もしかして過保護になってる?過保護の意味と親ができる注意点をご紹介

浴衣を着た女の子とママ

子どもが何かをするときについ手を貸し過ぎてしまったり、何かをお願いされて甘やかしてしまったりすることはないでしょうか。

自分の子どもを大切に思うのは当然ですが、あまり過保護に接してしまうと、子どもの人格形成や将来にも影響を与えてしまう可能性があります。

とはいえ、どこからが過保護にあたるのか、悩む方も少なくありません。

この記事では、「過保護」の意味や過干渉との違い、親として過保護にならない接し方を紹介します。

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「過保護」の意味

女の子の食事を見守るママ

過保護とは、親が必要以上に手を貸したり甘やかしたりすることです。

親が子どもに手を貸すことや、望みを叶えてあげること自体は過保護ではありません。

むしろ子どもの成長段階に合わせたサポートは必要です。

しかし、着替えや学校の準備など自分でできるようになった身の回りのことを先回りしてすべてやってしまう、何でも子どもの望みどおりにしてあげるなどは過保護といい、子どもが自ら成長する機会を妨げてしまいます。

ただし、子どもの不安が強いときや心が不安定になっているときは、過保護に接することで安心感を与えられることもあります。

「過干渉」との違いとは?

過保護と過干渉は混同されがちですが、2つは子どもに対する親の関わり方が違います。

子どもが望んでいないにも関わらず親がさせたいと思ったことをやらせたり、逆に望んでいることをやらせないことが過干渉です。

手が離れてた子どもに対して、親が口や手を出して従わせることも過干渉になります。

過保護は子どもが必要としていることを先回りしてやりすぎてしまうのに対し、過干渉は子どもが必要としていないことを強制的にやらせてしまうのが大きな違いです。

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過保護に接すると子どもはどうなる?

一緒に遊ぶ子供3人とママ

過保護に接していると、子どもの成長にどのような影響を与えるのでしょうか。

自分で物事を決められなくなる

親が何でも先回りして手を貸していると、何もしなくても常に快適な環境で過ごせるため、子どもは自主的に判断して行動する機会がなくなります。

その結果、自分で物事を決められなくなり、いわゆる指示待ち人間になってしまいます。

幼稚園や学校で自主的に活動するときはもちろん、困ったことがあっても何をすれば良いのかわからないため、誰かが気付いて助けてくれるまで動けません。

社会に出てからも指示されなければ動けず、子ども本人が困ることになります。

自制心が弱くなる

小さな頃からいつでも自分の望みどおりに育てられると、我慢ができずに周囲の人を傷つけるようになってしまいます。

親がなんでも受け入れてきた結果、望みが通るのが当たり前と考えるようになってしまうからです。

「自分はこうしたい」という欲求があるのは自然なことですが、集団生活では時に我慢も必要です。

周囲の人の気持ちを考えずに自分の欲求を通したり、思いどおりにならない怒りを抑えられなかったりすると、良い人間関係が築けません。

打たれ弱くなる

人は失敗を繰り返すことで成長し、立ち直る力を身につけていきます。

しかし、小さな頃から常に親が困難や挫折を未然に防いでいると、子どもは痛みを経験しないため立ち直る力が身につきません。

困難や挫折を経験したことのない子どもが、ある程度成長してから突然大きな困難に直面すると、再び立ち上がることが難しくなってしまいます。

また、傷つくことを必要以上に恐れ、引きこもりやうつになってしまう可能性もあります。

過保護にならないために親が注意すること

手をつなぐ親子三人の後姿

過保護にならないために、親はどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

「本当に子どものためになるか?」を考える

親が「子どもの望みを叶えてあげたい」「子どもが傷つかないよう、守ってあげたい」と思うのは自然な感情です。

子どもが喜べば親もうれしくなりますし、できることなら辛い経験をしないでほしいと考えるでしょう。

しかし、親自身が多かれ少なかれ痛みを経験してきたように、子どもが成長するうえで我慢や少々の痛みは必要です。

ただし、子ども自身や他人に危険がおよびそうなとき、社会的なルールを破るなどの重大なリスクがあるときは、親が積極的に手を出さなければなりません。

子どもだけにエネルギーを注ぎすぎない

子どもを大切に思うあまり、子どもだけにエネルギーを注いでいないか振り返ってみましょう。

いくら大切な存在でも、次の日の学校の準備は終わったのか、忘れ物はないかなど、子どものことばかり考えているとあらゆることが気になってしまいます。

目をかけるべきところは目をかけ、それ以外は自分で考えさせるように心がけることが大切です。

親も自分の趣味や好きなことをすれば息抜きになりますし、子育てとのバランスがとれるようになります。

子どもを一人の人間として尊重する

親にとって子どもはいくつになっても子どもですが、親の所有物ではありません。

たとえ小さな子どもでも、親とは違う人格を持つ一人の人間です。

子どもには子どもの人生があるため、何かを選択する場面などではできる限り本人の気持ちや考えを尊重しましょう。

例えば、「親は野球をやらせたいのに子どもはサッカーを習いたがっている」など、親の望みと子どもの希望が違っていても、子どもの意見を尊重してあげることが大切です。

まとめ

過保護とは親が必要以上に子どもに手を貸したり、甘やかしたりすることです。

親は常に子どもが快適に過ごせる環境を作ってあげたいと考えるのは当然ですが、過保護は結果的に子どもを困らせることになります。

自分でできることは自分でさせるようにして、必要があればサポートをするよう心がけましょう。

たとえ小さな子どもでも、一人の人間として気持ちや考えを尊重してあげることも大切です。

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