【小学校】送り迎えや付き添いは過保護?安全のためにできることは?

ママと一緒に歩く小学生の女の子

幼稚園や保育園の頃は、園バスや保護者の方が送り迎えをすることがほとんどだったかと思います。

しかし、小学生になると徒歩で登校する場合が多く、一人で学校に行かせるのは不安だと感じるママやパパもきっといますよね。

登校の付き添いや送り迎えは過保護すぎるのでしょうか。

今回の記事では小学校の送り迎えや付き添いをするかしないか、メリット・デメリット、やめるタイミングなどをご紹介します。

子どもが安心して登校できるように参考にしてください。

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「送り迎えする・しない」は地域や家庭による

ランドセルを背負って歩く3人の小学生の影

小学校への送り迎えは、過保護と感じる方もいるし、心配だからする方もいます。

送り迎えをする、しないは地域や家庭によってさまざまな意見があるでしょう。

どのような理由から送り迎えをするのか、またはしないのかをご紹介します。

小学校まで送り迎えをする

小学校まで遠く、近所に一緒に行く子どもが他にいない、登校班がないなど、一人で長く歩かなくてはいけない場合に保護者が送迎しているケースが多く見られます。

幼稚園や保育園の頃は、園バスを利用していて安心だった交通量が多い場所も、一人で歩かせるとなれば、とたんに心配に感じる方もいるでしょう。

また、車やバイク以外にも不審者が心配だと考える保護者も多くいます。

送迎をしない派からは過保護と言われることもあるものの、「心配だからする」という決意のもとで送迎をおこなっている保護者が多い印象です。

送り迎えはしない

送り迎えしない派の方は、登校班がある、一緒に行く友達がいる場合は送迎の必要がなさそうだと感じているようです。

地域の見守りがある、学校から自宅が近いなど、送迎の必要性を感じない地域状況も関係しているでしょう。

また、心配はあるものの、自立のために一人で登校させている家庭もあり、送り迎えしない派にも理由はさまざまです。

家庭によって送迎をおこなわない理由がある場合もありますが、そもそも、けがや病気など特別な事情がない場合は送迎を禁止している学校もあるので、ルールの確認をしてから判断したほうが良さそうですね。

