子どもの活字離れが心配……と考える親は、スマートフォンやタブレットなどの端末の普及にともない、どんどん増えています。
どうやったら子どもに読書習慣をつけさせることができるのでしょうか。
この記事では、子どもに読書習慣をつける方法や、活字離れにつながってしまう親の行動を解説します。
NG行動を避けて、子どもを読書好きへと導く方法をぜひチェックしてください。
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子どもに読書習慣をつけさせる活字離れ対策

活字離れの対策として、子どもに読書習慣をつけさせたいと考えている親は多いことでしょう。
ここでは活字離れ対策として、子どもが読書をするきっかけとなるいくつかの方法をご紹介します。
絵本の読み聞かせをする
絵本の読み聞かせをすることは、子どもの読書習慣の有無に関係すると考えられます。
文部科学省の「親と子の読書活動等に関する調査」では、読み聞かせをしている期間が長いほうが、のちの読書量が多い傾向があることがわかりました。
読み聞かせによって、子どもは気持ちを安定させながら、集中力や想像力を育んでいると考えられています。
自分で読めるようになっても、読み聞かせを続けることで、成長してからの読書習慣につながる可能性があるでしょう。
※出典:
第3章 4保護者の支援が子どもの読書活動へ及ぼす影響 (2)一か月に読んだ本の数(児童・生徒調査:問6):文部科学省
自宅に本をたくさん置く
本が身近にあると、気になったときすぐに手に取れるため、自宅に本をたくさん置いて、本があることをあたりまえにしておくと良いでしょう。
また本の内容も、絵本だけ、図鑑だけといったように偏らせるのではなく、多ジャンルの本を揃えておくことがポイントです。
揃える本は、古本でも構いません。
絵本や児童書のレンタル、サブスクもあるので活用してみましょう。
図書館に連れていく
子どもを図書館へ連れていくことは、子どもが本を読む、あるいは本に興味を持つきっかけになります。
図書館へいったら、何でもいいので子どもに好きな本を選ばせてみましょう。
読まずに絵を見ているだけ、めくっているだけでも、のちの読書習慣には効果的であると考えられます。
とにかく本に触れる、本を開く機会を増やすことで、子どもの本に対する抵抗感を小さくすることができるでしょう。
親も読書を楽しむ
子どもが読書習慣をつけるためには、親も読書を楽しむことが肝要です。
前出の文部科学省の調査によれば、月1冊以上本を読む子どもの割合は、親の本好きの程度が高くなるほど高いことがわかります。
親に読書習慣があれば、家に本があるのは子どもにとってごく自然なことです。
また親が本を読む姿を見て、自分もまねをするようになるかもしれません。
子どもと同じ本を読み、子どもと本の感想を話し合うこともおすすめです。
※出典:
第3章 3保護者の読書活動が子どもの読書活動へ及ぼす影響 (2)1か月の間に読んだ本の数(児童・生徒調査:問6):文部科学省
語彙力を育てる
子どもの語彙力を育てることも、読書習慣につながると考えられます。
語彙力がないと読解力低下につながるばかりか、子どもが本を読んでも言葉の意味が理解できないので、全体の内容もぼんやりして楽しくないと感じてしまうためです。
語彙力を育てるためには、日常的な親子の会話で語彙力を鍛えていくのが良いでしょう。
小さい子は遊びのなかで、しりとりなども上手に利用しながらたくさんの言葉を覚えることができます。
テレビのニュースを一緒に見る時間をつくるのも、語彙力や知識を自然と身につける秘訣です。
わからないことはその場で教える
子どもが言葉の意味や内容がわからないと言ったとき、はじめのうちは、その場で意味を教えたり、一緒に調べたりしてみましょう。
これは語彙力を増やし、リズミカルに読み進めることで、本のおもしろさを実感させるためです。
わからないものは自分で調べたほうが良いと考えるかもしれませんが、自分で調べながら読むのは、読書習慣がついたあとにするのがおすすめです。
漫画や図鑑から始める
読書の入り口は漫画や図鑑でも構いません。
絵や写真があることで内容の理解が進みやすく、子どもにとっても本への抵抗感が少なくなる効果があります。
文字の少ない本は、漢字が読めなくてもふりがながふってあれば読めるのがメリットの一つです。
また興味があるもの、好きなものなら、わからない言葉や漢字も知りたいと考えるため、子どもの好奇心をどんどん刺激できます。
自分のおすすめを子どもに紹介する
親が読んでおもしろかった本を子どもに紹介するのも効果的です。
子どもは「親からすすめられたから読んでみよう」と思うかもしれません。
興味を持てば本を読み始めるきっかけになります。
ただし、強くすすめるとかえって嫌になるため、おもしろさを強調して読むように促すのではなく、あえて「おもしろいよ」程度にとどめると良いでしょう。
先に内容がわかれば興味を持てそうな場合は簡単にあらすじを伝えることもできますし、もし子どもが読んだら感想を言い合ったりもできます。
調べものは動画ではなく記事を読む
最近ではさまざまなことを動画で解説してくれるサイトがたくさんありますよね。
子どもが自分で調べものをする年齢になっている場合、動画解説を見るのではなく、記事を読むようにすると活字に慣れるチャンスが得られるでしょう。
例えば、ゲームの攻略法を調べたい場合、攻略方法の動画ではなくまず攻略サイトを見る、読んでも理解できなかったら動画解説を見る、という調べ方です。
このようにすることで、文章を読むことに徐々に慣れていきます。
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活字離れにつながる親のNG行為

