【卒園文集】親から子へ贈るメッセージはどうする?書き方&例文を紹介

そつえんおめでとう

子どもが保育園や幼稚園を卒園するとき、卒園文集を作る園も多いでしょう。

そこに、親から子どもへのメッセージを書くスペースが設けられることがあります。

子どもの文章なら至らない点があってもかわいく思えますが、大人が書く文章は、ちょっとプレッシャーを感じてしまいますよね。

この記事では、親から子への卒園文集メッセージの書き方を、構成や内容の考え方、メッセージを書くときの注意点などを踏まえてお伝えします。

例文もご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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親から子へ贈る卒園文集メッセージの書き方

考える女性

親から子どもへ書くメッセージは、書きたいことがあふれてまとまらないことも多々あります。

大切なのは、構成を考えたうえで、伝えたい情報をきちんとまとめることです。

構成を考える

構成がまとまっていれば、子どもが読んでもわかりやすく、伝わる文章になります。

以下のような構成だと、卒園文集に載せるメッセージとしてまとまりのあるメッセージになるでしょう。

  1. 卒園を祝う言葉
  2. 園や家での日常、行事の思い出など
  3. 子どもの今後を応援するメッセージ

「卒園文集はこう書かなければならない」という定型があるわけではないですが、このような流れで文章を構成すれば、誰から見ても読みやすい文章となります。

思い出を振り返って整理する

たくさんの思い出のなかから何を書くか、とても難しいですよね。

まずは園でのできごとを振り返り、どんどん書き出してみてください。

そして、特に記憶に残っているエピソードをピックアップしてみましょう。

そのエピソードが起きたときの気持ちも、一緒に書き添えられるといいですね。

書き出したら、そのなかから実際に文集に書く内容を決めましょう。

文字数に余裕があるなら、複数のエピソードを入れてもいいですね。

その場合は、時系列順に並べて書くと、自然と子どもの成長が伝わる文章になります。

将来に向けたメッセージも書く

思い出のエピソードだけではなく、未来を見据えたメッセージを入れると、締めとしても美しいですね。

その際、唐突な応援メッセージを書くのではなく、思い出の延長線上にあるようなメッセージが良いでしょう。

例えば、自分より小さい子に優しい子どもなら、そのことが伝わるエピソードとともに「ずっとやさしい〇〇ちゃんでいてね」のように書くイメージです。

内容としては、「小学生になってもがんばってほしい」「(子どもが今持っている美点を)そのままでいてほしい」などを盛り込みましょう。

メッセージを書くときの注意点

書く内容を決め、実際に文章を書くときに気をつけたい点を解説します。

指定の文字数を確認する

卒園文集は、メッセージを書く量がスペースや文字数で決まっている場合も多いでしょう。

むやみに書き始めて大幅に字数オーバーしてしまうと、あとから文章を整えるのが大変です。

そのため、だいたいの構成を考えたら、文章を具体的に考える前に仕上げの文字数を確認して頭に入れておきましょう。

子どもが読める文字と表現で書く

卒園文集に書く文章は、子どもに理解できる書き方と内容にすることが大切です。

文字は、子どもが読めるかどうかに関わらず、ひらがなで書きましょう。

内容は、子どもに伝わりやすい語りかける口調も良いですね。

パパやママに読んでもらう場合でも、子どもがわかる表現であることが理想です。

パソコンで書いて提出する場合、記号や環境依存文字の使用がOKかどうかも、事前に確認しておきましょう。

誤字脱字のチェックをする

文章を提出したあとで誤字脱字や名前間違いのミスなどがあると、書き直しが必要になります。

そうなると、時間も労力も余分に必要になり、文集を取りまとめる役員や先生方にも迷惑をかけてしまいます。

それでも、間違いを直すことができればまだ良いほうです。

万が一、修正されないままで印刷されてしまったら、間違いが残った文集が配布されてしまいます。

それを避けるためにも、提出前にしっかりと文章チェックをしましょう。

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親から子へ贈る卒園文集のメッセージ【例文】

原稿用紙と鉛筆

続いては、実際に卒園文集の文章を書く場合の例文をご紹介します。

例文1

ほいくえんにはいったころ、まだねがえりもできなかった〇〇ちゃん。

そんな〇〇ちゃんが、いまではかけっこがだいすきで、いつもはしりまわっているね。

これからも、いつもげんきでえがおいっぱいの〇〇ちゃんでいてね。

例文2

ようちえんにはいっても、しばらくはママとはなれるのがいやで、いつもげんかんでないていたね。

それが、いまではおともだちとてをつないで、えがおできょうしつにはいっていける〇〇くん。

〇〇くんのせいちょうを、ママとパパはいつもみまもっているよ。

例文3

ねんしょうさんのころ、せつぶんのおにがこわくてないていた〇〇ちゃん。

それが、いまでは、こわがっているちいさなおともだちに、やさしいことばをかけてあげられるようになったね。

これからも、そのやさしさをたいせつにしてね。

例文4

やさしくて、ちょっとなきむしの〇〇くん。

ねんしょうさんのころは、えんそくにいくだけでも、おうちからとおくはなれるのがしんぱいで、ないていたね。

ねんちょうさんのおとまりほいくも、とてもふあんだったよね。

でも、おともだちとたのしくすごしたことを、えがおでおはなししてくれて、とてもうれしかったよ。

しょうがっこうでも、おともだちとなかよくすごせるように、ねがっているよ。

例文5

〇〇ちゃんは、あかちゃんのころからのんびりやさんだけど、とってもがんばりやさんだね。

ごはんも、ゆっくりだけどいつもぜんぶたべてくれて、ママはうれしかったよ。

おきがえのぼたんが、むずかしくてもあきらめない〇〇ちゃんのすがたは、とてもたのもしかったです。

これからも、たいへんなことがあってもがんばっていこうね。

パパとママは、いつもおうえんしているよ。

まとめ

卒園する女の子

卒園文集の親から子どもへのメッセージを考えるときは、まず保育園や幼稚園での思い出をたくさん振り返ってみましょう。

数ある思い出のなかから、特に印象強く残っているエピソードを含めながら、子どもにも伝わる文章で書くことが大切です。

のちに卒園文集を見返したときにも、笑顔で楽しめる内容にしましょう。

子どもたちのこれまでとこれからを、温かい気持ちで包み込むメッセージで応援してあげたいですね。

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