子どもにオムツをいつまで使うべきか悩む方も多いですよね。
今回はオムツを卒業するタイミングやメリット・デメリット、トイレトレーニングの時期や実際に卒業できる時期について解説します。
オムツのサイズ別にサイズアップに最適な月齢と体重、トイレトレーニングをスムーズに進めるポイントも紹介しています。
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オムツはいつまで?
いつまでオムツを使うのかは、赤ちゃんの成長速度などによってさまざま。
また、成長に応じてオムツのサイズを変えていく必要があります。
まずはオムツはいつごろサイズアップするのか、期間の目安を知っておきましょう。
特に新生児サイズは思っているよりも早く赤ちゃんが成長してSサイズにサイズアップすることが多いため、まとめ買いは控えるのがおすすめです。
サイズアップ前のオムツが使えないことにならないよう、1サイズをまとめ買いするのではなく、赤ちゃんの成長を見ながら上手に買い足しましょう。
オムツはいつまで新生児用を使う?
新生児用のオムツは、生まれてから最初の4週間頃、もしくは体重5kg頃まで使います。
なかには「小さめ新生児サイズ」のオムツもあるので、購入前にオムツのパッケージに記載されている対象の体重をチェックしておきましょう。
実際は赤ちゃんのお世話でバタバタしている間にサイズアップとなることもあるので、ストックはほどほどがおすすめ。
※正確なサイズはテープかパンツタイプ、メーカーによっても違う場合があります。
オムツはいつまでテープタイプ?
テープタイプのオムツは、ハイハイ・たっちする頃まで使います。
M〜Lサイズ以降で赤ちゃんが脚をバタバタしたり、ハイハイやたっちで動きが増えたりしておむつ替えが難しくなってきたら、パンツタイプのオムツが便利です。
ハイハイ前でもよく動き、寝返りが多い赤ちゃんもいるので、「じっとしていてくれなくてオムツ替えが大変!」と感じたらパンツタイプへの替え時かもしれません。
オムツはいつまでSサイズ?
Sサイズのオムツは、生後1〜3ヵ月頃、もしくは体重4〜8kg頃まで使います。
テープタイプとパンツタイプがありますが、どちらのタイプもおおよその使用体重は同じとなっていることが多いです。
脚の動きが多いタイプの赤ちゃんは、Sサイズの時点でテープからパンツタイプにオムツを替えることもあります。
※正確なサイズはテープかパンツタイプ、メーカーによっても違う場合があります。
オムツはいつまでMサイズ?
Mサイズのテープタイプのオムツは、生後3〜15ヵ月頃、もしくは体重6〜11kg頃まで使います。
パンツタイプのオムツは体重6〜10kg頃までと、テープタイプより若干小さめ。
寝返りが多いタイプの赤ちゃんや動きが増えてきた赤ちゃんは、Mサイズでパンツタイプに替えるケースが見られます。
※正確なサイズはテープかパンツタイプ、メーカーによっても違う場合があります。
LサイズやLL、BIGサイズはいつまで?
Lサイズのオムツはテープ・パンツタイプともに生後12〜36ヵ月(1〜3歳)頃、もしくは体重9〜14kg頃まで使います。
BIGサイズのオムツは生後36ヵ月(3歳)以上、もしくは体重12〜22kg頃まで。
BIGサイズから、パンツタイプのオムツのみとなります。
メーカーによっては、LLサイズやBIGより大きいサイズのオムツを取り扱っていることもありますよ。
※正確なサイズはテープかパンツタイプ、メーカーによっても違う場合があります。
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オムツ卒業はいつ頃?
オムツのサイズアップもそうですがオムツを卒業する時期は、子どもの発達によって左右される部分があります。
2歳過ぎに日中や外出時のオムツを卒業できても、夜のオムツは入学前まではずれなかったケースも見られます。
個人差があるものなので、たとえ平均より遅れていたとしても焦る必要のない場合も多いです。
これからオムツ卒業の平均などについて紹介していきますが、あくまで目安として捉えておきましょう。
オムツ卒業の平均はいつ?
