子どもの自己肯定感の育て方が知りたい!親ができること・注意するべきポイントは?

笑い合うママと女の子

子どもの「自己肯定感」は最近注目されている子育てのキーワードの一つです。

自己肯定感の高低は親の言動によって左右されるといっても過言ではないので、小さい頃からの親の接し方に留意が必要になります。

親として成長過程の子どもに対してどう接するべきなのかをあらかじめ知っておけば、適切な対応が可能になるでしょう。

この記事では子どもの自己肯定感を高めるために、親がすべきことや注意することを解説します。

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自己肯定感って何?

ママと一緒に座っている男の子

自己肯定感とは「自分はありのままの自分でいいのだ」という、自分の存在を丸ごとそのまま認められる感覚、感情、価値観のことをいいます。

自己を肯定するということなので、良い面と同じように、悪い面も認める感覚が自己肯定感です。

自己肯定感が高いと自分に自信を持てるため、どのようなことにもめげずにチャレンジできる強い精神力を持つことができます。

反対に自己肯定感が低ければ、自分の存在を卑下し、精神的に不安定になることもあるでしょう。

この自己肯定感が高く育まれるかどうかには、親の関わり方が深く関わっています。

自己肯定感が低い子どもの特徴

自分に自信を持てないため、失敗を恐れて挑戦ができないタイプの子どもは、自己肯定感が低い可能性があります。

何かにチャレンジをしたとしても、自分は実力がないため失敗するだろうと考え、やる気を失ってしまう状態です。

また、褒められても喜べない、素直に受け取れないという子どももいます。

「自分はダメだ」と感じていると、誰かに褒めてもらえたとしてもそれが信頼できず、「自分なんかが褒められるわけはない」と感じてしまうかもしれません。

自分を責めるのも、自己肯定感が低い子どもの特徴です。

何か良くないことが起こると「自分のせいだ」と感じてしまいます。

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子どもの自己肯定感を育てる方法

自己肯定感アップ

子どもの自己肯定感は、親との関わり方によって育っていきます。

子どもの自己肯定感を育てる方法を解説します。

ありのままの子どもを受け入れる

子どもが何かをできたら褒める、できなかったら叱る。

これは当然のやり方のように思われますが、子どもにとっては「成功しなければ、自分には存在意義がない」と言われているのと同じように感じられてしまいます。

できなくても、失敗しても、まずは子どものすべてを受け入れることが重要です。

子どものすべてを受け入れることで初めて、子どもにとって絶対的な安心感を与え、無条件に存在そのものが愛されている、と実感させることができます。

結果や才能ではなく過程を褒める

逆上がりができた、テストの点数が良かったなど、親はどうしても結果を褒めてしまいがちです。

しかし 「すごいね」「センスがあるね」「頭がいい」といった結果や才能に対する褒め方では、子どもは「親が自分そのものをちゃんと見てくれていない」と受け取ってしまいます。

良い結果に対しては「毎日練習をがんばったからだね」といったように、過程の努力を褒めることが大切です。

「きちんと見てくれている、認めてくれている」と子どもが感じられるように留意しましょう。

子どもに役割を与える

自己肯定感は、誰かの役に立つことで高くなる側面もあります。

たとえ簡単なことでも、家庭のなかで子どもに役割を与えると良いでしょう。

役割を与えられることは子どもにとって、家族の一員だという証でもあります。

例えば食事の前にテーブルを拭く、お箸を並べるなどの役割でも十分です。

やってくれたことへの感謝の言葉を忘れずに言うことで、子どもは「自分は家族にとって必要とされている」と実感し、自己肯定感を上げることができます。

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親が注意すべきポイント

指をさして怒る女性

親の行動一つで、子どもの自己肯定感を下げてしまうこともあります。

ここでは親が注意すべきポイントを解説します。

否定的な言葉を使わない

「どうしてあなたはできないの?」「ダメな子」など、子どもを否定する言葉を使わないようにしましょう。

こうした言葉は、 子どもが「自分はダメなんだ」と自信をなくしてしまうことにつながります。

子どもを叱らなければならないときは「これは、してはいけない」と教えるのは妥当ですが、人格を否定する言葉になっていないか常に気を付けなければなりません。

親として怒りたくなるときも、言われた子どもがどう受け止めるのかを常に考えましょう。

他人と比較しない

兄弟姉妹や友達など、ほかの子と比較しないことはとても重要です。

他人と比べられると、子どもは自分よりも兄弟や姉妹、友達のほうが勝っているんだと思い込み、自分を肯定することができなくなってしまうのです。

もし比較をするのであれば、少し前の子ども自身と比べるようにしなくてはなりませんが、それでも「前はできていたのに、できなくなった」「まだできないの?」などと言うくらいなら、まったく比較しないほうが望ましいでしょう。

正論ばかり言わない

親として、正しいことを子どもに伝えるのは大切なことです。

しかし子どもがいくら一所懸命にやっても、完璧にできないのは当たり前といえます。

親も自分のこととなれば完璧ではないように、子どもだってものごとを完璧にこなすことはできません。

まして子どもはまだ成長途中ですから、正論ばかり振りかざしても「できて当たり前のことを自分はできていない。ダメな子どもだ」と自分を責めてしまうことにつながります。

これを避けるためには、正論ばかり言うのではなく、余裕を持った視点から子どもの成長をとらえることが大切です。

まとめ

子どもの自己肯定感を育てるためには、まずは親が子どもを否定せず、子どものありのままの姿を認める必要があります。

特に小さな子どもにとって、親の言動は絶対です。

親が内心で子どもをどれほど愛し、自己肯定感を高めてほしいと願っていても、言動が子どもを否定していたら子どもの自己肯定感は育ちません。

親ですから叱らなければならないことも、イライラすることもあります。

そんなときも子どもの受け止め方に留意した対応で、子どもを丸ごと受け入れてあげることが、自己肯定感を育てることにつながるでしょう。

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