チェーンメールは電子メールが登場したばかりの頃から存在する、迷惑行為です。
拡散に協力したからといって何か罪に問われることはありません。
しかし、文面のなかには不快な気分になるものも多く、拡散に協力すると人間関係にひびが入る可能性もあるでしょう。
現在、チェーンメールを拡散しがちなのは、まだスマートフォンを持ったばかりの子ども達です。
チェーンメールの種類や現在流布の主流となっているSNSなどの媒体、対処方法を紹介します。
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チェーンメールって?

はじめに、チェーンメールとはどのようなものか、概要や問題を紹介します。
チェーンメールの歴史は古く、電子メールが登場した頃やいわゆるガラケーの時代から存在しました。
さらに遡れば、100年以上前からある「不幸の手紙」「幸福の手紙」などに源流があるともいわれています。
しかし、手紙より手軽に送れるメールは問題が早期に拡大しがちです。
チェーンメールとは?目的は?
チェーンメールとは、拡散を目的とした内容が不確かなメールの総称です。
「すぐに友達に教えてあげてください」「できるだけ多くの人に広めてください」「すぐに10名に転送しないと、あなたは不幸になります」などの拡散を促すような文言がふくまれているのが特徴です。
チェーンメールは拡散を喜ぶ愉快犯が作成したものがほとんどですが、近年はフィッシング詐欺などが含まれているものもあります。
チェーンメールの内容
チェーンメールの内容は多岐にわたります。
有名な例では、大人気のテレビ番組の企画を装い「どれくらいメールが拡散できるか調べています」といった文言のメールが出回ったことがありました。
このときは、テレビ局に多数の問い合わせがあり、番組内で「メールがデマであること」「拡散しないこと」などを説明する事態にまで発展しました。
このほか、「犯罪が近所で発生した」という注意喚起を装ったもの「友達に教えてあげると運気が向上する」など、つい拡散したくなるような文言のメールもあります。
その一方で、「拡散しないと不幸になる」「呪われる」といった脅迫じみたメールも存在します。
近年はメールよりもTwitterなどのSNSで似たような内容の呟きが拡散される事例も多いです。
チェーンメールの問題点
チェーンメール最大の問題点は、真偽不明な情報が短時間で大量に拡散されることです。
たとえ内容はたわいのないことであっても、拡散することで嘘がさも真実のように語られるケースもあります。
また、チェーンメールでデマが出回ると、今度は本当の情報の信用度が下がります。
例えば、偽の注意喚起が出回れば、本当の注意喚起が「どうせデマだ」と信用されなくなるかもしれません。
特に、災害が発生したときに本当に必要な情報が拡散されないと、被害が拡大する恐れもあるでしょう。
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チェーンメールの対処法

