【ココアは何歳から?】種類にもよる?与える際の注意点を知っておこう

【ココアは何歳から?】種類にもよる?与える際の注意点を知っておこう

寒いときに温かいココアを飲むと、心も身体も温まってほっとした気分になりますね。

そこで気になるのが、ココアは何歳から飲んでも大丈夫なのかという点です。

例えば、スターバックスで子ども向けのメニューとして用意されているキッズココアは、いつから飲めるのでしょうか。

ココアの種類別に、何歳から飲んでも大丈夫なのか、初めてココアを与えるときの注意点などを紹介します。

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ココアとは?栄養素や効果、種類を紹介

ココアとは?栄養素や効果、種類を紹介

ココアとはどのようなものなのでしょうか。

栄養素や効果、種類などを紹介します。

ココアとは?栄養素は?チョコレートとの違いも解説

ココアとチョコレートは、両者ともカカオ豆から作られています。

ココアとチョコレートは製造過程が異なっており、ココアはカカオ豆を焙煎、粉砕したあとペースト状に煮詰めて脂肪分を取り除き、粉末にしたものです。

ココアにはタンパク質、脂質、糖質、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB2・B6・B12、食物繊維が含まれており、栄養豊富なことから健康効果が注目されています。

日本ではチョコレート味の飲み物をココア、食べ物をチョコレートと分けていうのが一般的です。

しかし、ヨーロッパではココアは「ショコラ・ショー」と呼ばれていたり、アメリカでは「ホットチョコレート」と呼ばれたりしているなど、両者を区別していない国もあります。

ココアの種類を解説

ココアはココアパウダーそのものの純ココア(ピュアココア)と調整ココアの2種類に分けられます。

ココアパウダーとは、カカオ豆の胚乳をすりつぶしたカカオマスからカカオバターと呼ばれる油脂を除去して粉末にしたもので、脂質が20%と少ないです。

ココアパウダーは純ココア(ピュアココア)と呼ばれ、添加物や砂糖などは含まれていません。

そのため、お菓子や料理の材料として使うのに適しています。

一方、ココアパウダーにブドウ糖や粉末の乳糖、麦芽糖などの糖分、脱脂粉乳や全粉乳などの乳製品や香料などを加えて飲みやすく加工したものが調整ココアです。

飲料メーカーでは牛乳やお湯に溶かして飲むココア味の粉末の飲み物にミルクココアと名付けている場合があり、これは調整ココアの範疇に入ります。

ココアの成分や効能、カフェインの含有量

ココアの主成分はカカオポリフェノールです。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、血糖値抑制、血流の促進などさまざまな効果があります。

ただし、いくら身体に良いものであっても、飲みすぎは大人でも注意が必要です。

また、コーヒーと比べると少ないものの、ココアにもカフェインが含まれます。

純ココア100gあたりのカフェインは200mgです。

ココア1杯を飲むときに使うココアの量は5g程度なので、1杯のココアを飲んだときのカフェイン摂取量は10mg程度です。

カフェインによる影響の出方は個人差があるため、日本では明確な1日あたりの摂取許容量が定められているわけではありません。

ただし、一般的に子どもは大人よりもカフェインの影響を受けやすいため、摂取量に配慮する必要があります。

ココアは何歳から飲める?赤ちゃんはココアOK?

ココアは何歳から飲める?赤ちゃんはココアOK?

子どもにココアを飲ませるのは何歳頃からを目安にすれば良いのでしょうか。

ココアパウダー、純ココア、調整ココアに分けて紹介します。

ココアパウダーは1歳前後から

甘みのついていないココアパウダーは、生後9ヵ月頃の赤ちゃんにフォローアップミルクをあげる際に風味付けとして使うことができます。

その際に加える量は、耳かき一杯程度の少量にとどめておきましょう。

幼児のおやつの定番、蒸しケーキに色付け程度のカカオパウダーを使ったカカオ蒸しケーキは、1歳頃からなら食べられます。

1歳の子どもに与える場合のカカオの適量は、ホットケーキミックス150gに対して小さじ2分の1杯程度です。

純ココアを飲むなら1歳頃から

純ココアを飲む場合は、離乳が完了する1歳半頃からが目安です。

子どもに飲ませるココアは甘みの少ない純ココアが適しています。

とはいえ、純ココアだけでは苦みがあるので、ココアを入れるときには砂糖を加えるのが一般的です。

1~2歳児の1日あたりの砂糖の摂取量は5g程度が適量とされているため、与える量は加減しましょう。

実際は、バンホーテンなどの純ココアを子どもに与える時期は、2歳頃からにしている方が多い傾向です。

ミルクココア(調整ココア)やミロは1歳半頃から

ミルクココアに代表される調整ココアは、牛乳を飲めるようになった赤ちゃんなら飲むことができます。

大体の目安は1歳頃からです。

セノビックやココアが原料に含まれているミロは、離乳が完了する1歳半頃から飲めます。

ただ、実際に子どもに飲ませるのは2歳頃からにしている方が多いです。

ちなみにスターバックスで子ども向けのメニューとしてぬるめの温度で小さいサイズで提供されているキッズココアは、何歳からという規定はありません。

2歳頃からを目安にすると良いかもしれませんが、シロップを薄めにする、全部は飲ませないなど工夫してくださいね。

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ココアデビューの注意点を解説

ココアデビューの注意点を解説

子どもが安全にココアを飲み始めるために知っておきたい注意点を紹介します。

まずは少量からスタート

初めて子どもにココアを飲ませるときは少量にし、通常より薄めて飲ませるようにしましょう。

万が一アレルギー反応などが出た場合に対処しやすいよう、平日の昼間など病院が開いている時間帯に飲ませるのがおすすめです。

ココアにはチラミンが含まれており、アレルギー反応を起こして蕁麻疹や頭痛、下痢を引き起こすことがあります。

また、ココアはニッケルを多く含んでいるため、金属アレルギーの方は症状が悪化する場合があり、注意が必要です。

子どもがココアを飲むメリットデメリットを知ろう

ココアは栄養価が高いため、成長をサポートするカルシウム、鉄などのミネラルやビタミンDなどを補給できます。

また、牛乳が苦手な子どもでもココアを風味付けに加えてあげると飲みやすくなる点がメリットです。

一方、調整ココアは砂糖が含まれているため、虫歯にかかるリスクが高まる懸念があります。

ココアにはカフェインが含まれるため、大量に摂取すると寝つきが悪くなる可能性がある点も心配です。

子どもにココアを飲ませる場合は、摂取量を加減しましょう。

まとめ:子どもがおいしくココアを飲むために

ココアは急いで早くから飲ませる必要はありませんが、栄養補給の意味で1日1杯位飲むのは良いことです。

ココアの苦みの元となっているテオブロミンには、気持ちをリラックスさせてほっとした気分になる効果があります。

親子でおいしくココアを飲みながら、ゆったりとした楽しい時間を過ごせると良いですね。

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