保育園でもお弁当が必要?年齢別のおすすめ簡単おかずもご紹介

保育園の給食

保育園は給食が中心なので毎日お弁当が必要になることは少ないものの、あえてお弁当が必要なイベントを設けているところも少なくありません。

運動会や遠足のほかにも「お弁当の日」を定期的に設けている保育園も多いのはなぜでしょうか。

この記事では、なぜ保育園にはお弁当が必要な日があるのかを紹介するとともに、作るときのポイントや年齢別のおすすめおかずなどをお伝えします。

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保育園にもお弁当の日がある?お弁当の日の意味は?

保育園にお弁当は必要?お弁当の日の意味は?

保育園に「お弁当の日」があるのは、食が子どもの心身の成長に深く関係しているからです。

食事は心身の成長で大きな役割を担っており、多くの保育園で「食育」を推進する考えがあります。

食べることは生命維持・発育・発達に欠かせないものであり、とりわけ乳幼児期の子どもにとっては食の楽しみ、料理(調理)の喜びなどを五感で感じるための重要な機会です。

子どもが心身ともに成長する貴重な機会を確保することが保育園給食の大きな目的の一つですが、同時に「家庭でも食育に対する理解を深め実践してもらうこと」が欠かせません。

お弁当作りをとおして親の食に関する関心を高め、家庭と保育園が協力して食育に取り組めるよう促すことが「お弁当の日」の目的です。

同時に食を通じて、親子のコミュニケーション機会を創造するだけでなく、親自身の欠食を防止するためにも「お弁当の日」が有効とされています。

保育園のお弁当の入園準備は何が必要?

お弁当箱やカトラリー、お弁当袋やランチョンマットなどを必要に応じて用意し、名前を付けましょう。

お弁当箱選びは洗いやすさなど手入れのしやすさ、子どもがふたの開け締めをしやすいかどうかと、食べる量によって大きさも重要です。

お弁当袋やランチョンマットは撥水加工でアイロンがけ不要な素材のものがラクです。

保育園のお弁当作りのポイント

保育園のお弁当作りのポイン

調理設備が義務ではない認可外保育園は、2割ほどがお弁当持参です。

しかし、調理室もしくは調理設備の設置が義務付けられている認可保育園では、お弁当を用意する機会はほとんどありません。

そのため、年に数回から月に数回程度しかないため作り慣れておらず、加えて朝の忙しい時間でのお弁当作りが想像以上に大きなストレスになることもあります。

少しでもストレスを軽減するためには、時短料理のレシピをメモしておいたり、便利な道具を準備しておいたりすることが有効です。

衛生面に注意!

保育園のお弁当に限りませんが、お弁当を作る場合に特に注意すべきなのが衛生面です。

作ってから食べるまでの時間が長い場合や、夏は特に注意が必要です。

ご飯やおかずは中心まで加熱した後にしっかり冷ますことを徹底し、できる限りお弁当内の水分を減らすことを意識しましょう。

冷ます時間があまりないときは、加熱後に冷蔵庫や冷凍庫へ入れるのも手です。

また、抗菌シートや保冷剤なども使うと、食中毒リスクを下げられます。

しばらく使っていないお弁当箱や水筒は、カビやサビなどをチェックしてから使うようにしましょう。

食べ切れる量とサイズに

お弁当箱の大きさや使いやすさは、子どもがお弁当を残してしまう原因になる可能性があるため注意が必要です。

「たくさん食べて欲しい」「栄養バランスを整えたい」などの思いで詰め込みたくなる気持ちをぐっとこらえ、食べ切れる量に調整しましょう。

「詰め込みすぎで食べにくい」「見た目でお腹いっぱいになってしまう」「スカスカだと偏ってしまい、味が混ざって食べにくくなる」などを避けるためにも、適切な大きさのお弁当箱を使うことが大切です。