では、チェーンメールがスマートフォンに届いたらどのように対処すればいいのでしょうか?
チェーンメールを受け取った場合の対処法を紹介するので、参考にしてください。
チェーンメールの基本的な対策
チェーンメールの基本的な対策は、拡散しないことです。
拡散すると、チェーンメールの被害を拡大させる一因になってしまいます。
「7人に拡散しないと不幸になる」「近所で犯罪が発生したので、できるだけ多くの方に知らせて」のような文言は、すべて無視して構いません。
本当の注意喚起は必ず警察署や自治体などの発信元が明記され、「拡散してください」といった文言は記載されません。
また、メールに添付されているURLはクリックしないように注意しましょう。
フィッシング詐欺サイトやウィルスなどが仕込まれているWebサイトにつながる可能性もあります。
チェーンメールで子どもが怯えたら?
大人にとっては一笑に付す文言であっても、子どもにとってはチェーンメールの脅し文句は恐怖を感じるケースもあるでしょう。
特にスマートフォンを持ったばかりの小学校高学年から中学生にとっては、一読しただけで深く考えずに拡散に協力する可能性もあるでしょう。
子どもからチェーンメールがきたことを相談されたら、チェーンメールについて説明したうえで、「これは拡散させるための脅し文句だから心配しなくていいよ」と説明しましょう。
それでも納得しない場合は、一般財団法人 日本データ通信協会の「迷惑メール相談センター」でチェーンメール用のアドレスもあるのでそこに送るように促せば、誰の迷惑にもなりません。
参照:一般財団法人 日本データ通信協会|迷惑メール相談センター
チェーンメールがダメな理由はどう説明する?
チェーンメールは虚偽の情報であることを、まず説明しましょう。
また、間違った情報を拡散すると本当に必要な情報まで虚偽と疑われる可能性が高くなることなども説明してください。
このほか、チェーンメールを送り続けると、最後にはメールを送信した人そのものの信用度が下がることも説明すれば、チェーンメールを送るリスクを理解してくれるでしょう。
チェーンメールを転送してしまったら?
はじめてチェーンメールを見た子どもは、その内容を咀嚼せずに友達に送ってしまうケースも珍しくありません。
その場合は、チェーンメールとわかった時点で「あのメールはチェーンメールだった、わからずに送ってしまってごめんね」と謝罪するように促すといいでしょう。
チェーンメールの拡散自体は罪になりません。
しかし、子ども同士の信頼を損なう恐れもあります。
ですから、チェーンメールだとわかった時点で「お友達に謝ろうね」と促してあげましょう。
チェーンメールを送ってきた相手には?
チェーンメールを送ってきた相手も、チェーンメールだと自覚して送るケースはまれです。
ほとんどは、内容を信じて送ってしまっています。
ですから、声高に注意せずに「今は、こんなチェーンメールが回ってるんだって」と遠回しにチェーンメールであることを知らせてあげるなどしましょう。
LINEやTwitterのDMなど、SNSの場合はやんわりとスタンプで返すことも有効です。
そうすれば、子ども同士の人間関係もギクシャクせずにすむでしょう。
チェーンメール対策の注意点

最後に、チェーンメールの対策を子どもとともにする際の注意点を紹介します。
これからスマートフォンを子どもに買い与える方は、ぜひ参考にしてください。
スマートフォンデビュー時に起こりがちな問題
チェーンメールは、スマートフォンデビューの際に起こりがちな問題です。
今の10代前半はメールよりも、LINEをはじめとするSNSで友人とつながるケースが多いでしょう。
しかし、SNSは第3者でも容易に内容が見えてしまうものもあり、チェーンメールの標的にされやすい問題もあります。
また、チェーンメールも巧妙化してきて、一見すると自治体や業者が送った本物のような者も珍しくありません。
したがって、チェーンメールの拡散に協力しても頭ごなしに叱るのではなく、見知らぬ人から来たメッセージは受け取らないことや、怪しげな内容のメールが来たら親に見せるようにと指導するといいでしょう。
困ったときに相談できる関係性に
親と信頼関係が築かれていれば、不審なメールが来たら子どもが真っ先に相談してくれます。
スマートフォンを子どもに与えるとき、「不審なメールが来たら、親にまず見せること」など家庭内のルールを徹底させましょう。
また、年齢が上がってきて親に相談しにくくなっている場合は、一般財団法人 日本データ通信協会の「迷惑メール相談センター」など各種相談先に自分で聞けるように指導すると、トラブルを未然に防げます。
まとめ:メール以外もあるので注意
メールやSNSを使った詐欺は年々巧妙化しています。
メール以外にもさまざまな手段でアプローチしてくるので注意が必要です。
チェーンメールもいってみれば一種の詐欺のようなものです。
友達からいつもと違った文面が来た場合や、友達、家族を装った不審なメール、SNS経由の連絡が来た場合は早めに親に相談するように、勝手に返信しないようにルールを設けると良いですね。
そうすれば、子どもも迂闊にチェーンメールやチェーンメッセージを転送しなくなります。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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