幼稚園のお弁当作りは、子どもの好みを考慮したり栄養のバランスや彩りを考えたり、とにかく大変ですよね。
大変な幼稚園のお弁当作りのストレスを少しでも減らすポイントは、ずばり「適当さ」です。
簡単に早く作るポイント、時短のコツや人気おかずレシピまでお届けします。
アイデア切れや食べ残しの悩みがなくなり、毎日でも幼稚園のお弁当を作りたくなっちゃいますよ!
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目次
幼稚園のお弁当、悩みポイントは?
見た目にも栄養バランス的にも完璧なお弁当を卒園まで毎日作り続けるのは本当に難しいもの。
「手作りお弁当についてのアンケート(2019年/くらしHOW研究所)」によると、幼稚園のお弁当づくりで次のような悩みを抱えているようです。
- メニューがマンネリ・ワンパターン(7割以上)
- 見た目が地味なりがち
- 傷まない工夫
- 栄養バランスが偏りがち
- お弁当を作る手間を減らしたい
- 隙間の埋め方
- お弁当を作る時間を短くしたい
- 冷めてもおいしい工夫
特に多いのは「メニューのマンネリ化」で全体の7割以上。
「見た目」「衛生面」などとともに多くの人の悩みのタネになっています。
毎回同じ!ワンパターンでアイデア切れ
幼稚園のお弁当がワンパターンになってしまう理由の一つは「子どもが食べてくれるおかずが限られている」こと。
野菜や魚を食べてくれなかったりトマトがダメだったり、嫌いなものは一口も手を付けずに残してしまう子どもは珍しくありません。
そんなときは、ほんの少しおかずの味に変化をつけるのが効果的です。
同じ食材でも、煮ると焼くでは見た目も味も大違い。
お弁当に変化が出て子どもが興味を持つかもしれません。
「幼稚園 お弁当 レシピ」「幼稚園 食材 アレンジ」などで検索してみましょう。
ただし、本人があまり気にしておらず、その方がむしろ安心する場合はパターンを作ってしまうのも手です。
食べきれなくて残してきてしまう
具材や量を調節しても食べ残しが多い場合は、理由を探ってみましょう。
- お弁当箱が使いづらい・食べにくい
- かわいい盛り付けを崩したくない
- 食べたいおかずがない
- においや味が苦手
- 食感が良くない
など、子どもにとってお弁当を食べきれない理由がわかれば解決できることもあるでしょう。
せっかく作ったお弁当が残っていると悲しい気持ちになるものですが、まずは「なぜ食べきれないのか」理由を聞いてみることをおすすめします。
「本当は全部食べたいのに……いつもお弁当を作ってくれているのに残してごめんなさい」と、むしろ子どものほうが強いストレスを感じている可能性もあります。
「毎日つくってあげているのに!」などと腹をたてる前に、優しく聞いてみてあげてくださいね。
時間や手間がかかって毎朝大変
毎朝イチからお弁当を作るのは、本当に大変な作業。
特に手間のかかるキャラ弁や、唐揚げなどは調理時間に加えて冷ます時間が必要なため、とにかく手間も時間もかかります。
その結果、お弁当がワンパターンになってしまったり子どもが食べにくい内容になってしまったり、悪循環を生みかねません。
そういうときには「作り置きおかず」「冷凍食品」などが重宝します。
自然解凍可能な冷凍食品は、解凍の手間がいらないだけでなく保冷剤としても使えて一石二鳥。
唐揚げは前日までに冷凍しておいて盛り付け直前に加熱すれば、衛生面(再加熱)の不安も軽減できますよ。
また、手軽に見た目や栄養バランスを整えられる食材を使うのもおすすめです。
- ブロッコリー
- キャンディチーズ
- うずらの卵
- 枝豆
などの食材は調理不要でそのまま使えるだけでなく、百均のピックなどを使うだけで一気にお弁当の見た目が華やかになりますよ。
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幼稚園のお弁当作りのポイントは食べやすさ
幼稚園のお弁当は「子どもが食べてくれること」が最優先。
見た目、味付けや栄養バランスなども当然気になるでしょうが、まずはしっかりと食べてくれるお弁当を作ることを目指しましょう。
ポイントは「食べやすさ」「好きなおかず」の2点です。
おかずは一口サイズに
お弁当のおかずは「食べやすい一口サイズ」がおすすめ。
例えば大きな唐揚げを一口で頬張ったと想像してみましょう。
口のなかいっぱいに食べ物が入っていると、噛むのも飲み込むのも疲れませんか?
