食器洗いは手間や時間がかかるため、わずらわしく感じてしまうこともあるでしょう。
そんなときに便利なのが、食洗機の活用です。
食洗機は家事の時短を実現できるだけでなく、電気代の節約にもなるアイテムです。
食洗機と手洗いにかかる電気代(ガス代)の比較や、食洗機を利用する場合の節約方法を紹介します。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
食洗機と手洗いにかかる電気代や費用を解説
まずは、食洗機と手洗いにかかる光熱費や水道代、洗剤代の目安をそれぞれ紹介します。
電気代(ガス代)
食洗機を使用した場合、卓上タイプで1回約20円、ビルトインタイプで1回約30円の電気代がかかります。
手洗いの場合は、都市ガスかプロパンガスかによっても異なりますが、30〜40円程度のガス代がかかると考えて良いでしょう。
水道代
光熱費のほかに、食器洗いをする際は水道代が必要です。
食洗機は少ない水を効率良く循環させて食器を洗うので、1回あたり約3円と水道代も少なく済みます。
一方で、手洗いの場合は食器を一つずつ洗い流す必要があるため、1回あたり約20円とコストが高くなる傾向にあります。
食器用洗剤代
食器用洗剤は使用する商品によっても異なりますが、目安として、食洗機が1回あたり約3円、手洗いの場合は約5円程度と考えられます。
手洗いはその日によって洗剤の使用量が変わるので、洗剤の量を意識的に減らすなどの工夫も必要です。
食洗機と手洗いでは電気代はどっちが安い?
食洗機と手洗いにかかる電気代(ガス代)や水道代、洗剤代を踏まえたうえで、結局のところどちらのほうが節約できるのか解説します。
食洗機の方が手洗いより大幅な節約に
上記で紹介したように、食洗機を使用した食器洗いは手洗いよりもすべてにおいてコストが安く、特に光熱費に大きく差が出ることがわかります。
資源エネルギー庁が作成している省エネポータルサイトによれば、電気を31円/kWh、ガスを162円/m3、水道260円/m3として1日2回食器を洗うと仮定した場合、食洗機を使った年間光熱費と水道代は合わせて19,090円、手洗いの場合は25,560円となっています。
両者を比較すると年間約6,500円ほどの差があり、食洗機のほうが大幅に節約できることがわかるでしょう。
電気代やガス代は使用する地域や契約会社・プランによっても異なるため、正確な違いはご自身で計算してみることをおすすめします。
食洗機は何年使えば元が取れる?
食洗機の使用で年間6,500円節約できるとすれば、7万円の食洗機なら約11年、10万円の食洗機なら約15年で元が取れる計算になります。
ビルトインタイプの場合は本体価格に加え工事費用がかかるため、元が取れるまでの期間はもう少し長くなるでしょう。
しかし、食洗機の導入は経済的コストだけでなく、家事の時短が叶い、時間的なコストの削減にもつながります。
子どもとの時間や自分の趣味に使える時間が増えることを考えると、食洗機を導入するメリットは大きいといえるかもしれません。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
食器洗いの電気代の節約方法や注意点
食洗機は手洗いよりも節約効果が高いことがわかりました。
次に、食洗機を使用する際にできる節約テクニックやコツを紹介します。
できるだけまとめ洗いする
食洗機は稼働した分だけ電気代が多くかかるため、稼働させる回数をできるだけ少なくすることがポイントです。
少量の食器はこまめに洗わず、つけおきしてまとめてから洗うようにしましょう。
つけおきすると汚れも落ちやすくなるので、場合によっては洗剤も少量で抑えることが可能です。
やむを得ず少ない食器で稼働させる場合は、「少量コース」や「省エネコース」などを選ぶと、電気代を抑えやすくなります。
「乾燥なし」か乾燥機能を短縮する
食洗機は洗浄よりも乾燥に多くの電気代がかかります。
実は、食洗機は乾燥機能を使用しなくても、洗ったあとの余熱で食器を乾燥させることが十分可能な場合があります。
洗浄が終わったらできるだけ早く扉を開け、水分を蒸発させることで自然乾燥ができます。
自然乾燥よりも早く乾燥させたい場合、乾燥機能を30分など短時間だけ運転するのがおすすめです。
庫内が高温になるためその分早く乾燥できるうえ、短時間の運転なら電気代も節約できます。
夜間割引プランを利用する
オール電化住宅の場合、23時から翌日7時までは電気代が安くなる場合があります。
この夜間割引を活用すると、電気代を最大半額程度に抑えることができ、大幅な節約につながります。
特に食洗機は他の家電と比べそこまで音が気にならないため、就寝前に稼働させたり、23時以降に運転予約をしたりしておくと良いでしょう。
食器を自然乾燥させたい場合は、朝起きる時間に運転が終わるよう設定すると、運転終了後すぐに扉を開けられるためしっかり食器を乾かせます。
まとめ:時間も大幅に短縮可能!
食器洗いは手洗いの場合1回20分程度、朝昼晩3回だと1時間程度かかる計算になります。
一方で食洗機を使用すると、食器をセットする時間を5分としても1日15分程度。
食洗機の導入で、1日45分程度の時短実現につながります。
電気代を節約できるだけでなく時間も節約できるため、共働きなど忙しい家庭には特に重宝するでしょう。
子どもや家族との時間や、趣味の時間を増やせることを考えると、思い切って導入してみるのも良いかもしれませんね。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、LINEやチャットでお部屋探しのご相談を24時間受け付けております。
ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /