千葉県松戸市は治安が良く、子育て支援に力を入れているとして有名な街です。
商店街や商業施設がありショッピングに便利で、栄えていながら自然が感じられるスポットもあります。
快速電車の停まる駅があり、東京駅まで約30分で移動できるなど都心に出やすく、交通アクセスが抜群です。
この記事では、松戸市が子育て世帯にとって住みやすい街かどうかを解説します。
これから松戸市への引っ越しをお考えの子育て世帯の方は参考にしてください。
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目次
松戸市は子育て支援に力を入れている
松戸市は共働き子育てしやすい街2021で総合1位を取るほど、子育て支援に力を入れている市です。
保護者のニーズに合わせた保育サービスを提供しているなど、保育園・幼稚園に関する取り組みが充実しています。
はじめに、そんな松戸市の子育て世帯に関する情報からチェックしましょう。
共働き子育てしやすい街2021で総合1位
松戸市は、市の最重要施策の一つとして子育てしやすい街づくりを掲げている市です。
子育て世帯へのさまざまな取り組みが評価され、共働き子育てしやすい街で2020年と2021年ともに総合編1位を受賞しました。
2021年の評価では、保育インフラが整っていることや、保育園や放課後児童クラブの対応の質を担保する取り組みが評価されています。
共働き子育てしやすい街とは、日経xwomanと日本経済新聞社が実施する、自治体の子育て支援制度に関する調査です。
全国160自治体から得た回答をもとにランキングを作成したもので、松戸市は総合1位を獲得しています。
調査項目は、認可保育園に入りたい子どもが入れているか、幼児教育・保育無償化以上に保育料の値下げなどをしているか、学童保育が充実しているか、病児・病後児保育施設が充実しているかなどの43項目にわたります。
参照:共働き子育てしやすい街2021 総合編ベスト20:日経xwoman
保護者のニーズに合わせた保育サービスを提供
松戸市では保育園や幼稚園に関する取り組みが充実しています。
2021年4月現在、5年前と比較して保育園や幼稚園、小規模保育施設などが109施設も増設されました。
共働き世帯にとって送迎しやすいよう駅前・駅ナカの施設を増やすなど、特に待機児童になりやすい0~2歳児の受け入れができる小規模保育施設への取り組みを推進しています。
また、長期休暇中にも幼稚園で預かり保育を実施しているところが数多くあり、共働き世帯でも幼稚園に通わせられるように工夫するなど、保護者のニーズに合わせた保育サービスを提供していることが特徴です。
松戸市の子育て環境
続いて、松戸市の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2022年3月31日現在の松戸市における0~14歳の子どもの人口は56,113人です。
松戸市の人口全体の約11.3%に相当します。
教育施設の数
松戸市の教育施設の数は、下記のとおりです。
幼稚園 | 43園 |
---|---|
小学校 | 46校 |
中学校 | 23校 |
高等学校 | 10校 |
なかでも大勝院幼稚園は、子どもたちが遊びのなかから考える力を得られる取り組みをしている幼稚園です。
知能開発教材の活用や体育講師による体力づくり、遊びながら外国人講師と学ぶ英語指導など、さまざまな取り組みをおこなっています。
参照:大勝院幼稚園
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、松戸市の周辺環境をチェックしましょう。
犯罪情報の確認
2022年3月10日に発表された犯罪件数の速報をチェックすると、2021年の松戸市の刑法犯認知件数は2,645件です。
刑法犯認知件数は年々減少しており、ピーク時であった1999年と比較すると、80.7%減少しました。
内容は、侵入盗や乗り物盗、窃盗犯などによる被害の割合が多いです。
普段から防犯対策をおこなうようにしましょう。
参照:犯罪発生状況
交通事故の多い場所を確認
2020年1月~12月までに松戸市で起きている交通事故は1,008件あり、前年より221件減りました。
負傷者数も前年より236人減っていますが、死亡者数は8人と前年より4人増えています。
また交通事故が多発している時間帯は8~10時と10~12時、16~18時が特に多いです。
道路別発生状況では市道での事故が68.1%を占め、国道6号線での事故も多い状態でした。
参照:松戸市内の交通事故発生状況(令和2年1月から12月までの累計)
参照:松戸市内の交通事故発生状況(平成30年1月から12月までの累計)
防災情報の確認
想定されている災害リスクやハザードマップの情報などは、松戸市防災情報などからチェックできます。
例えば、急傾斜地の崩壊に関する指定済警戒区域は松戸市下矢切1や上本郷4などにあることが確認可能です。
事前に防災情報を確認し、日頃から備えるようにしましょう。
参照:松戸市防災情報
スーパーや医療機関の数
松戸市には、スーパーが約50店舗あります。
また、2021年11月現在の地域医療情報システムの集計値によると、松戸市にある医療機関の数は一般病院が約20ヵ所、一般診療所が250ヵ所です。
