4歳児・5歳児の平均身長はどれくらい?低身長って何?

子ども3人

「うちの子、ほかの子と比べてちょっと背が小さいかも」と心配になったことのあるパパ、ママもいるのではないでしょうか。

子どもの身長が同い年の子と比べて小さい場合、これから伸びる可能性も十分にありますが、病気が原因で身長が伸びない可能性もあります。

子どもの平均身長は4歳で約99cm、5歳で約106cmが平均身長です。

「低身長かもしれない」と悩んだら、あまり様子を見ないで小児科医や専門医に相談してみるのが良いでしょう。

この記事では、子どもの成長を促す方法も紹介します。

低身長ではなくても、健やかに育っていくためのポイントとなるので、ぜひ記事を読んで意識してみてください。

4歳児と5歳児の平均身長

早速、子どもの平均身長について紹介します。

年齢 男の子 女の子
4歳0ヵ月 100.2cm 99.5cm
5歳0ヵ月 106.7cm 106.2cm

※出典:
クリニック案内 – 【 たにざわこどもクリニック 】

この頃は、まだ男女差はほとんどないことがわかります。

こちらの数値はあくまでも平均値なので、この身長よりも大きいか小さいかだけでは低身長の判断はできません。

子どもによって、身長や体重などの成長スピードには個人差があります。

この数値だけを見て「うちの子は大きい、小さい」と考えたり、むやみに心配したりしないようにしましょう。

子どもの低身長とは?

同じ性別、同じ誕生日の子どもを背の順で100人並ばせたとき、前から2~3人が低身長と判断されます。

統計的に見て、そのように判断されることが多い、という意味です。

子どもの低身長は、体質や遺伝によるものがほとんどですが、なかには病気が原因で背が伸びない子どももいます。

早めに受診して治療を始めれば身長を伸ばせるケースも多いので、子どもの低身長が気になったら、あまり迷わずに小児科医に相談をしてみましょう。

低身長の原因とは?

手書きのはてなマーク

先にお伝えしたように、体質や遺伝による原因が多いのですが、病気によって身長が伸びなくなっているケースもあります。

どのような病気が低身長の原因となっているのか、続いて5つ紹介します。

成長ホルモンや甲状腺ホルモンの病気

男の子で11歳、女の子で9歳ぐらいまでの間は、特に成長ホルモンが骨の成長に関わってきます。

成長ホルモンがしっかりと分泌しない「成長ホルモン分泌不全性低身長症」という病気が、低身長の原因の一つです。

また、「甲状腺機能低下症」も低身長の原因です。

こちらも、さまざまな原因で甲状腺ホルモンが正常に分泌されないことで引き起こされます。

成長ホルモン、甲状腺ホルモンのどちらが不足している場合も、不足しているホルモンを補う投薬治療をおこないます。

染色体の病気

染色体に異常がある病気として「ターナー症候群」と「プラダーウイリー症候群」が疑われます。

ターナー症候群は女の子に見られる染色体異常で、2本あるはずのX染色体が1本しかなかったり、一部が欠けていたりします。

卵巣の発育不良のために思春期が見られず、難聴や心臓病などを合併する場合も。

この病気では、成長ホルモンや女性ホルモン治療をおこないます。

プラダーウイリー症候群は、15番染色体に異常が生じる病気です。

肥満や発達障害などが同時に見られるケースもあり、成長ホルモンによる治療をします。

子宮内発育不全

妊娠満期でも小さく生まれた子どもや、早産で小さく生まれた子どもたち。

このような子どもたちも、3歳までにはしっかりと発育していくことが多いです。

しかし、3歳頃になっても小さく、一定の条件を満たす場合は成長ホルモンによる治療をおこなうことで低身長を改善させられます。

骨や軟骨の病気

軟骨無形成症や軟骨低形成症といわれる病気があります。

遺伝する病気ですが、子どもにだけ突然現れる場合も。

症状として、胴体に比べて手足が短い、頭囲増大など、身体のバランスに特徴が現れる病気です。

もっとも良く見られる軟骨異栄養症では、成長ホルモンによる治療や整形外科による骨延長術がなされます。

心臓・肝臓・腎臓などの臓器の異常

身体の重要な臓器に異常があると、十分に栄養を取り込むことができないため、低身長を引き起こします。

その場合は、臓器の治療をおこない、臓器が改善されれば低身長も改善されます。

低身長を疑って検査をしても、臓器の異常に関しては見落とされてしまうケースもあるので、低身長以外の症状にも注意が必要です。

日頃から、子どもの様子をよく見てあげましょう。

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子どもの身長を伸ばすために大切なこと

子どもの身長を伸ばすためだけではなく、健康的な生活を送るためのポイントともなる行動を4つ紹介します。

十分な睡眠

成長ホルモンは、夜寝ている間に分泌されます。

そのため、早寝早起きの規則正しい生活を送り、十分な睡眠をとることは子どもの成長と健康にとってとても重要です。

成長ホルモンは、特に夜10時から夜中の2時頃に多く分泌されるといわれています。

また、眠りが深いときによく分泌されるため、入眠後1~3時間後ぐらいが成長ホルモン分泌のゴールデンタイムとなるのです。

適度な運動

運動で負荷がかかることで、骨の成長が促されます。

また、体を動かすことでお腹が空き、夜も熟睡できるのです。

特に外遊びをして日光を浴びるとメラトニンという物質が体内で作られ、そのメラトニンが眠りへと導くセロトニンを作ってくれます。

幼稚園や保育園では外遊びをしてくることが多いでしょう。

休日はパパやママも家で休んだりたまった家事をこなしたりと忙しいですが、1日に30分ほどは太陽の光を浴びて体を動かす機会を作るのがおすすめです。

バランスの良い食事

納豆ごはんとひじきとみそ汁

骨を強くするカルシウムは、身長を伸ばしたい子どもの食事に欠かせません。

また、カルシウムの吸収を高めるたんぱく質やビタミンDを一緒に取ることも忘れないようにしましょう。

身長を伸ばしたり、健康な身体を作ったりするには、何か特別なものをたくさん食べる必要はありません。

バランスの良い食事で栄養をとることが大切です。

具体的には、牛乳やプレーンヨーグルト、豆腐や小魚などの食材を毎日摂取するのがおすすめ。

これらはカルシウムを多く含む食品です。

また、納豆や鮭などはカルシウムの吸収を助ける食材です。

このような、食卓に並びやすい食材のなかにも身長を伸ばす助けになるものが多いので、毎日の食事に取り入れていきましょう。

ストレスのない環境

精神的ストレスが大きいと、成長ホルモンが分泌されにくくなります。

また、睡眠に影響が出たり食欲がなくなったりすることもわかっています。

さらに、親の愛情を十分に受けられないことで発症する「愛情遮断症候群」という病気も。

この病気は発達障害を引き起こしたり、低身長が症状として現れたりします。

ストレスのない環境で、愛情たっぷりに接してあげることが、子どもの成長には欠かせないのです。

まとめ

空と家族

子どもの低身長の多くは体質や遺伝ですが、病気の可能性も否定はできません。

治療が早ければ改善も見込めます。

また、健康的な生活を送ることが子どもの健康と成長にとって大切です。

十分な睡眠とバランスの良い栄養、適度な運動をおこない、ストレスのない環境を作ってあげましょう。

特別なことをしなくても、そうした生活のなかで子どもは自然と親の愛情を感じてくれるはずです。

もし、低身長について気になることがあったら、早めに受診しておきましょう。


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