箸、スプーンやフォークなどの道具も年齢に合わせて使いやすい大きさのものを準備しましょう。

好きなものを食べきれるだけ入れる

食育の観点からみると栄養バランスが気になるところですが、保育園のお弁当はまず「残さず食べてくれること」が最優先です。

完璧な栄養バランスのお弁当を作っても食べてくれなければ意味がありません。

ハンバーグやミートボールなど普段好きなメニューをメインに、好きなものや食べたいものをバランスよく入れましょう。

チルド品や冷凍食品なども組み合わせれば、調理の負担を軽減できて親もうれしいのはもちろん、子どもも残す罪悪感や怒られるストレスから開放されます。

主食は手でつかみやすいものに

保育園のお弁当の主食は、小さめのおにぎりやロールサンドイッチなど、手で掴んで食べやすいものがおすすめです。

ひと口、ふた口くらいで食べられる大きさが良いでしょう。

楽に食べられるものを小分けにすればリズムよくきれいに食べられます。

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【年齢別】保育園のお弁当簡単おかず

年齢別の保育園のお弁当おすすめ

0~6歳まで通う保育園では、年齢によってちょうど良いお弁当の内容が変わります。

食べやすさを重視したり箸の練習を重視したり、何かと調整する時期が訪れるため状況に合わせて対応することが大切です。

年代別の気をつけるポイント、おすすめのお弁当箱のサイズやおかずを紹介します。

1〜2歳児におすすめのお弁当おかず

標準的なお弁当のサイズ:容量270~280mlくらい

1~2歳児のお弁当は、食べられる食材と食べやすさがポイントです。

栄養バランスも気になるところですが、まずは「しっかり食べてくれること」が最優先。

  • ミートボール
  • タコやハートの装飾ウインナー、ソーセージ
  • 卵焼き
  • チキンナゲット
  • さつまいもサラダ
  • キャラクター型のポテト

子どもが好きなおかずをメインに、おにぎりを一口サイズにしたり卵焼きを半分に切ったりして、全体を手づかみで食べやすいように仕上げると良いでしょう。

アンパンマンやミッキーマウスなどの子どもが好きなキャラクターをかたどったおかずはよろこんで食べてくれますよ!

お弁当の見た目や彩りに興味を持ちはじめたら、型で抜いた野菜を使って見た目を華やかにするのもおすすめですが、ピックなどの装飾はまだ危ないので避けましょう。

また、噛まずに飲み込めそうな大きさの食材は喉に詰まる恐れがあります。

ミニトマトやブドウは半分に切るなどして、小さいサイズにすることを意識しましょう。

3〜4歳児におすすめのお弁当おかず

標準的なお弁当のサイズ:容量300~450mlくらい

食べない子は300mlでも多いくらいですが、食べる子は400ml以上の大きさでも足りないくらいに個人差が大きい時期です。

たくさん食べるようになると栄養バランスを整えやすくなるものの、食べ気を削いでしまっては意味がないため、おかずは引き続き好きなものを優先しましょう。

  • 豆腐や野菜をたっぷり入れたミニハンバーグ
  • 一口コロッケ
  • エビフライ
  • ツナとブロッコリーのサラダ
  • チーズちくわ

カップグラタン1~2歳児のおかずと比べると食べられるメニューの種類が増えます。

小さめに切ったミートボール、ミニトマト、キャンディチーズなどを活用して栄養・彩り・食べやすさを整え、フォークやスプーンで食べられるものを一口大で詰めるのがおすすめです。

5〜6歳児におすすめのお弁当おかず

標準的なお弁当のサイズ:容量450~500mlくらい

お弁当の容量は随分大きくなってきますが個人差もあります。

残さず食べきることで達成感や満足感を養うことも大切なので、子どもの食べる量に合わせてお弁当のサイズを調整しましょう。

この頃になると、かなり上手に食べられるようになり、お弁当の量も増えるとともに好き嫌いも明確になります。

  • 唐揚げ
  • 豚肉とピーマンの炒めもの
  • 焼き魚
  • かぼちゃといんげんのサラダ

好みも考慮しつつ、好きなものや食べたいものを詰めて「足りない」を回避することに加え、苦手な食材をプラスするのも忘れずに。

家では食べられないものでもお弁当なら食べられる可能性があるため、ピックなどを使って食欲を刺激しましょう。

その際、子どもの意見を聞いて調理法や盛り付けなどに反映すると、苦手なおかずでも完食してくれる可能性アップにつながります。

保育園の遠足の日におすすめのお弁当おかずは?

遠足や運動会などで食べるお弁当は、子どもにとって普段とは少し違う特別なものです。

好きなものを優先したり食べやすさを意識したりする点は普段どおりですが、外で食べる場合を考慮して盛り付け方を工夫すると良いでしょう。

  • おにぎりを一つずつアルミホイルやラップで包む
  • いつもよりピックを多く使って食べやすくする
  • おかずとご飯を一緒に食べられるようにする

遠足では子どもたちが普段よりはしゃぎながら食べることになるため、いつも以上に食べやすい盛り付けがおすすめです。

おにぎりやサンドイッチを一つずつラッピングしたり、ピックを多めに使って手づかみで食べやすくしたりすると良いですね。

  • 唐揚げのおにぎり
  • 卵焼きのおにぎらず
  • BLTサンドイッチ
  • テリヤキチキンサンドイッチ

上記のように主食とおかずを同時に食べられるように工夫するのもおすすめです。
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まとめ:子どものリクエストも取り入れて

保育園のお弁当は、家事や仕事で忙しいなかで作らなければならない大変な作業です。

とはいえ、大変さばかりを意識しすぎると苦痛になるだけで、親も子どももメリットがありません。

時短レシピや道具などを活用してなるべくストレスを減らし、子どもと一緒に楽しみながらできる環境を整えられると良いですね。

好きなものや食べたいもの、どのような風に食べたいか、実際にどのように食べたのかなど、子どもと会話をしながら取り組むと楽しく取り組めます!

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