持ち歩くのに使います。

私はバケツを用意して、捕ったあさりをぽいぽい放り込んでいくスタイルですが、海岸では網袋をもっている達人を多く見かけます。

網袋に入れると、海水や泥が網の間から流れ落ちるため、あさりだけを持ち運ぶことが可能です。

網袋は、インターネットで購入できるほか、潮干狩りが盛んな地域ではホームセンターや100均ショップにもあります。

バケツでも問題なく使える

網袋はあさりだけを入れることができて便利ですが、潮干狩りに頻繁に行くわけでないならバケツで十分代用できます。

バケツの中に熊手やペットボトルといった道具を入れて海岸まで運べるのも利点です。

また、子どもが海の生き物を捕まえたときも、バケツになら入れることができます。

私は5年ほど潮干狩りを続けていますが、ずっとバケツ派です。

イス

潮干狩り3長靴とバケツ

潮干狩りに行く方にぜひおすすめしたいのがイスです。

潮干狩りは不安定な足場に中腰で作業を続けます。

あさりがどんどん捕れて、潮干狩りに夢中になっているうちに、襲ってくるのが腰痛です。

まだ続けたい気持ちがあっても腰痛で止むなく中断せざるを得ないケースも多いでしょう。

折り畳みイスや、お風呂で使うイスを持って行って砂浜に置き、座りながら作業しましょう。

腰への負担が軽減されるので、うっかりお尻を濡らしてしまうこともなく、長時間掘ることができます。

大漁を目指すならイスは必須

潮干狩りができる時間は限られます。

私は干潮の時間から逆算して2時間前に海岸につくようにし、潮が引いていくのを追いかけるように海に向かって潮干狩りをします。

干潮のあとは潮が満ちてきて危険なため、長居はできません。

そう考えると潮干狩りができる時間は2時間程度ということになります。

しかし、イスがなければ2時間も掘り続けることはできないでしょう。

ちなみに、私の感覚ではあさりが捕れやすいのは沖に近いほうです。

あさりの大漁を目指すなら、潮が最も引く時間まで掘り続けることがポイントになります。

私は数年前まで安定感の良い風呂イスを愛用していましたが、持ち運びやすさを重視して現在は折りたたみイスを使用中です。

空のペットボトル

空のペットボトルは、あさりの砂抜きに使う海水を持ち帰るために使います。

あさりがたくさん捕れたときは、砂抜きをするために大量の塩水を作らなければならず、大変です。

しかも、自分で作る塩水よりも、持ち帰った海水を使ったほうが良く砂が抜ける気がします。

ペットボトルを海に持ち込むときは、波に流されないように注意しましょう。

薄手の上着

気温が高くなって軽装で良い季節になっても、海に長時間いると体が冷えます。

濡れても良い薄手のパーカーなどを持参すると良いでしょう。

私は紫外線対策も兼ねてUVカット機能付きのパーカーを着ています。

持っていくと役立つもの

マストアイテムではありませんが、持っていくと役立つものを紹介します。

絆創膏

潮干狩りをする海岸までの行き帰りや、あさりを掘っている最中に、落ちている貝の殻などでケガをすることがあります。

ケガをしないような装備で行くことが大切ですが、万が一ケガをしてしまったときのために絆創膏を持っておくと安心です。

着替え・タオル

気を付けていても、袖やお尻は海水で濡れてしまいがちです。

着替えやタオルを1セット用意しておくと、濡れることを気にせずに思い切り潮干狩りができます。

クーラーボックス

あさりを新鮮なまま持ち帰るためにクーラーボックスがあると良いでしょう。

遠方の方や気温が高い時期に持ち運ぶときは必須です。

潮干狩りができる海岸のルールや禁止事項をチェックする

潮干狩り4干潟の写真

潮干狩りができるのは漁協が運営する潮干狩り会場か、共同漁協権が設定されていない海岸で、どの海岸でも自由にできるわけではありません。

ほとんどの海岸には共同漁協権が設定されていて、漁協の了解なく潮干狩りをすることはできないので注意が必要です。

禁止された漁具を使うことも違法となります。

持ち帰れるあさりのサイズ、使って良い道具(網付きの熊手はNGの場合があります)、あさりを掘っても良い場所は事前に必ず確認しましょう。

また、人気スポットは大変混雑します。

私が行く会場では、潮干狩りの時期はパトカーが巡回して違法駐車を取り締まっているほどです。

潮干狩りはルールを守って楽しみましょう。

潮の満ち引きに気を付けて安全に楽しもう

大漁を目指すという観点から必須の道具を紹介しました。

子どもと初めての潮干狩りを楽しみたい場合は、砂場セットなどもおすすめです。

たくさん捕れると楽しくなって長居しがちですが、潮の満ち引きに気を付けて安全に楽しみましょう。

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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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