現在賃貸マンションや賃貸アパートなどに住んでいるママの中には、妊娠・出産を機に「このまま賃貸で子育てってできるの?」と不安になる方もいるでしょう。
当面は賃貸暮らしを続ける予定のママも、子育てしやすい物件を探したいですよね。
この記事では、子育て世帯でも快適に暮らせる賃貸物件の選び方や、どんな物件がおすすめかをご紹介します。
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賃貸アパート・マンションでの子育てってどう?メリットやデメリット
現在賃貸物件に住んでいる、もしくは当面も賃貸暮らしを続けるママの中には、賃貸住まいを続けながら育児をすることにネガティブな印象をお持ちの方もいるでしょう。
反対に、賃貸住まいならではのメリットもあります。
賃貸住まいでの育児のメリット
賃貸暮らしで子育てをするメリットは大きく分けて4つあります。
一つはライフステージに合わせて引っ越しやすいこと。
例えば子どもが増えて部屋が手狭になったり、子どもが思春期を迎えて自室が必要になったりと、子どもの成長に合わせてライフステージが変化しますよね。
賃貸だと、子どもの成長やライフステージにあわせて転居を考えることができます。
二つ目は、住宅設備の買い替えが不要であること。
賃貸物件の場合、住宅設備のメンテナンスや入れ替えは所有者である大家さんが基本的にはおこないます。
自分たちでメンテナンスしたり買い替えたりする必要がないため、住居にかかるコストを抑えることが可能。
そのほか、マイホームの購入と比較すると、初期費用が抑えられることや固定資産税がかからないことがあげられます。
何かとお金がかかる子育て世帯にとって、大きな出費を抑えられることは嬉しいですよね。
賃貸住まいでの育児のデメリット
賃貸物件で子どもを育てる上でデメリットと感じるのが、子どもの足音や泣き声などが騒音になっていないか気を付ける必要があることでしょう。
下の階へ騒音を配慮して、1階のお部屋を選択するご家族も。
騒音の他、内装や間取りを自由に変えられないため、子どもが増えたり成長すると手狭に感じることもあるでしょう。
資産として残すことができないのも賃貸物件のデメリットです。
▼参考記事
賃貸で子育てをするメリット・デメリットとは?
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子育て世帯に人気の賃貸物件のタイプは?
ファミリー向け賃貸物件のポータルサイト「ママ賃貸」でよく見られた賃貸物件をご紹介します。
他の子育て世帯がどんな賃貸物件を選んでいるか、ぜひ参考にしてください。
南向き・日当たりが良い賃貸物件
日当たりの良い部屋は、子どもがいると増えやすい洗濯物がよく乾きます。
また、湿気がこもりにくいためカビなども生えにくく、部屋全体を衛生的に保てるなどのメリットがあります。
メゾネットの賃貸物件
メゾネットとは、集合住宅でありながら部屋の中に階段があり、1部屋2階以上の構造になっている形式のことです。
上下階にも人が住んでいる場合は注意が必要ですが、「下の階へ子どもの走り回る足音が伝わってしまう」といった心配が軽減されます。
収納スペースが充実していることが多いのも子育て世帯にとってメリットと言えるでしょう。
お風呂が広い・大きい賃貸物件
ママ賃貸では浴室が一坪以上、もしくは1.6×2.0m以上の賃貸物件を検索することが出来ます。
子どもたちをお風呂に入れる際はもちろん、快適なバスタイムを過ごしたい方にぴったりです。
この他、ハンドシャワー付き洗面化粧台のある賃貸物件もおすすめです。
洗面台にベビーバスや沐浴マットを置いて洗面台自体をベビーバス代わりにしたりすれば、洗面台のハンドシャワーで赤ちゃんをお風呂に入れられるので日々の子育てが楽になります。
>>ママ賃貸でハンドシャワー付き洗面化粧台のある賃貸物件を見る
駐車場・ガレージ付きの賃貸物件
駐車場付き賃貸物件なら車と家の距離が近いので日々のお買い物や子どもの送迎もラクラク。
家賃同様に駐車場代もチェックしておきましょう。
子育て世帯におすすめな賃貸物件の選び方は?
