幼稚園や小学校の入学準備に必須の、持ち物や衣類への名前付け。
手間がかかるうえ、付け方に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、体操服に名前を付ける方法を知りたいママやパパに向けて、記名する場所やゼッケンの付け方などを紹介します。
入園・入学準備の参考として、ぜひお役立ていただけると幸いです。
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体操着へ名前を付ける方法
まずは、幼稚園や小学校の体操服に名前を付ける代表的な方法を5つ紹介します。
名前を記名したゼッケンを付ける
あらかじめ布用の油性ペンなどで名前を書いたゼッケンを、指定の場所に縫い付ける方法です。
ゼッケンを縫うのが面倒な場合は、アイロンで接着できるタイプの布を使うと手間がかからないのでおすすめです。
ただし、アイロン接着タイプのゼッケンは洗濯によって剥がれやすい一面もあるため、角を丸く落としてから貼り付けると良いでしょう。
体操服にゼッケンを付けるメリットは、名前が見えやすいことや、学年が変わった際に付け替えが楽なことです。
また、ゼッケンを取り外せば体操服をきれいな状態に戻せるため、兄弟や親戚へお下がりとして譲りやすいこともポイントです。
直接手書きやお名前スタンプ
体操服への記名方法として、もっとも簡単かつ楽なのは、布用の油性ペンやお名前スタンプを使って直接記名する方法です。
裏移りさえしないよう気をつければ、そのまま書くこと自体は問題ないでしょう。
ただし、学年が上がるとクラス名を書き換える必要が出てくるため、クラス名の部分のみゼッケンやアイロンシールを使用するなど工夫できると良いですね。
お名前スタンプを使用する場合は、小さすぎると名前が見えにくいため、大きさが合っているかを事前に確認しておくことも大切です。
また、手書きやお名前スタンプで記名する際の注意点は、体操服の洗濯や漂白を繰り返すうちに文字が消えてしまいやすいことです。
名前を付ける方法としては簡単ですが、何度も書く手間が発生するかもしれないことを覚えておきましょう。
名前を直接刺繍する
体操服に刺繍で名前を入れる方法もあります。
自分で直接刺繍するほか、インターネットでネーム刺繍加工を申し込めるお店もあるため、文字サイズや色などを確認したうえで注文するのも一つの方法です。
刺繍の良い点は、手書きやゼッケンと比べて名前が消えにくいことや、目立つことなどが挙げられます。
特にネイビーや黒など色の濃いパンツは、白の刺繍を入れると見えやすく、他の子のものと取り違えにくいこともメリットです。
ただし、刺繍が入っていると解いても跡が残り、お下がりには出しにくくなるため注意しましょう。
ワッペンやアップリケを付ける
幼稚園で体操服の装飾が自由な場合、ワッペンや文字の形をした布を縫ったり、貼ったりしても良いでしょう。
カラフルなワッペンやアップリケは目立ちやすく、運動会などの行事で我が子を見つけやすいこともメリットです。
手間が心配な場合は、インターネットや100均でもワッペンや文字の形にくり抜いてあるフェルトが販売されているので、ぜひ探してみてください。
名前印刷済みの体操服をオーダーする
園や学校によっては、制服の指定販売店でネーム刺繍に対応してくれることもあります。
刺繍済みの体操服をオーダーできない場合は、直接体操服にプリントしたり、刺繍を入れてくれたりする店舗もあるため、インターネットや最寄りで探してみると良いでしょう。
自分でおこなうより割高になりますが、手間の削減と仕上がりの良さを考えれば、忙しいママやパパには助かるのではないでしょうか。
体操服に名前を付ける位置は?
体操服の名前を付ける位置は、多くの場合、園や学校によってそれぞれ指定があります。
記名場所、文字サイズ、クラス名の記載有無などを確認してから、名前を付けるようにしましょう。
具体的な指示がなく困っている場合は、以下の2つを参考にしてみてください。
中央にゼッケンを付ける場合
中央にゼッケンを付けるよう指示があった場合、目安として、ゼッケンの上辺を胸のあたり、下辺をおへその上あたりに合わせてみてください。
上辺は襟首から4cmほど離れた場所が理想ですが、体操服のシャツをズボンに入れた際にゼッケンが隠れない位置になっているかも同時に確認しておきましょう。
迷ったら少し上のほうに付けても大丈夫です。
背中側は、正面よりも上になるように付けるとバランスが良くなりますよ。
中心を合わせる際は、体操服を縦半分に折った真ん中に軽く印をつけておくと、左右にずれる心配がなくなるのでおすすめです。
ゼッケンを指定の場所に合わせたら、付ける前にまち針やスティックのり、セロハンテープなどで仮止めをしておくと良いでしょう。
胸に付ける場合
胸に付ける場合は、左胸の上に付けるのが一般的です。
チャコペンで印を付けてから縫ったり貼ったりすると、まっすぐきれいに名前を付けられます。
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体操服に名前をきれいに書くコツやポイント
体操服に直接名前を書いたり、ゼッケンを縫い付けたりする場合にきれいに仕上げるコツやポイントを紹介します。
具体的な記名方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
名前を印刷してなぞり書きする
指定のサイズにしたがって名前をパソコンで打ち込み、プリントアウトした紙に合わせてなぞる方法です。
紙の上に布(ゼッケンや体操服のシャツ)を置き、文字を透かした状態でなぞると、きれいに書くことができます。
ゼッケンのきれいな縫い付け方
ゼッケンは指定サイズよりも各辺を1cm程度大きく切り、アイロンで内側に折ってから縫い付けましょう。
縫い付ける際は、「たてまつり縫い」で周囲をぐるりと縫う方法が、きれいかつ丈夫に仕上がります。
ほつれ防止のため糸は二重にし、5〜8mmの間隔で縫っていくのがおすすめです。
特に、角の部分はほつれやすいため、間隔を狭くして縫うと良いでしょう。
また、ほつれた際に全部やり直しをしなくて済むよう、糸は短めにして、何度か変えながら縫うこともポイントです。
防犯上の理由で名前を書かない園や学校も
昨今では、防犯上の理由で体操服に名前を書かない園や学校も増えています。
その場合は、タグ用名前シールやマスキングテープなどを活用すると手間がかからず便利です。
タグ用名前シールはアイロンがいらないものも多く、万が一取れても貼り直すだけなので簡単に名前付けができますよ。
まとめ:付け替えの手間も考えて
体操服に名前を付ける方法は、布用の油性ペンやアイロンシール、ゼッケンなどさまざまな方法があります。
便利なグッズも多数販売されているので、園や学校の規定を確認したうえで、活用してみるのも良いですね。
入園や入学準備は時間や手間がかかり大変ですが、費用とのバランスや付け替えのことも考えながら、ベストな方法を探してみてください。
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