それも大好物なら良いですが、あまり好きではないものや嫌いなものだったら「食べたくないな」と思うのではないでしょうか。
当然これは子どもにも当てはまります。
「大きいおかずは食べるだけでも疲れる」「食べても減らない」イメージから「もういらない」となってしまうことを避けるため、子どもが食べやすい大きさを意識しましょう。
個人差はありますが、幼稚園頃の子どもにとってはミニトマト程度の大きさで口の中がいっぱいになってもおかしくありません。
パクパクとリズムよく食べられる大きさにするだけで、毎日残さずお弁当を食べてくれる可能性が上がります。
ブドウやミニトマトなどの喉に詰まりやすい食材は、半分に切って詰まりにくくするのも大切です。
好きなものを食べきれるだけ入れる
幼稚園のお弁当のおかずは、基本的に子どもが好きなものばかりでも問題なし。
チキンナゲットやハンバーグなど子どもに人気のおかずをふんだんに使い、とにかく子どもが食べたくなるようなお弁当に仕上げることが大切です。
毎日のお弁当が好きなおかずだらけだと完食しやすくなり、継続するとで完食グセが付いたり食べる量が増えたり、良い効果が期待できます。
はじめのうちは、子どもが「もう少し食べたい」と思うくらいの量に調整するのも効果的。
時間的にも余裕を持って完食できると「食べ切れた!」と成功体験につながりやすくなるだけでなく、野菜や苦手な食材にも箸が伸びやすくなりますよ。
また何かのご褒美として、子どものリクエストメニューに応えるのもおすすめ。
子どものほうから「あれが食べたい」「これが食べたい」とリクエストがあったときは可能な限り対応できると良いですね。
栄養バランスが気になるでしょうが、意外にも「卵焼き、ミートボール、ブロッコリー、ミニトマト」程度でも必要最低限の栄養素はクリアできます。
食べてくれないことには栄養バランスもなにもありませんからね!
主食は手でつかみやすいものに
一口サイズのおにぎりやサンドイッチなど、手でつかんで簡単に食べられる主食にすると残さず食べてくれる可能性アップにつながります。
ラップおにぎりやラップサンドなどは、子どもが早く食べやすいだけでなく作るのも簡単なのでおすすめです。
また、百均などで売っているグッズを使うのもおすすめ。
簡単に一口サイズのキャラ型の一口おにぎりやカワイイおかずなどを簡単に作れるグッズが揃っているので、お弁当メニューに幅が出ますよ!
幼稚園のお弁当、おすすめの人気のおかずは?
幼稚園のお弁当では、次のようなおかずが人気です。
- チキンナゲット
- ハンバーグ
- うずらの卵
- コーン
- カップグラタン
- ウインナー、ソーセージ
- 卵焼き
- 唐揚げ
- 春巻き
- 大学芋
- ナポリタン
単純にお弁当に入れる頻度が高いのも理由の一つでしょうが、あまり手の混んだレシピよりも簡単でわかりやすい味のレシピが人気です。
調理不要で入れられる食材、子どもが好きな食材、栄養バランスを整える食材などと簡単なレシピを覚えておくとお弁当作りが格段に楽になりますよ!
調理不要でそのままお弁当箱に入れられる食材
- 煮豆
- 枝豆
- うずらの卵
- キャンディチーズ
- ブロッコリー
- ミニトマト
- さつまいも
- とうもろこし
- カニカマ
- 卵焼き
加工済みで販売されている煮豆、冷凍の枝豆やうずらの卵など隙間を埋めるのに便利な食材は要チェック。
水洗い程度で使えるミニトマトやブロッコリーも加えて、栄養バランスや彩りも整えられる使い勝手の良い食材です。
ただし、ミニトマトのヘタには雑菌が多いので、必ず取り除いてから水洗いし、ヘタ付きのままでお弁当へ詰めるのは止めましょう。
さつまいもやとうもろこしは、事前に適度な大きさに切って冷凍し、使うときに電子レンジで加熱すればあっという間に1品プラスできます。
さつまいもととうもろこしをマヨネーズで和えてサラダにしたり、卵焼きの具にしたり、簡単に作れるアレンジレシピも多く重宝しますよ!
