【小学3年生向け】おすすめの自主学習ノートのネタ集 初めてでも無理なく始められます【実例あり】

リビングで勉強をする小学生の男の子

小学3年生になると、理科と社会の科目が増え、低学年よりも学習内容が徐々に複雑になっていきます。

そのため、中学年から自学ノートを始める学校や先生も多いようです。

この記事では、小学3年生向けの自主学習ノートのネタを紹介します。

初めて自主学習ノートを開始される方も無理なく始められるように解説します!

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ママライタープロフィール

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nob

小学6年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。

自学ノートとは何か

自主学習ノート(自学ノート)は、子どもの「自主学習」を進めるために使われるノートです。

自学ノートを始めるときは、担任の先生がテーマを出してくれると思います。

漢字のテスト勉強や、算数の計算の練習などから始めます。

これには、中学年になると漢字や計算でつまずく子どもが出てくるので、子どもに家庭での学習方法を教える意味があります。

子どもが自学ノートに慣れてくれば、子どもが好きな教科・テーマでノートを作れるようになります。

ただし、始めたばかりの時期では子どもが1人でテーマを設定することは難しいので、保護者の方が一緒にテーマを考えてあげましょう。

この記事では、テーマ決めに困っている方に実例を入れながらネタを紹介しているので、是非参考にしてください。

自学ノートの進め方

自主学習ノートは、2ページ(見開き1ページ)が基本の形です。

担任の先生によって書き方の指定もあると思いますが、もし指定がない場合はこちらを参考にしてみてください。

自学ネタ小3②
写真:筆者作成

ノート例の写真を見てください。

まず、日付を書きます。

次に、何について自主学習をするのか、「学習のめあて」を書いておきましょう。

ノート例では、計算問題の書き方(左)と慣用句の調べ学習(右)の例を出しています。

保護者の方がここまで一緒に書き、子どもに続きを自分でさせてみましょう。

慣れれば、自分でテーマを設定できるようになります。

空きスペースに、計算問題の間違いのやり直しや、自分なりの学習ポイントを書きます。

ただし、詳細なルールなどは担任の先生の指示に従って、ノート作りをしてください。

国語の自学ノートのネタ

自学ネタ小3国語の自学ノート
写真:筆者作成

小学3年生の国語では、漢字だけでなく、ローマ字の練習も楽しいと思います。

簡単な英語の単語なども書いてみたい時期だと思いますので、書きたがる場合は積極的に英語も自学ノートに取り入れましょう。

先のことを考えて、語彙力を少しずつ増やすこともおすすめです。

ローマ字

写真の左側が、ローマ字の練習になります。

ローマ字の練習ノートの場合、アルファベット表とローマ字表を印刷してノートに貼っておくと勉強しやすくなります。

ローマ字のなかでも、間違えやすい「びゃ」や「じゃ」といった書き方の練習を多めにすると良いでしょう。

漢字・熟語

写真の右側は、漢字・熟語の練習ノートです。

今回は横書きにしていますが、もちろん縦書きに書いてもOKです。

小学3年生では、私たちが普段使う漢字が数多く出てきますので、確実に覚えましょう。

漢字の練習は普通の宿題として出されると思いますので、自学ノートではその先の学習、例えば今回の参考例のような、熟語を調べて書くと語彙力が付きます。

熟語は、インターネットで調べても良いのですが、小学生用の漢字辞典を使うと辞書を使う練習にもなります。

算数の自学ノートのネタ

自学ネタ小3算数の自学ノートのネタ
写真:筆者作成

算数では、小学2年生でつまずきやすい九九の計算の定着をしたり、4年生の学習につながる図形の問題などに取り組むと良いでしょう。

計算問題

塾でも多くの子どもを見てきましたが、小学3年生の段階であれば、算数にたとえつまずいていても取り返すことができます。

足し算や引き算も、桁が大きくなると計算に時間がかかるようになります。