ベネッセの調査によると、実際にトイレトレーニングを開始した時期は「2歳〜2歳6ヵ月」が27%と最も多かったです。
その次に「1歳〜1歳6ヵ月」と「1歳7ヵ月〜1歳11ヵ月」の18%、「2歳7ヵ月〜2歳11ヵ月」の12%と続きました。
次点の「3歳〜3歳6ヵ月」も10%と一定数の声があり、トレーニングを開始する時期は家庭によって異なることがデータから見て取れます。
ベネッセが実施した他の調査では、実際にトイレトレーニングを開始してから完了するまでは6ヵ月前後かかるという結果も出ています。
子どもによっては、1年近くかかることも。
例えば「2歳〜2歳6ヵ月」の子どもがトイレトレーニングを開始すると、卒業するのは「2歳6ヵ月〜3歳6ヵ月」ころになると予測されます。
いつまで夜もオムツ?
子どもが夜にオムツを卒業できる時期は、夜間に「抗利尿ホルモン」が分泌され、夜のおしっこを抑えられるかどうかによって異なると考えられています。
抗利尿ホルモンが分泌されるのは発達によるため、4〜5歳、6歳で夜のオムツが外れない子も少なくありません。
寝る前や起床時にトイレへ行く習慣をつけることで卒業できる場合もありますが、個人差も大きいので、焦らずにしばらくの間は夜もオムツを付けても問題ないでしょう。
外出のオムツはいつ頃まで?
自宅でトイレトレーニングをしていても、外出時だけはオムツを付けているという家庭も少なくありません。
出先にタイミング良くトイレがあるとは限らないので、万が一間に合わなくなることを想定すると、良い判断と言えます。
安心して外出できることが大事なので、子どもに抵抗がなければ、外出時だけはオムツを付けても問題ないでしょう。
トイレトレーニングのスケジュールは?
トイレトレーニングの開始時期は、子どもの発達の関係上、2歳後半から3歳頃が目安とされています。
オシッコの間隔が2時間以上空き、自分の意思を言葉や行動でしっかりと周りの人に伝えられるのが、2歳後半から3歳頃であることが多いためです。
そのため、「オシッコの間隔」と「子どもの意思表示が伝わるか」をチェックしておくのが、トイレトレーニングをスムーズに進めるためのコツです。
問題なさそうであれば、タイミングを見てトイレやおまるで排泄するように声かけを行います。
成功したら褒めて、子どもがまた次もトイレに行きたくなるように働きかけましょう。
焦らないことも大切なポイントなので、親の方がストレスに感じてしまうようであれば一旦中止して休んでから再開するのも、ひとつの方法です。
オムツ卒業のメリットデメリット
オムツを卒業することのメリットとして、「オムツ代やゴミを削減できること」「外出時の荷物が減りおむつ替えの場所を探す負担が減ること」「幼稚園への入園後も安心できること」「温泉やプールに行けること」「肌荒れのリスクが減ること」が挙げられます。
しかし、オムツを卒業するまでの間には、「子どもが入れるトイレを探す頻度が多くなること」や「失敗が多いと着替えの手間がかかること」「外出時は着替えを多めに持っていく必要があること」がデメリットとなります。
子どもが開始時期に当てはまるかどうかだけでなく、メリットとデメリットを把握した上で、トイレトレーニングをいつ行うかどうかを検討すると良いでしょう。
まとめ:それぞれのタイミングがあるので気にしすぎずに
子どもがいつまでオムツを使うのかは、子どもや家庭によってさまざまです。
幼稚園に入園するタイミングや周囲からのプレッシャーで焦ることもあるかもしれませんね。
しかし、オムツを卒業するタイミングは子どもの性格や発達次第でもあるので、焦りすぎる必要はありません。
親子が笑顔で過ごす時間を大切にして、余力があればやってみても良いかなというくらい、気楽にトイレトレーニングができると良いですね。
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