子育て世帯の方が引っ越し前に押さえておくべき賃貸の周辺環境に関して、さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
>>ファミリー世帯が押さえておくべき賃貸の周辺環境とは
松戸市のファミリー向け賃貸物件を見る
松戸市の主な子育て支援制度
松戸市の主な子育て支援制度をチェックしましょう。
まつどファミリー・サポート・センター
まつどファミリー・サポート・センターでは、地域のなかで育児のサポートをしたい方とサポートしてもらいたい方とをつなぐ取り組みをしています。
育児支援と出生直後の支援の2つの育児に関する活動で、会員同士で助け合いをおこなっている事業です。
サポートをしたい方もサポートしてもらいたい方も、まつどファミリー・サポート・センターに連絡してみると良いでしょう。
幼児同乗用自転車等の購入支援・助成
松戸市では、幼児同乗用自転車等の購入支援・助成をおこなっています。
一般的な自転車で幼児と3人乗りすることはとても危険です。
そのため、幼児用ヘルメットや安全基準を満たす自転車の普及を推進し、危険性を減らす取り組みを実施しています。
助成額は購入金額の2分の1で、上限金額は5万円です。
幼児同乗用自転車や幼児用座席、幼児用ヘルメットの経費が対象とされています。
親子すこやかセンター
親子すこやかセンターは、妊娠や出産してから子育て時期まで、切れ目のない支援をおこなっています。
妊娠届を出した方に対して母子健康手帳と親子すこやかプランを渡し、家庭訪問などをおこない、一人ひとりに合わせたプランで子育て世帯へのサポートをしています。
関係機関と連携しながら、保健師や助産師、社会福祉士が支援して、健やかに子育てできる環境づくりをしているため安心です。
参照:親子すこやかセンター
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松戸市の待機児童数
松戸市では、5年連続で国基準の待機児童数0人を達成しています。
これは、幼稚園での長時間の預かり保育が実施可能な体制整備を促進し、保護者への周知に努めたり、幼児教育・保育の無償化をしたりといった支援策をおこなった結果です。
松戸市ではこのように、子育てしやすい街づくりへのさまざまな取り組みをおこなっています。
松戸市で子育てにおすすめの施設
松戸市には、子どもと大人が楽しめるスポットがたくさんあります。
松戸市で子育て世帯におすすめの施設をチェックして、休日のお出かけに役立てましょう。
21世紀の森と広場
21世紀の森と広場は、千駄堀の自然豊かな環境を守り育てている自然公園です。
公園の面積は東京ドーム約11個分、50.5ヘクタールもあり、園内には山や林、池、田園などのさまざまな自然が広がっています。
21世紀の森と広場にある千駄堀池は、東京ドーム約1個分、5ヘクタールもの大きさがあり、池の中央には水鳥などが営巣できる島が造られている池です。
1時間に1回水面に霧が覆う霧の噴水が設けられていて、幻想的な風景が楽しめます。
縄文の森のエリアには森の工芸館や市立博物館の屋外展示物である竪穴式住居3棟が設置され、楽しみながら歴史や文化にふれられるでしょう。
参照:21世紀の森と広場
リトルプラネット キテミテマツド
リトルプラネット キテミテマツドは、全パークでもトップクラスとなる約250坪の広々とした敷地があるテーマパークです。
光と音で作られたボールプールであるZABOOMや、AR砂遊びができるSAND PARTY!、デジタル紙相撲ができるPAPER RIKISHI、デジタルトランポリンが体験できるFLAPPYなどの人気のアトラクションが20種も用意されています。
公式サイトからチケットの事前予約や購入をするとお得なクーポンがもらえるため、利用してみると良いでしょう。
ユーカリ交通公園
ユーカリ交通公園は、楽しく遊びながら子どもたちが自然と正しい交通知識・交通ルールを学べるように工夫して作られた公園です。
園内には信号機や横断歩道、交通標識などが設置され、自転車やゴーカートに乗って楽しみつつ意味を理解していけます。
小さな子ども専用の幼児コースやバッテリーカー用のコースなども用意されているため、年齢を問わず楽しめるでしょう。
蒸気機関車や救急車、消防車、ヘリコプターを展示しているスペースも用意されています。
参照:ユーカリ交通公園
まとめ:松戸市に家族で住むならファミリー向けの賃貸物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
松戸市は共働き子育てしやすい街2021で総合1位を取るほど、子育て支援に力を入れている市です。
保護者のニーズに合わせた保育サービスを提供しているなど、保育園・幼稚園に関する取り組みが充実しています。
松戸市は5年連続で国基準の待機児童数0人を達成し、子育て世帯にとって住みやすい環境が整えられています。
また、21世紀の森と広場やリトルプラネット キテミテマツドなど、休日に子どもと一緒に楽しめるお出かけスポットも充実しています。
千葉県への引っ越しを検討されている方は、子育て世帯が住みやすい松戸市も候補の一つに追加してみてください。
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