無料のドリルなども活用しながら、自学で計算練習をすることをおすすめします。

写真左では、小数の計算問題を取り上げました。

よくあるミスが、小数点の付け間違い、付け忘れです。

普段から気をつけるポイントを確認しておくと、いざテストの時でも間違いが少なくなります。

図形問題

中〜高学年になるにつれて、図形の問題が複雑になっていきます。

写真の右側には、三角定規について学習するノートを書いてみました。

三角定規は、普段でも使うようになりますし、角度など定規の持つ性質を理解していると、後々役に立ちますので、自学ノートで意識して学習すると良いでしょう。

社会の自学ノートのネタ

小学3年生の社会では、まずは自分が住んでいる地域、まちについて関心を持つようなノート作りをしてはいかがでしょうか。

例えば、自宅から学校までの道程をノートに書いてみて、どのようなお店があるのか、交番や消防署などの公共施設はないか、神社やお寺などの歴史的建造物はあるのか、といったことを書き込んでいきます。

保護者の方も一緒に散歩しながらノートを作ってみると、意外な発見があるかもしれません。

写真を撮って、ノートに貼っても良いですね。

地域の防災地図、例えば災害が起きたとき避難場所はどこなのか、といった実生活に役立つ情報をまとめるのもおすすめです。

理科の自学ノートのネタ

自学ネタ小3理科の自学ノートのネタ
写真:筆者作成

小学3年生の理科も、専門教科として始まったばかりなので、生活に身近な物から学習が始まります。

学校で植物を育てたり、生き物を育てることも始まっているのではないでしょうか。

そういった植物や生き物の観察も、子どもの理科力を育てます。

昆虫のまとめ

今回の記事では、左側のように、昆虫のまとめをノートにしました。

昆虫の身体のつくりは、テストにも出ますので、学習しておいて損はありません。

できれば自分で絵を描くと、頭にインプットされます。

絵が苦手な子どもには、インターネットに無料のプリントがたくさん出ていますので、印刷して貼ってあげましょう。

植物の観察

写真の右側は、ホウセンカの育ち方のまとめノートです。

実際に学校でホウセンカを育てた方もいらっしゃると思います。

育てた実感のあるうちに、観察の様子をまとめておくと良いでしょう。

どのくらいの日数で芽が出たのか、どのくらいの頻度で水をあげたのかなどの情報をノートに書き込みましょう。

お楽しみの自学ノートのネタ

自学ネタ小3お楽しみの自学ノートのネタ
写真:筆者作成

最後に、学校や先生によっては、子どもの趣味や関心のあることを自由に書いて良い自学ノートがあります。

お楽しみノートやわくわくノートなど、さまざまな呼び方があります。

物語を作ろう

写真の左側には、子どもが創作したお話を書いています。

実際に、小学校の授業でお話を書く授業がありました。

絵本が好きな子どもは、楽しくお話を書けると思います。

お話作りが苦手な子どもであれば、保護者の方も一緒にお話を考えてはいかがでしょうか。

お話作りを通して、起承転結などの文章の構成を考えたり、読み手に文章を伝える工夫をするようになります。

ペットの観察

ノートの右側の写真は、実際に買っているペットを観察した様子をノートにまとめたものです。

みなさんも、犬や猫、ハムスター、メダカや金魚、鳥など、さまざまなペットを飼っていらっしゃると思います。

自分の飼っているペットであれば、愛情を持って育てていますよね。

それぞれの動物の特徴をとらえながら、ペットの紹介ノートを作ってみてください。

まとめ

自学ノートは、小学3年生頃から始めると、良い効果が得られます。

例えば、ノート作りを工夫しながら試行錯誤することで、自分なりの学習方法が見つかるようになります。

また、さまざまなテーマを扱うことで知識も増え、考える力もついていきます。

そして、2年生までの間に苦手になった単元を、復習することができます。

子どもが興味のあるところから始めても、苦手なところを一緒に取り組んでも、どちらからでも始められます。

子どもと一緒に楽しみながらテーマを考え、自学ノートを進めてみてくださいね!

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