その他

登下校の送迎をするかしないかの判断は、家庭ごとにさまざまな理由があります。

例えば、登校班の集合場所や友達との合流場所まで送っていき、あとは見送る家庭もあります。

朝は送っていかないけれど帰りは心配だから迎えに行く、習い事に直行するため帰りだけ迎えに行くケースもあり、悪天候の日は大変そうだから送っていく家庭もあります。

学校のルールや家庭の事情に合わせて考えながら送迎の判断をしているようですね。

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子どもを小学校まで送り迎えするメリット・デメリット

さまざまな理由で送迎の判断をしていることがわかりましたが、小学校まで送迎することにメリットやデメリットはあるのでしょうか。

メリット

小学校まで子どもを送迎するメリットは、子どもを危険から守れることです。

登下校中、交通事故や不審者との遭遇などさまざまな心配があります。

送迎をすることでそれらの危険を回避できるのは、大きなメリットではないでしょうか。

「大丈夫かな……」とハラハラするくらいなら、送迎したほうが保護者自身も安心ですよね。

また、登下校の時間をともにすることで、親子のコミュニケーションの時間にもなります。

さらに、他の子どもたちも見守れるので、地域の安全を守ることにもつながるかもしれません。

デメリット

日本では小学校の送迎を保護者がおこなうことで、周囲から過保護だと思われたり言われたりするケースがあります。

それによって、子どもがからかわれる可能性があるのがデメリットではないでしょうか。

また、登下校をママやパパと一緒に過ごすことで、友達との交流の場が少なくなることも考えられます。

子どもが大きくなれば、一人でできることが増えていくものです。

危険だからと送迎をすると、子どもの自立の邪魔になる可能性もあるので、子どもの成長を見ながら判断する必要があるといえるでしょう。

小学校の送り迎えのかわりに親ができること

歩道を歩く小学生

普段送り迎えをしていても、ママやパパが仕事や用事で行けないときもありますよね。

そのような場合も考えて、一人で学校まで行けるようにしたいけれど心配なときにママやパパにはどのようなことができるのでしょうか。

防犯ブザーを持たせる

子ども一人で学校へ登下校する場合、万が一に備えて防犯ブザーは必須です。

近年では、地域によって新入生に配布する小学校もあります。

防犯ブザーはもしものときに大きな音で周囲の方に危険を知らせてくれるものですが、子どもが自分で扱えるものでなければ意味がありません。

小さな子どもでも簡単に扱えるものを選びましょう。

防犯ブザーを選ぶ際はこちらの記事も参考にしてみてください。

GPS機能付キッズスマホや端末を持たせる

GPS機能は子どもの居場所を把握できるので、一人で登下校させる際しっかりと通学路を歩いているかが確認でき、離れた場所から子どもを見守れる便利な機能です。

GPS機能では、現在地表示はもちろん、塾や学校など登録した場所に行くと通知してくれる通知エリア設定や一つのGPSで複数の家族で見守りできる機能など、安心できる機能がたくさんあります。

仕事で子どもの登下校時間に家にいないママやパパに安心できるアイテムですよね。

キッズ向けでもスマートフォンを持たせたくない場合は、GPS機能だけの端末もあるので、検討してみても良いでしょう。

一緒に登下校する友達を見つける

同じ方面の友達と一緒に登下校するように子どもに話しておくのも、送迎以外にママやパパができることの一つです。

友達やその子のママと面識があれば連絡を入れておくことで一緒に登校する仲間ができます。

友達と登下校する楽しさや安心感を子ども自身が得られたら、そこから一人で登下校をしたいと感じるようになるかもしれません。

送迎代行サービスに依頼する

学校や地域によっては送迎がどうしても必要な場合があります。

しかし、仕事の都合などで、毎回必ず行けるとは限りません。

そのような場合は、送迎サービスに依頼してみてはいかがでしょうか。

習い事の送迎サービスをおこなっている業者はたくさんあるので、小学校の送迎も対応してもらえるか確認してみましょう。

実際に利用する際は、急に知らない人が迎えに来た、とならないように子どもにも送迎サービスの方が迎えに行くことをきちんと話しておいてください。

必要に応じて、学校にも送迎サービスを利用することを伝えておきましょう。

お願いした方の写真がホームページなどにあれば、子どもに見せておくとさらにわかりやすくて安心できますよ。

小学校の送り迎えをやめるタイミング

小学校の送り迎えも、小さなうちは良いのですが、いつかはやめる必要が出てくるかもしれません。

では、どのようなタイミングで送迎をやめたら良いのか考えてみましょう。

子どもから「必要ない」と言われたら

小学校に入りたての小さなうちは、ママやパパとの登下校を楽しんでくれるかもしれません。

しかし、子どもはいつか大きくなるもの。

当然、いつかは自立したい気持ちが大きくなっていきます。

子どもから「一人で行ける」「迎えにこないで」と言われたら、送り迎えの卒業のタイミングです。

ママやパパにとっては心配かもしれませんが、一人での登下校で自信がついたり、達成感を得られたりするので、見守ってあげましょう。

それでもママやパパが心配な場合は、人通りが少ないところだけ後ろからついていく、防犯ブザーの使い方を練習する、GPSを持たせるなど工夫してみてください。

子どもの自立心を尊重しつつ、ママやパパが安心できる方法を考えてみましょう。

友達と楽しく下校してくるようになったら

登下校の時間は、友達同士のコミュニケーションの時間でもあります。

例えば、途中まで迎えに行ったけれど友達と一緒に帰りたがる、親の心配をよそに楽しそうに帰ってきたなどの場合は、おそらくそのまま家まで帰ってこられるのではないでしょうか。

心配しすぎることなく、子ども同士の付き合いを尊重して、送り迎え卒業のタイミングを考えてみてください。

まとめ

公園で走る小学生

今回の記事では、小学校への送り迎えは過保護になるのか、家庭や地域ごとの違いやメリット・デメリット、やめるタイミングなどをご紹介しました。

地域によっては危険が多く送迎が必要なこともあります。

その反対に、学校によって特別な事情がない限り送迎を禁止しているケースもあります。

まずはルールにしたがって送迎をどうするか考えてみましょう。

また、子どももいつかは成長し自立心が芽生えてきます。

子どもの意見を尊重しつつ、危険がないように対策をしながら送り迎え卒業のタイミングを考えてみてください。

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