チーズなどアレンジしやすく子どもに人気の食材
- ちくわ
- かまぼこ
- ハム
- チーズ
子どもに人気が高く、そのままでも食べられる加工品は絶好のお弁当食材です。
そのまま使ってももちろん良いですが、焼いたり揚げたりもできる使い勝手の良さも魅力です。
上で挙げた4つを混ぜておかずサラダにしたり、ちくわにチーズを詰めたりハムで挟んだり。
人気食材はインターネット上にレシピが多く、さまざまなアレンジができるのがメリットですね。
子どもが食べやすい野菜は?
- ミニトマト
- ブロッコリー
- ニンジン
- さつまいも
緑の野菜のなかでは比較的好きな子が多いブロッコリー、準完全食といわれるトマトやさつまいもはぜひともお弁当で使いたい食材です。
赤、緑、黄色で彩りよく、栄養バランスも整ったお弁当になりますよ。
人参やさつまいもは料理のバリエーションが多く、簡単アレンジレシピが豊富なのも魅力。
子どもの年齢に合わせてミニトマトをカットするなどの配慮は必要ですが、洗ってそのまま使えるのも簡単でうれしいですね。
そのまま使えるミニトマト、ブロッコリー、チーズがあれば、あとは卵焼きとウインナーを詰めるだけで栄養バランスも整います。
自然解凍できる冷凍ブロッコリーを使って調理の手間を省きつつ、保冷剤としても使うのもおすすめです。
肉や魚のタンパク質おかず
- ミートボール
- ウインナー
- ハンバーグ
- チキンナゲット
- しゅうまい
- 鮭の切り身
- 卵焼き
- ゆで卵
レトルトや冷凍食品でまかなえるものは衛生面の心配が少なく、冷めた状態でもおいしく食べられるお弁当おかずの強い味方。
調理の手間がいらず子ども受けも抜群と非の打ち所がありません。
お弁当の定番卵焼きは、甘くしたり混ぜものをしたりバリエーションをつけやすく、アレンジレシピも豊富です。
人参、玉ねぎ、ピーマンやきのこ類など野菜をたっぷり練り込んだハンバーグ、焼鮭のほぐし身を入れた卵焼きなど、少し手間をかければ栄養価が高まります。
カラフルなフルーツをデザートに
- グレープフルーツ
- さくらんぼ
- みかん
- キウイ
- いちご
元気に遊び回る幼稚園児のエネルギー源になる糖分の補給も重要です。
不足すると体が動かしにくくなったり、集中力がなくなったりすることもある大切な成分です。
お弁当に入れる場合はなるべく新鮮なものを使い、別容器に入れるなどすると衛生面の不安を軽減できます。
暑い時期には冷凍フルーツを使うと保冷剤の役割も果たして一石二鳥ですよ。
簡単で映えるお弁当グッズも便利に楽しく使って
お弁当箱やランチョンマットなど、お弁当の時間に使うものを子どもが好きな色、柄、形やキャラクターにするのも効果的です。
外見だけでなく、ラッピングの柄やカップ、バラン、ピック、箸やスプーン・フォークなども子どもの好みで揃えると最後まで楽しく食べきってくれるかもしれません。
箸で食べる、ピックで食べる、手で食べるなどの変化をつけても良いですね。
百均で揃うグッズだけでも随分華やかになります。
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まとめ:親子で楽しい毎日のお弁当時間を
幼稚園のお弁当作りは手前もかかりますし、悩み事が多いもの。
さらに、食育意識が高まるなか、お弁当作りに神経質になってしまう方はけっして珍しくありません。
しかしあまり無理をせず、上手にラクをしながら、親にとっても子どもにとっても楽しいおいしいお弁当時間が過ごせると良いですね。
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