入園準備に欠かせないレッスンバッグを手作りしてみませんか?
園によってはバッグのサイズ指定があり、市販品を探すのが大変なことも。
しかし手作りすれば、子どもの好きな柄を選べてサイズも調整可能です。
今回はまっすぐ縫うだけで完成する、簡単な作り方をご紹介します。
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ママライタープロフィール
高2の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
毎日お弁当作りをしているので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。
レッスンバッグ作りの材料と道具
今回紹介する作り方はマチがないので作る工程も少なく、初心者におすすめの作り方です。
使用する布は、好きな色や柄を選んでOKですが、初心者は綿やハリのあるブロード素材などが縫いやすいでしょう。
材料
- 布 (表地と裏地) 各1枚 42cm×62cm(縫いしろを含む)
- 持ち手テープ(2.5mm幅) 38cmを2本
道具
- まち針やクリップなど布を留めるもの
- 裁ちバサミ
- ミシン
- ミシン糸
- アイロン
ミシン糸は布と似た色味を選ぶと、縫い目が多少曲がったりしても目立ちません。
アイロンはなくても作れますが、布を裁断した際やミシンで縫ったあとなどにアイロンをかけておくと作業しやすく、仕上がりもきれいです。
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レッスンバッグの作り方
2枚の縦長い布を重ねて縫うだけの、簡単な作り方です。
作り方工程の順番に沿って、進めてみてください。
作り方工程
- 布や持ち手テープを裁断する
- 表布に持ち手テープを縫いつける
- 表布と裏布を中表にして重ね、△側を縫う
- 折りたたむ向きを変えて◯側を縫う
- 裏返して返し口を縫う
- 入れ口部分をミシンで縫い、アイロンをかけて完成
基本の作り方
今回のできあがりサイズは、一般的な大きさです。
指定のサイズがある場合はできあがりサイズに、○側に2cmずつ(合計4cm)、△側に1cmずつ(合計2cm)の縫いしろを足した長さで裁断してください。
①布や持ち手テープを裁断する
表布と裏布を寸法どおりに裁断したらアイロンをかけます。
縫いしろ部分に線を引いて印をつけておくと作業がしやすいです。
(縫いしろは◯のところが2cm、△のところが1cmです)
②表布地に持ち手テープを縫いつける
バッグの外側部分になる表布を上にして、布の端からそれぞれ11cmのところに、持ち手テープを縫いつけます。
持ち手の先と布の端を合わせて、端から5mmのところを縫います。
その際、持ち手テープがよじれないよう同じ面を上にし、表裏のある持ち手は表にしたい面を下にしてください。
表布と裏布を中表にして重ね、△側を縫う
布を表が内側になるように合わせて重ねます。
まち針やクリップで止めておくと作業がしやすいです。
△側(持ち手側)の端から2cmのところを、それぞれ縫います。(画像青の線)
④折りたたむ向きを変えて◯側を縫う
先ほど縫った部分をまんなかで合わせて、左右同じ柄どうしを中表で重ねてたたみます。
柄の切り替え部分がずれないようにぴったりと上下を合わせておくと、仕上がりがきれいです。
◯側の端から1cmのところを縫ってください。(画像青の線)
その際、片方どちらかを12cm程度、縫わずに開けておき、返し口を作ります。
⑤裏返して返し口を縫う
返し口から手を入れて中から布を引っ張り出して外表にして形を整えたあと、アイロンをかけ、返し口を縫って閉じます。
⑥入れ口部分をミシンで縫い、アイロンをかけて完成
バッグの内側になる布(今回だと黒い布)を外側の袋のなかに入れて形を整え、入れ口部分にミシンをかけます。
最後にアイロンをかけて完成です。
作り方ポイント
レッスンバッグを作る際の布の選び方や大きさなど、押さえておきたいポイントを紹介します。
生地はシンプルなものがおすすめ
使用する生地の素材は綿やブロードなどが扱いやすいでしょう。
生地が薄いと強度が心配ですし、厚すぎるとミシンで縫うのが難しくなります。
生地の色や柄は、子どもが好きなものを選んでも大丈夫ですが、飽きのこないシンプルな柄や落ち着いた色味だと、高学年になるまで長く使えて便利です。
また、柄に向きがある布は柄の方向を考えながら作る必要があるため、どこを裁断しても同じようになる柄を選ぶと良いでしょう。
ストライプやチェック柄は縦線が入っているため、裁断や縫う際に作業がしやすく初心者におすすめです。
できあがりは少し大きめサイズが◎
園で使用するバッグにサイズ指定がない場合は、少し大きめに作っておくと、小学生になっても通学時の荷物入れに使えて便利です。
その際、持ち手は今回と同じ長さ、もしくはお好みで変えても大丈夫ですが、あまり長すぎると学校の机の横にかけた際に、床についてしまうので注意しましょう。
筆者も子どもが長く使用できるように、幼稚園入園時に大きめに作りました。
小学校入学後も借りた本や給食袋などがまとめてバッグに入るため、荷物が多い日は使っているようです。
手作りキットを使うのもあり
材料からそろえるのが面倒な方は、あらかじめ材料が揃ってセットになった手作りキットを購入するのもおすすめ。
材料を買いそろえる手間が省け、一緒についてくる作り方マニュアルの手順に沿って作成が可能です。
手作りキットは手芸店やインターネットで購入できるので、探してみてください。
ミシンがない場合は手縫いでも
ミシンがあると仕上がりが早いですが、手縫いでも作れます。
少し時間はかかりますが、針と糸でコツコツと縫っていくだけなので簡単にできますよ。
手縫いする際は、本返し縫いが丈夫でおすすめです。
あらかじめ縫う線を引いておくと、ガタガタの縫い目にならずにまっすぐ縫えます。
参考:ソーイングの基本 半返し縫い | 手づくりタウン|日本ヴォーグ社
まとめ
今回紹介した作り方は、筆者が今まで試行錯誤しながらやってみて、いちばん簡単で作りやすいと感じた方法です。
3人の子どもに幼稚園入園時に作り、その後小学校でも使用して合計9年間も使いました。
ポイントは小学生になっても使える色や柄を選び、大きさの指定がなければ少し大きめに作ることです。
筆者が作る際も縫い目のガタガタや布のひきつれなどがところどころありますが、愛情のこもった手作りは子どももきっと喜んでくれますよ。
慣れてきたら、さまざまな大きさや生地で作ってみるのも楽しいので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、チャットでお客様のご相談を24時間受け付けております。
ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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