今回はコップ袋の簡単な作り方を紹介します。
コップ袋は保育園や幼稚園の入園前に準備しておきたいアイテムの一つ。
毎日持っていくものだから、洗い替えに何枚かあると便利です。
基本の作り方からマチありや裏地つきなど、好きな生地を選んで手作りしてみませんか。
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ママライタープロフィール
高2の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
毎日お弁当作りをしているので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。
コップ袋に必要な材料と道具
コップ袋は布とひもがあれば、すぐに作れます。
材料
- 布
- ひも
今回の作り方で柄の入った布を使用する際、柄の上下を考えなくて良いのもを選んでください。
ひもは5mm幅を使用しています。
また、ひもの代わりにテープを使ってもかわいくできますよ。
道具
- まち針やクリップなど布を留めるもの
- 裁ちバサミ
- ミシン
- ミシン糸
- 定規
- アイロン
- ひも通し
ひも通しがない場合は、安全ピンやヘアピンを代用してください。
コップ袋におすすめのサイズは?
コップ袋はできあがりサイズに余裕を持たせて、大きめに作りましょう。
コップのサイズに合わせてぴったりに作ってしまうと、出し入れがしにくくなります。
コップのみ入れる場合
子どもが使用する200mlのプラコップのサイズは、10cm×6.8cm×7.3cmほどです。
縦20cm × 横18cmの大きさで作っておくと、子ども用から大人用サイズまでのコップが入ります。
ひもは力の弱い子どもでも絞りやすい、両端から引っ張るタイプがおすすめです。
コップと歯ブラシを入れる場合
コップ袋に歯ブラシも入れる場合は、縦サイズの調整が必要です。
縦サイズを歯ブラシの長さ+10cm、長くしておくと良いでしょう。
例えば、今回作る縦20cm × 横18cmサイズは、15cmの子ども用歯ブラシだと、ギリギリ入る大きさなので、縦を25cmの長さで作ってください。
また、マチつきのコップ袋はマチ分の高さ(今回は6cm)があるため、同じ縦20cm × 横18cmサイズでも15cmの子ども用歯ブラシなら、すっぽりと入ります。
使用する歯ブラシの長さに合わせて、縦の長さを調整してください。
コップ袋の基本の作り方(裏地なし)
コップ袋の基本の作り方を紹介します。
今回は「あき口」を作り、ひもを両端から引っ張って絞るタイプです。
あき口があると、ひもが通しやすくコップの出し入れが楽にできますよ。
材料
※できあがりサイズ 縦20cm × 横18cmのコップ袋を作ります。
- 布 縦46cm × 横20cm (縫いしろ1cmを含む) 1枚
- ひも 54cm(長さはお好みで調節してください) 2本
作り方
①布を裁断してジグザグミシンをかける
布を裁断したら、ほつれ防止のために縦側にジグザグミシンをかけてください。
ひもは、同じ長さのものを2本用意します。
②中表に合わせてミシンで縫う
布を中表に合わせて縦側の端から1cmのところをミシンで縫います。(両端とも)
その際、コップの入れ口部分より8cmあけたところから縫いはじめ、わになっている下までを縫ってください。
③両端のあき口をコの字に縫っていく
布を縫わずに残してあるスリットのような部分が「あき口」です。(上記画像青い線のコの字部分)
縦側の縫いしろを割ってアイロンをかけたら、画像のようにあき口部分を縫います。
その際、ミシンをゆっくりと進めながら作業すると仕上がりがきれいです。
特に、縫い合わせた境目の部分「あき止まり」を縫うときは、ミシンをいったん止めて針を刺したまま押さえをあげ、布の向きを変えて縫います。
④入れ口を縫う
入れ口部分を三つ折りしてアイロンをかけ、端から2mmのところをミシンで縫ってください。(上記画像青い線)
⑤裏返してひもを通す
裏返して形を整え、アイロンをかけます。
それぞれ両端のひも通し口からひもを通し、ひもの端を結んで完成です。
マチがあるコップ袋の作り方
今回紹介するのは、折りマチで作る方法です。
折りたたんで縫うだけの、簡単なマチの作り方です。
隠しマチともいい、たためばコンパクトにマチが収まります。
材料
※できあがりサイズ 縦20cm × 横18cm × マチ6cmのコップ袋を作ります。
- 布 縦52cm(マチ6cmを含む) × 横20cm(縫いしろ1cmを含む) 1枚
- ひも 54cm(長さはお好みで調節してください) 2本
作り方
先ほど説明した「基本の作り方」と手順は同じですが、マチの部分だけ作り方が変わります。
「基本の作り方」の手順②「中表に合わせてミシンで縫う」のところで、下から3cm折りたたんでください。
マチ部分を折りたたんだまま、端から1cmのところを両端ともミシンで縫います。
そのあとは、基本の作り方と同じように、あき口やひも通し口を作っていけば完成です。
今回のマチ幅は6cmですが、幅はお好みで自由に変更できます。
作りたいマチ幅分だけ布の長さを足し、縫う際はマチ幅の半分の長さに折りたたんで縫いましょう。
裏地つきのコップ袋の作り方
裏地つきのコップ袋は、縫いしろのほつれ処理が不要で見た目もきれいです。
こちらはあき口のないタイプなので、まっすぐ縫うだけで簡単に作れます。
材料
※できあがりサイズ 縦20cm × 横18cmのコップ袋を作ります。
- 布 縦42cm × 横20cm (縫いしろ1cmを含む) 表地と裏地それぞれ1枚ずつ
- ひも 54cm (長さはお好みで調節してください) 2本
作り方
①布を裁断したあと、中表に合わせて横を縫う
表布と裏布をそれぞれ裁断し、中表で合わせます。
横の端から1cmのところを両端とも縫ってください。(上記画像青の線)
②折りたたむ向きを変えて縦を縫う
布は中表にしたままで、折りたたむ向きを変えます。
先ほど縫った両端を同じ柄同士で重ね合わせてください。
合わせた部分の縫いしろを割り(両面ともに)、アイロンをかけます。
その際、柄の切り替え部分をきちんと合わせて、ずれないようにしましょう。
表面の布の端から17cmのところに、2cmのひも通し口を作ります。
ひも通し口と返し口以外の、端から1cmのところを縫ってください。(上記画像青の線)
③裏返して返し口を縫う
表に裏返し、返し口を縫って閉じます。
表布の中に裏布を入れて形を整えたら、アイロンをかけてください。
④ひも通しの部分を縫う
袋の入れ口から1cmのところと、3cmのところをミシンでぐるりと縫います。
線を引いておくと縫いやすいです。
入れ口部分の表地と裏地をつなぎ合わせたところも、端をミシンで縫ってください。
⑤ひもを通す
アイロンをかけて形を整え、両端のひも通し口からそれぞれひもを通し、ひもの端を結んで完成です。
まとめ
今回は簡単に作れる、コップ袋の作り方を紹介しました。
作り方を覚えてしまえば、箸入れや小物入れなど、さまざまな巾着が作れるようになりますよ。
オリジナルのサイズで作るときは、作りたいサイズに縫いしろを縦横それぞれ1cm、ひも通しの部分を縦に2cm足して裁断してください。(裏地なしの場合)
あき口部分は、しっかりとアイロンをかけて折り目をつけ、ゆっくりとミシンの針を動かすときれいに縫えます。
子どもの好きな色やデザインで作り、園生活を応援してあげてください。
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