【子どもの一人暮らし】大学生の家賃は平均いくら?初めてのお部屋探しの目安にしよう

【子どもの一人暮らし】大学生の家賃は平均いくら?初めてのお部屋探しの目安にしよう

大学入学を機に、一人暮らしを始める人は多いもの。

特に、地方在住の場合は大学に進学するなら、一人暮らしが必須という方も多いことでしょう。

一人暮らしをする際、気になるのはその費用ですが、住む場所や条件によって大きく異なります。

この記事では大学生が一人暮らしをする際にかかる家賃平均や、家賃を安く抑えるポイントを解説します。

これから一人暮らしを控えている方は、ぜひ参考にしてください。

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大学生の家賃の平均はいくら?

大学生の家賃の平均はいくら?

大学生が住む部屋の家賃の平均額を解説します。

いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

全国平均は5〜6万円

全国大学生協協同組合連合会が2020年におこなった「第56回学生生活実態調査の概要報告」によると、大学生の一人暮らしの家賃平均は、1ヵ月あたり52,910円です。

なお、この金額は2010年以来、数千円しか変わっていません。

ただし、この平均金額に、共益費などは含まれていませんので、実際にかかる費用はもう少し高くなる可能性があります。

参照:第56回学生生活実態調査の概要報告

市部と地方で大きく異なる

家賃は、場所や条件によって大きく異なります。

大学生が住む部屋はワンルーム(1R)から、1Kが主流です。

東京では、1Rや1Kでかなり狭い部屋でも山手線の駅チカなど条件が良い場所ならば、家賃が10万円以上する部屋も珍しくありません。

一方、地方では広くてきれいな1Rの家賃が3~4万円の物件もあります。

また、東京や大阪といった大都市でも物件によっては家賃が安いところもあります。

同じ条件で地域を変えたり、同じ地域内で条件を変えたりして平均を調べて比べておくのがおすすめです。

家賃の設定の仕方は?

収入に対しての家賃の相場は、3割程度といわれています。

大学生の収入は、仕送りとアルバイト、奨学金などを合わせた金額と考えましょう。

たとえば、毎月10万円の仕送りに加え、アルバイトで月5万円の収入を得る場合、収入の総額は15万円です。

その3分の1は5万円なので、5万円程度の家賃の部屋を選ぶといいでしょう。

しかし、これはあくまでも目安です。

東京の場合、大学によっては家賃が全国平均より高めな物件しかないこともあるでしょう。

どうしても予算が合わなければ、大学の寮に入ったり、シェアハウスを検討したり、思い切って通学時間を長めに取ったりするなど工夫をするのがおすすめです。

【全国大学別一覧】一人暮らしにおすすめの駅・エリア

家賃を安く抑えるためのポイント

家賃を安く抑えるためのポイント

予算にあまり余裕がない場合、できるだけ家賃を抑えたいと思う方もいるでしょう。

ここでは、家賃を安くするポイントを紹介しますので参考にしてください。

家賃は何で決まる?

家賃は以下のようなポイントで決まります。

  • 周辺の環境:人気駅や交通の便が良い駅に近い物件ほど家賃が高い
  • 物件の状態:新しいほど家賃が高い
  • 物件の設備:設備が充実しているほど家賃が高い
  • 物件の広さ:広いほど家賃は高い

つまり、交通の便が良い駅の近くで築浅、広めの物件ほど家賃が高いということになります。

家賃相場の安い沿線や駅からの遠い物件

家賃を安く抑えたければ、駅から遠い物件や、家賃相場の安い駅の近くに家を借りる選択があります。

たとえば、特急が止まらないだけで、家賃が1万円近く下がる沿線もあります。

駅から10分以内の物件と、徒歩15分の物件では家賃がやはり数千円以上違うこともあるでしょう。

学生の場合、社会人に比べるとスケジュールに余裕があるため、駅から遠くてもそれほど気にならないこともあります。

駅まで自転車を使う、大学まで原付バイクで行くなど、代替え手段があれば駅からの距離は妥協できるでしょう。

希望条件で妥協できるところは妥協する

設備が充実していて新しく、部屋が広い物件を安く借りることは不可能です。

ですから、希望条件は厳選しましょう。

たとえば、「駅から近い」という条件が譲れない場合は、設備が多少古かったり部屋が狭かったりするのは我慢してください。

逆に、築浅の物件が希望の場合は多少駅から遠いのは我慢しましょう。

ただし、あまり妥協しすぎてはいけません。

特に、女子学生の場合は防犯は重要です。

いろいろ我慢した結果、耐えきれずにすぐに引っ越してしまった場合、さらに費用がかかるはめになります。

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初期費用と生活費はどのくらい?

初期費用と生活費はどのくらい?

では、一人暮らしの食費用と生活費はどのくらいかかるのでしょうか?

ここでは、平均費用やその内訳を解説します。

引っ越し初期費用

引っ越しをする場合、以下のような費用が最初にかかります。

  • 敷金:家賃の2ヵ月分
  • 礼金:家賃の2ヵ月分
  • 仲介手数料
  • 引っ越し料金
  • 家具や家電の購入費用

敷金や礼金は、地域や物件ごとに異なります。

また、入居時に清掃料金がかかることもあるでしょう。

家賃が5万円の家に引っ越し、敷金と礼金がそれぞれ2ヵ月分だった場合、20万円かかります。

これに仲介手数料や引っ越し料金、家具や家電の購入費が加われば50万円近くかかることになるでしょう。

なお、引っ越し費用はシーズンによって変わり、2~4月は最も高くなります。

少しでも費用を抑えたい場合は、引っ越し時期をずらす、家具や家電は一度に買わず少しずつ揃えていく、家具家電付き物件を使うなど工夫が必要です。

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毎月の生活費用

日本学生支援機構の「平成30年度学生生活調査結果」によると、下宿している大学生の生活費は、生活費は1,151,800円、1ヵ月あたりにすると95,983円です。

全て仕送りで賄う場合、最低でも10万円は必要になります。

これに、大学の授業料や教材購入費などが必要です。

仕送りでは賄い切れない場合、本人がアルバイトをする、奨学金を利用するなど工夫しましょう。

ただし、奨学金は返済額の負担を十分考えて借りることが大切です。

まとめ:気に入った部屋に出会えますように

一人暮らしの全国の家賃平均は5〜6万円ほどで、生活費なども考えると少しでも安く抑えたいところですが、あまり費用を削りすぎると後悔することもあります。

部屋探しは、スピードと根気が必要です。

大学の生協や不動産屋など当たれるところは全て利用し、インターネットの物件サービスも活用することがおすすめです。

気に入った部屋に出会え、良いスタートが切れますように!

賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、お部屋探しのご相談を24時間チャットで受け付けておりますので、ぜひお気軽にご利用くださいね。

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