親の行動が子どもの活字離れにつながってしまうこともあります。
活字離れにつながる親のNG行動を確認してみましょう。
役に立ちそう・勉強になりそうな本ばかり与える
推薦図書、伝記、名作など、役に立ちそうな本や勉強になりそうな本ばかり与えるのは、一見して効果的ですが、子どもは読書がイヤになってしまうかもしれません。
「良さそうな本」ばかり読ませようとせず、読む本は子どもに選ばせることが大切です。
子どもが見て退屈そうな本ばかり並んでいても、本を読みたくはなりません。
親がおすすめするなら、自分が読んでおもしろいと思ったものを、先ほども触れたとおり軽くおすすめするだけに留めましょう。
読書の時間を決める
学校の朝読書のように、家で読書の時間を勝手に決めるのは、読書習慣をつけさせたいならやめたほうが良いでしょう。
子どもが本を好きでも、強制されるとなかなか楽しめません。
読書習慣のない子ならなおさらです。
本を読むことを強制するのではなく、冒頭でご紹介したさまざまな対策をして、子どもが本を読みたいと思えるように環境を整えましょう。
読み聞かせをやめる
先述のとおり、子どもの読書量と読み聞かせの期間は相関関係にあることがわかっています。
したがって「ひらがなが読めるようになったから」「小学生になったから」などの理由で読み聞かせをやめないことが大切です。
とりわけ、文字が読めることと、文章を読んで内容を理解できることは別であることに注意しましょう。
文字が読めることを理由に読み聞かせをやめて自分で読ませようとすると、子どもは本の内容がわからず、読書をつまらないものとしてとらえてしまうようになります。
まとめ

子どもの活字離れを防ぐには、親自身が良い習慣を持っていることが大切です。
親が読書をしたり、子どもに読み聞かせをしたりして、本を楽しむ体制をつくっておくと、自然と本に親しみ、活字を読める子どもに育っていく可能性は高くなります。
反対に、親が本を強制したり、まだ一人で読めないうちに読み聞かせをやめてしまったりすると、子どもが本と仲良くするきかっけを失ってしまうかもしれません。
NG行動にも気をつけて、子どもが本を楽しめるように気配りをしてあげると良いでしょう。
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