子育て世帯が賃貸アパートや賃貸マンションを選ぶ際に抑えておきたいポイントを、家賃や間取り、設備面からご紹介します。
子育て世帯の家賃目安
家賃は手取り金額の25%~30%以下に抑えるのが理想です。
例えば、年収500万円だとすると、約8.3万円~10万円以下が目安になります。
ファミリー向けの賃貸ポータルサイト「ママ賃貸」でよく見られた家賃のページは、「家賃が7万円以下」や「家賃10万円以下」です。
>>ママ賃貸で家賃7万円以下の賃貸物件を見る
>>ママ賃貸で家賃10万円以下の賃貸物件を見る
間取りやレイアウト
子育てする際には間取りも重要です。おすすめの間取りは2DK・2LDK・3LDKですが、子どもの年齢や求める家の広さ、家賃の予算などによって適した間取りは変わってきます。
最低限子ども部屋と親の寝室をどちらも確保するなら、2DKがおすすめです。また、リビングが広い2LDKにすれば、家事をしながら子どもの様子を見守れます。
3LDKにすると子ども2人に個室を用意できるので、子どもが大きくなってからも長く住めるでしょう。
1階かどうか
1階の部屋なら、子どもが走り回ったり大きな声を出したりしても、周囲に音で迷惑をかける心配がありません。
階段の上り下りで転んでけがをする心配もないので、やんちゃな子どものいる家庭には選ぶ際のポイントの一つと言えるでしょう。
また、もし災害が起きて避難することになった場合も、すぐ外に避難できます。
ただし、空き巣などの心配もありますので、1階の部屋を選ぶ際は周囲の治安やセキュリティー面をよく確認しましょう。
収納スペースの広さ
収納スペースはいくらあっても嬉しいものですが、子どもがいるとさらに物が増えやすくなるため、広めの収納スペースがあるかを確認しておきましょう。
特に保育園や幼稚園、小学校にあがる時には、替えの衣服や学用品など、子どもの持ち物が増えます。余裕がある収納スペースを用意しておくとよいでしょう。
和室の有無
小さい子どもがいる場合、寝かせておいたり、遊ばせておいたりするのに和室があると便利です。
畳はクッション性が高いので、転んだり頭を打ったりしてもフローリングに比べてケガをしにくいのが特徴です。
リビングやキッチンの近くに和室があれば、子どもの様子を見守りながら家事をすることも可能です。
ただし、子どもが食べ物や飲み物をこぼしたりしたときは後処理が大変なので、その点も踏まえて選びましょう。
モニターホンかどうか
ドアを開けなくても誰が来たかわかるモニターホンは、防犯を考えると気にしたいポイントの一つです。
もし親がいないときに誰か来ても、ドアを開ける前に誰か確認できるので、子どもが留守番中に事件に巻き込まれる可能性を減らせます。
玄関先で物音がした時にモニターで確認できたり、万が一怪しい人物が来た時にも録画できたりと、防犯性を高めるには欠かせない設備と言えるでしょう。
玄関の広さ
特に子どもが小さいうちは、玄関にベビーカーを置いたり、大人が子どもの靴を履かせてあげるために一緒に座ったりと、広めのスペースがあるとよいでしょう。
子どもが大きくなってよく外で遊ぶようになったら、ボールやバット、バトミントン、スケボーなど外遊びの道具をしまえるスペースも必要になるかもしれません。
最低限の広さは確保しつつ、可能な限り広い玄関のある部屋を選ぶのがおすすめです。
自転車置き場の有無
子どもの送迎や買い物など、子育て中は自転車が活躍する場面も多くなります。
特に子どもが小さい家庭は、大きな自転車が置けるかどうかを確認しておくとよいでしょう。
また、子どもが成長してくると、子ども用の駐輪スペースを用意する必要も出てきます。
マンションの場合、それぞれ使用できる場所や台数が決まっている場合もあるため、見学の際に何台まで置けるのか確認しておくことがおすすめです。
子育て中の騒音や泣き声への対策
子どもが走り回ったり泣いてしまった際、隣や階下から苦情が来ないか心配になることもありますよね。
足音など床への衝撃音は、ジョイントマットやコルクマットで対策するのがおすすめ。
ホームセンターやネットで簡単に購入でき、部屋の形に合わせて敷くことができます。
また、遮音シートや防音カーテンの利用や、家具の配置を工夫して子どもが走り周りにくくする方法もあります。
これから賃貸物件を探す方は、内見の際に防音対策の有無や建物の間取り、室内の反響音などをチェックしておくと安心です。
▼参考記事
子どもの足音対策にも!賃貸マンション・アパートでもできる防音対策をご紹介
まとめ
いかがでしたでしょうか。
賃貸ポータルサイト「ママ賃貸」でよく見られた物件の特徴をもとに、子育て世帯の物件探しのコツをご紹介しました。
紹介したポイントはもちろん、子どもの年齢や人数、家賃の予算によっても賃貸物件の選び方は変わってきます。
ご自身の家庭にぴったりな物件を探すにはどのような条件が必要なのか、今回紹介したポイントや街の住みやすさも参考にしつつ、ぜひ子育てしやすい物件を見つけてください。
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