3月が近付き子どもの卒園を迎えると、お世話になった先生にメッセージを贈る機会が生じるかもしれませんね。
保護者会を通して卒園時に先生にメッセージを渡すけれど、いざ筆を取ると何をどのように書けばいいのか迷う方もいるでしょう。
せっかく卒園メッセージを送るなら、先生に喜んでもらえる内容にしたいですよね。
この記事では、卒園時に先生に贈るメッセージを書くときのポイントと注意点、メッセージの例文をご紹介します。
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卒園時に先生に贈るメッセージを書くときのポイント
卒園メッセージを贈るなら、事前に重要なポイントは押さえておきたいですね。
卒園時に先生にメッセージを書くときのポイントをまとめました。
先生への感謝の気持ちを伝える
卒園メッセージを書くときに大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。
先生へのお礼の言葉を、本文中に入れましょう。
感謝の気持ちを伝えながら、思い出深いエピソードや保護者として勉強になったこと、先生に助けてもらったことを盛り込むと、心に届くメッセージになるでしょう。
格好良い内容、凝った表現が思いつかなくても、素直な気持ちを伝えればOKです。
子どもに先生とのエピソードを聞く
卒園時の先生へのメッセージを書く前に、子どもに直接、園での先生とのエピソードを聞いてみましょう。
園での出来事を保護者が直接知る機会は限られているため、いつも先生と一緒にいる子どもに聞くのがエピソードを知るうえで確実です。
特に、子どもに「先生の好きなところ」「先生に言われてうれしかったこと」などを聞くと、新たなエピソードが得られますよ。
子どもからのメッセージや絵を添える
子どもからのメッセージや絵を、卒園時の先生へのメッセージに添えるのもおすすめです。
子どもに「先生にお礼を伝えたい」と相談して、何を書くか一緒に考えてみましょう。
基本は保護者からのお礼なので、子どもは思いが伝わる言葉「ありがとうございました」「せんせいだいすき」などでOKです。
字がまだ書けないときは、絵を描くことで先生に気持ちが伝わるでしょう。
思い出の写真を貼る
卒園時の先生へのメッセージに写真を貼ると、誰からの手紙かわかりやすくなりますし、受け取った先生も思い出が蘇ります。
例えば、「遠足で先生とお弁当を食べたことが楽しかったようです」と書いて、遠足の写真を貼ってみましょう。
手紙に書いたエピソードに関係する写真なら、より鮮明に思い出し、喜んでもらえますよ。
卒園時に先生に贈るメッセージを書くときの注意点
メッセージを書くときに気を付けたいのがマナーですよね。
卒園時の先生へのメッセージを贈るときの注意点をまとめました。
悪口やクレームは書かない
卒園時の先生に贈るメッセージに、先生や園に対する悪口やクレームを書くのはNGです。
数年を過ごしたなかで、どうしても言いたいことがある保護者もいるかもしれませんが、それを卒園メッセージに書くのは不適切です。
どうしても先生や園に知ってほしいことがあるなら、別の機会を作って伝えましょう。
たくさんのエピソードを盛り込まない
先生への感謝や伝えたい思い出がたくさんあっても、卒園時の先生へのメッセージを書くときは、エピソードを絞って書くようにしましょう。
先生はたくさんのメッセージを受け取りますし、長い手紙は読むのに時間がかかります。
忙しい先生の負担にならないように、特に伝えたいこと、思い出深いことをわかりやすく書くよう心がけてくださいね。
先生のプライベートな話には触れない
卒園時の先生へのメッセージのなかで、先生のプライベートに触れないように気を付けましょう。
園からの報告で、結婚、出産など、先生の状況を知るかもしれません。
だからといって「お子さんはお元気ですか」「結婚生活はいかがですか」などと、卒園メッセージで触れるのは適切ではありません。
もし先生と特別に仲が良かったとしても、卒園メッセージは先生と保護者の関係の範囲内で書きましょう。
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卒園時に先生に贈るメッセージの例文
何を書けば良いのか思いつかないときには、例文を参考にしましょう。
卒園時に先生に贈るメッセージの例文をご紹介します。
例文1
〇〇先生、一年間お世話になりました。
初めは泣きながら登園していた△△も、園で過ごすうちに多くを学び、成長しました。
園に通ううちに少しずつできることが増えて、小さい子の面倒をみるようになり、おにいさん(おねえさん)になっていく姿に感動しました。
△△が笑顔で園に通えたのは、〇〇先生があたたかく見守ってくださったおかげです。
本当にありがとうございました。
どうぞこれからも、お体にお気を付けてお過ごしください。
〇〇先生のますますのご活躍を、心よりお祈りします。
例文2
〇〇先生へ
一年間、懸命にご指導くださりありがとうございました。
園で〇〇先生と過ごした毎日は、△△にとってかけがえのない日々でした。
△△は、〇〇先生が大好きで「〇〇先生は優しい」といつも申しておりました。
ご迷惑もおかけしましたが、そのたびに先生の優しい言葉に励まされてまいりました。
心のこもったご指導により、安心して園で過ごせたことに感謝するばかりです。
〇〇先生が担任で、本当に良かったと思っています。
これからもどうぞお元気でお過ごしください、ありがとうございました。
例文3
〇〇先生へ
園生活最後の一年間、大変お世話になりました。
△△は毎日の通園を楽しみにしておりました。
園から帰ると△△は日頃から「先生と遊んだ」「先生とお絵描きをした」と楽しく話してくれたり、春の遠足では、先生とお弁当を食べたことを、うれしそうに教えてくれたりしました。
卒園して先生に会えなくなるのは寂しいですが、園での思い出が、△△のこれからの励みになると信じています。
〇〇先生も、どうぞこれからも元気でご活躍くださいませ。
まとめ
この記事では卒園時に先生に贈るメッセージを書くときのポイントと注意点、メッセージの例文をご紹介しました。
メッセージを贈るときに大事なのは、先生にお世話になった感謝を伝えること。
お礼の言葉とともに、子どもから聞いたエピソードを交えれば、気持ちがより伝わります。
書く前には、記事にあるポイントと注意点も押さえておけばばっちりです。
子どもにも親にも先生にも、大切な思い出になるのが卒園です。
ぜひ例文を参考に、先生への感謝を伝えてくださいね。
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