【賃貸暮らしの家族向け】おすすめの間仕切り方法を紹介

間仕切り

子育て世帯のご家族が抱えがちな住宅に関するお悩みとして、部屋の数や空間の使い方に関する問題が挙げられます。

子どもが2人以上いるなら、成長に合わせて子ども部屋を増やす必要が出てきたり、子どもが小さいうちは危険な場所への立ち入りを防いだりする必要もあるでしょう。

そこで役立つのが、1つの室内空間を仕切って分割できる「間仕切り」です。

この記事では、賃貸住宅でも部屋を傷つけずに設置できる間仕切りのコツや、おすすめの間仕切り用グッズをご紹介します。

間仕切りとは?

間仕切り(まじきり)とは、建物内部の空間を仕切るために内壁や衝立を設置することを指します。

また、「間仕切り」という名称で衝立や柵などが販売されていることもあります。間仕切りはパーティションとも呼ばれ、固定するものもあれば移動や撤去が自由にできるものもあります。

賃貸住宅の場合は原状回復義務がありますので、移動や撤去が自由におこなえて、壁や床、建具などを加工せずに設置できる間仕切りを選定しましょう。

どのようなときに役立つか

子育て世帯が賃貸住宅で間仕切りを活用すると、どのような場面で役に立つのでしょうか。

ここでは、子育て世帯の賃貸住まいで間仕切りが役立つシーンをご紹介します。

子どもやペットにとって危険な場所への立ち入り防止

熱いものや刃物を使用するキッチンや、火傷の可能性がある暖房器具など、家のなかには子どもにとって危険な場所が複数あります。

子どもがうっかり危険な場所に立ち入ったり勝手に外へ出たりしないよう、「ベビーフェンス」と呼ばれる乳幼児用の簡易柵を設置している家も多いでしょう。

ベビーフェンスも、広義には間仕切りの1つと考えられます。

また、ペット飼育可の賃貸住宅で犬や猫などのペットを飼っている場合も、小さな子どもと同様の危険が想定できます。

このケースでも、「ペットゲート」と呼ばれる簡易柵で間仕切りをおこなうことが有効です。

ひと部屋を分割したいとき

兄弟も小さなうちは、ひとつの子ども部屋で一緒に寝たり勉強したりすることが苦ではありません。

しかし成長にともなって、自分だけのスペースを持ちたいと思うようになるでしょう。

ひとつの部屋を間仕切りで複数の部屋に分けることで、空間を活用しながら子どもたちに独立スペースを与えることができます。

テレワーク環境を整えたり、書斎スペースを設けたりしたいとき

子どもやペットだけでなく、大人にとっても間仕切りが役立つことがあります。

最近はテレワークが普及し、在宅で仕事をする方も増えているかもしれません。

集中して仕事に取り組めるように、パーティションで室内を間仕切りして仕事用の空間を設けるとよいでしょう。

また、趣味や読書用の書斎スペースを間仕切りで作る活用法もあります。

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グッズの種類や特徴

間仕切りに使えるものには専用グッズのほか、簡易的に仕切るだけなら日用品などで代用できます。

ここでは、賃貸住宅の間仕切りに使うことのできるさまざまなグッズをご紹介します。

突っ張り棒

目隠しだけが目的の場合や、すぐに撤去したい場合などには突っ張り棒を壁面上部に渡します。

間仕切りになる布やのれん、カーテンなどを吊せば天井も壁も傷つけません。

突っ張りタイプのロールスクリーンやアコーディオンドアを用いれば、もう少しきっちり間仕切りも作れます。

置き型のパーティション

床に置いて使用する、いわゆる衝立です。

壁のような一枚板タイプもあれば、室内の幅に合わせて伸縮できる屏風のような形状のものもあります。

収納家具や突っ張りラックで仕切る方法

棚などの収納家具で間仕切りをする手段は手軽で、いま家にあるものを活用することもできる便利な方法です。

一般的な収納棚・本棚やワードローブといったさまざまな種類が選べます。キャスター付きの収納家具なら、移動や撤去も楽におこなえます。

最近では、床と天井で突っ張るスタイルの間仕切りラックも発売されています。

雑貨などを置ける棚や小物をひっかけて収納できるフックを備え、薄型で省スペースながら間仕切りと収納を兼ねられる点がメリットです。

アイデアの参考にしたいサイト

間取りを変えることのできない賃貸住宅でも、さまざまなアイデアと工夫でおしゃれに間仕切りを実現している事例が数多くあります。

棚を置いたりハンガーラックを室内の幅に合わせて横置きしたりするなど、圧迫感なしに部屋を仕切るためのヒントを以下のWebサイトやSNSで見ることができます。

間仕切–Pinterest

間仕切2–Pinterest

部屋の仕切り方79選–Roomclip mag

#間仕切り–Instagram

まとめ

部屋数を増やしたくなっても、実際に間取りを変更することはむずかしい賃貸住まい。しかし、簡単にあきらめてしまうことは早計です。

置く、吊す、突っ張るなど家を傷つけずに設置できる間仕切りを上手に取り入れることで、無駄なくスペースを活用できます。

今回ご紹介したグッズやアイデアをぜひ取り入れてみて、現在の住まいのマイナスポイント解消や長く暮らすための空間の有効活用にお役立てください。

子どもの学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。

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