子どもが成長してくるにつれて、寝かしつけはいつくらいまでに終わらせるべきなのか気になっている方もいるでしょう。
寝かしつけは親にとって負担になったり子どもの睡眠の質に影響したりすることもあります。
そこで今回は、寝かしつけを卒業する時期や一人寝スタートのタイミングなどをご紹介します。
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寝かしつけもいろいろ!昼寝はいつまで?
寝かしつけと一口にいっても、さまざまなケースがあります。
赤ちゃんの頃から幼児期にかけて、昼寝の寝かしつけや夜の一人寝まで「いつまで寝かしつけを続けるべきなの?」と不安になることもあるでしょう。
そこで、寝かしつけを卒業するタイミングの代表的な目安をご紹介します。
授乳後の寝かしつけはいつまで?
新生児時期をすぎると、3時間おきの授乳を終えたら、毎回寝かしつけをしなくても少しずつ起きている時間が長くなっていきます。
生後3ヵ月以降から生後6ヵ月頃などの間に睡眠のバランスが落ち着いていきますが、個人差があるため長くて1歳頃までを目安として考えておきましょう。
午前中に1度、午後に1度ずつ短時間の昼寝をして、夜に長く眠るようになっていきます。
また、夜は必ず寝かしつけが必要な子もいます。
1歳半、もしくはそれ以上長い期間で寝かしつけを必要とする子もいるため、親子のペースで決めると良いでしょう。
抱っこ紐やバウンサーでの寝かしつけはいつまで?
バウンサーやバランスボール、ハイローチェアなどでゆらゆらさせながら寝かしつけをおこなうケースがあります。
また、抱っこ紐を使わないとなかなか寝てくれない子もいます。
個人差があるため、いつまでに終わらせるべきかは難しいポイントですが、離乳食を開始して卒乳する頃には必要がなくなる子が多いでしょう。
ゆらゆらさせると入眠しやすくなりますが、あまり長く続けると睡眠の質に影響したり癖になってしまったりすることもあります。
オルゴールや音楽の寝かしつけはいつまで?
入眠の儀式として、ぬいぐるみやオルゴールなどの音楽を使う家庭も多いのではないでしょうか。
可愛いぬいぐるみや優しいオルゴールの音によって泣き止み、入眠しやすくなります。
ただし、オルゴールはかけっぱなしだと子どもの体が十分に休まらないこともあります。
静かな空間で寝るほうが睡眠の質が高まるため、眠りに入ったらオルゴールを止めてあげるなどの工夫が必要です。
安心して眠りにつけるため習慣として長く続く子もいますが、2~3歳頃までで終わることが多いようです。
昼寝の寝かしつけはいつまで?
子どもの昼寝習慣は個人差もあり、保育園の方針などによっても異なりますが、3~4歳頃までとしているケースが多いようです。
幼稚園の場合も、入園頃までには体力が付いてきて昼寝習慣を卒業する子も多く、昼寝のための寝かしつけは不要になってくるでしょう。
幼稚園が始まってからは早寝早起きが習慣になり、昼寝をしないことで夜の寝つきがよくなることもあります。
絵本の寝かしつけはいつまで?
1~2歳頃から、寝る前に絵本を読むことが習慣になる家庭も多いでしょう。
絵本を読むと、感情や想像力が豊かになり、子どもの人格形成に大きく貢献したり、親子同士のコミュニケーションの時間になったりします。
集中力が身に付いたり、語彙力が強化されることによって学力面でのポジティブな効果が期待できたりします。
絵本の読み聞かせによる寝かしつけは、一人寝をするタイミングでやめることが多いでしょう。
ただし、一人寝を開始しても、眠る前の絵本読みだけは小学校に上がってからもしばらく続ける家庭もあります。
1人で児童書が最後まで読めるようになるようなタイミングで、自然と絵本の読み聞かせをやめる場合が多いようです。
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寝かしつけ卒業はいつ頃が一般的?
寝かしつけそのものを卒業するタイミングを知りたい方も多いでしょう。
ここでは、寝かしつけ卒業はいつ頃になるのか、さまざまな事例をご紹介します。
欧米では0歳から別室で寝ることも
赤ちゃんが寝る場所は家庭環境や家族構成などによって異なります。
両親と同じ寝室で寝るケースが一般的ですが、寝かしつけはしても子どもが別室で寝る家庭もあるでしょう。
このため、一人寝は0歳からすでにスタートしているケースもあります。
始めから1人で寝かせている場合は、2~3歳頃になると完全に寝かしつけの必要もなくなるのが一般的です。
アメリカやフランスなど、欧米諸国では0歳から別室で寝かせる習慣がある国もあります。
幼稚園入園や兄弟の産まれる2~3歳頃
2~3歳頃になると、下の子が生まれたことをきっかけに別室で寝ることになるケースもあるでしょう。
子どもが隣同士で寝ていると夜中に寝ている子を起こしてしまったり連鎖反応が起きてしまったりするため、兄弟ができてから一人寝を始めることがあります。
また、幼稚園入園を機に一人寝をスタートする子もいます。
身の回りのさまざまなことができるようになってきて少しずつ自立心が芽生え、1人で眠れるようになる子が多いでしょう。
上に兄弟がいる場合は、子ども部屋で兄弟と一緒に寝るようになる子もいます。
6歳頃、小学校入学時
小学校入学を機に自分の部屋を与えられる子もいるでしょう。
入学や学期・学年の変わり目など、生活環境の変化は一人寝をスムーズにスタートするチャンスです。
子ども部屋として他の兄弟と同じ部屋に学習机やベッドを置いてもらえることも多いでしょう。
わくわくした気持ちやうれしさによって子どもの心の準備もつきやすくなり、不安を軽減しながら一人寝の習慣を付けられます。
4年生頃までの家庭も
一人っ子や寂しがり屋さん、甘えん坊さん、共働きの家庭などでは、寝る時間が親子のコミュニケーションになっている場合もあります。
なかには小学校4年生頃になるまで添い寝が必要な子もいるので、それぞれのペースを尊重すると良いでしょう。
体が大きく成長してくる頃なので、遅くとも小学校高学年までには卒業する子が多いようです。
一人寝スタートのタイミングは
怖がりさんや甘えん坊さん、マイペースな子、入眠が早い子など、子どもによって性格や睡眠習慣には個人差があります。
家庭環境のタイミングで一人寝のきっかけを作ってあげることはできますが、本人のタイミングを尊重することも重要です。
年齢を重ねるにつれて自然と心と体が成長していきます。
自立心も芽生えてくるため、無理強いはせずに子どもに合ったタイミングを見極めてあげましょう。
まとめ:それぞれの事情にあわせて柔軟に
一人で寝たくない子どもには希望を優先してあげたくなりますが、親の仕事や兄弟の都合などによって添い寝できない場合もあるでしょう。
寝かしつけがいつまで必要か、明確なルールはありません。
家庭環境や子どもの成長具合に合わせて、タイミングを見極められると良いですね。
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