SNSやテレビでも頻繁に取り上げられ話題沸騰中のDIY。「持ち家じゃないとダメなんでしょ?」と思っていませんか?実は賃貸でもDIYができるんです!この記事では賃貸でDIYを楽しむポイントや注意点、子どもとできるDIYについてご紹介します。初めての方は100円ショップのアイテムを使って簡単にDIYをしてみませんか?慣れてきたらテーブルの天板をペンキで塗り替えてみるとガラっとお部屋の雰囲気がかわりますよ。すぐに手に入るアイテムを使ったDIYの方法なども紹介しているのでぜひ読んでみてください。
賃貸でDIYを楽しむポイントと注意点
賃貸物件に住みながらDIYを楽しむなら、持ち家とは違う注意点がいくつかあります。ここでは、賃貸物件でDIYを楽しむポイントをご紹介します。
原状回復が不要、もしくは原状回復可能な範囲で行う
賃貸物件でDIYをする前に確認しておくのが退去時に請求される「原状回復費用」です。
ドリルで壁に穴をあけたり壁紙を勝手に張り替えたりすると、入居時の状態に戻すための費用として「原状回復費用」がかかります。賃貸物件でDIYをする場合まずは自分の持ち物である家具や家電などからはじめてみるといいかもしれません。
原状回復が不要な範囲であれば思い切り楽しめます。慣れてきたら原状回復が可能な範囲のDIYに挑戦してみてもよいでしょう。貼ってはがせるタイプのウォールステッカーを使ってみたり、壁にマスキングテープや養生テープを貼ってその上からリメイクシートを貼ると元に戻しやすいです。少し大掛かりなDIYをするときは事前にどこまで戻せるかを計算しておきましょう。
子どもと一緒にできるDIY
せっかくDIYするなら、子どもと一緒に楽しめるものがいいですよね。以下でどんなものがあるのか見ていきましょう。
カッティングシートやタイルでカスタマイズ
さまざまな模様があるカッティングシートなら、お部屋をより好みの雰囲気にDIYできます。
カッティングシートは大きさもさまざまで、絵や模様のサイズに合わせた手のひらサイズや、壁紙のような大きなサイズまであります。お子さんと一緒にDIYするなら、お絵かき感覚で手のひらサイズのカッティングシートを一緒に貼る作業が向いています。
きれいに剥がせるカッティングシートや、上にタイルを貼れる「DIYタイル」というシートもあります。タイルを直接貼ると原状回復が難しくなってしまいますが、DIYタイルの上や養生シートの上に貼るなど工夫すれば、タイルでのDIYも可能です。
100均の材料で子ども専用の家具作り
100円ショップの商品にも、DIYに適したものはたくさんあります。
例えば、木目調の小物入れを買って好きな色に塗り替えたり、木製のフレームに黒板シートを貼ってカフェ風看板にしたり。おしゃれな小物やローテーブル・カラーボックスといった家具など、子ども専用のものを一緒にDIYすると楽しいうえに実用的です。
子どもが自分で作った小物や家具なら、より愛着を持って長く使ってくれるかもしれません。
家具を好みの色に変える
椅子やテーブルの天板部分など、家具を好みの色に塗り替えるのもひとつの方法です。
カラーボックスなど水場の近くで使わない家具なら水性ペンキを使えるので、お風呂場やベランダにビニールを敷いて塗り、飛び散ったペンキはぬるま湯で洗い流せます。近くに広い屋外スペースがあれば、スプレーで子どもでもまんべんなく色を塗れるでしょう。
ペンキやスプレーを使用する際は、匂いや飛び散りが周囲の迷惑にならないよう気を付けて行いましょう。
カラーボックスにリメイクシートを貼る
主要100円ショップでは必ず見かけるリメイクシート。大理石柄やレンガ柄などもあって気軽にリメイクができるんです。頻繁に新商品がでるので見ているだけでも楽しいですよね。
「ディアウォール」でパーテーション作り
ディアウォールは壁や天井に穴を開けずに柱を作れる商品です。
ママでも簡単に取り付けができて原状回復も必要ないので初心者さんにはおすすめのアイテムです。簡単なのにお部屋の作りを一気に変えられますよ。
手のひらサイズのカフェ風看板
木製フェンスやペンキ、マスキングテープなど100円ショップで手に入るアイテムを使ってカフェ風看板を作ってみませんか?
小さめサイズのかわいい看板を玄関や庭先に置いたりすると子どもも喜びそうですよね。 ママ友にも自慢できちゃうかも!
賃貸でも簡単にDIYできるアイテム
これまでご紹介してきたものの他に、賃貸でのDIYに役立つアイテムはたくさんあります。以下で見ていきましょう。
突っ張り棒
突っ張り棒は壁に穴をあけずにさまざまな用途に使える万能選手です。キッチン収納でかさばりがちな調理器具を、突っ張り棒を仕切りにして取り出しやすく配置したり、ワイヤーネットを組み合わせてS字フックをかけられるようにし、お玉やフライ返し、小物入れをひっかけられる壁面収納にしたり。
洗濯機の上やクローゼットの中に取り付けて収納を増やしたりと、使い方は無限大です。
すのこ
100円ショップでも手軽に手に入るすのこは、簡単におしゃれな雰囲気が出せる人気の材料です。
壁に貼り付けて、すのこ自体を「穴あけ可能な壁」にしたり、サイコロ状に組み合わせてボックス棚にしたり。ガーデニング用品との相性も抜群なので、ベランダに敷いて園芸グッズ置き場にしても。
アジャスター金具や2×4材
壁や天井に穴を開けずに柱を建てたい時は、アジャスター金具や2×4材(木材)の出番です。アジャスター金具とは、主に2×4材と組み合わせて使う金具です。
アジャスターで突っ張り部分の高さを調節することで、2×4材をしっかりと支えます。2×4材は、もともとは2×4工法に使用される木材のことでしたが、今では1.5インチx3.5インチ程度のサイズで規格化されています。
キッチンの壁に2×4材をつっぱらせておしゃれな壁掛けにしたり、キッチンのデッドスペースに柱を立てて板を渡し、小さなカウンターを作ったり。DIYの自由度がぐんと高まります。
まとめ
この記事では、賃貸でDIYを楽しむポイントや子どもとできるDIY、賃貸でも簡単にDIYできるアイテムなどについてご紹介しました。賃貸であっても意外と大掛かりなDIYができることに驚いた方もいるのではないでしょうか。
逆に100円ショップの材料で手軽に始められるDIYや、家族みんなで取り組めるDIYもたくさんあります。趣味や思い出作りとして、次の週末に家族でやってみるのもいいかもしれませんね。
子どもの学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。