ママが教える!小学生の読書感想文の書き方 ポイントはここ

読書をする女の子

夏休みの宿題で、いつも読書感想文が最後に残るという小学生は少なくありません。

どうやって書いたらいいのかわからないことが理由で、宿題のなかでも後回しにしてしまいがちです。

「書き方を教えてほしい」と子どもに聞かれても、親自身が読書感想文に対して苦手意識を持っていると、子どもに書き方を教えるのは難しいものです。

しかし、読書感想文はちょっとしたポイントさえ押さえればスムーズに書けますよ。

この記事では、読書感想文の書き方とちょっとしたポイントをご紹介します。

読書を書くための準備

一緒に本を読む親子

いつもの読書とは違い、読書感想文を書くにあたっては事前の準備が必要になります。

本を選ぶ

肝心の「どのような本を選ぶか」について、親は干渉せず子どもに選んでもらいましょう。

親が「これはおもしろそうだ」と思える本があったとしても、強制してはいけません。

子どもが低学年でどのような本を選べばわからなかったり、子どもから「一緒に選んでほしい」と言われたりしたら、本選びを手伝うと良いでしょう。

そして選んだあと、できるだけ早く「その本を選んだ理由」をメモしておきます。

「表紙がかわいいから」など簡単な理由でいいので、メモをするか、しっかり覚えておくことが大切です。

付箋を貼りながら本を読む

本を読むときは付箋を貼りながら読みます。

読み終わったあと、感想文を書き始めるときに気になった部分をその都度探すのは大変ですから、何度も読み返すのを減らし、スムーズに描くためにも必要な作業になります。

付箋は次のポイントを意識しながら貼ると良いでしょう。

  • 印象的な出来事が起きた
  • 「うれしい、悲しい、おもしろい」など、すごく心が動いた
  • 疑問に思った

余裕があれば、読みながら思ったことを付箋に書き込んでおくと、どのようなことが気になったのかすぐに思い出せます。

また、付箋の数は多すぎるとまとめにくくなるので10枚くらいにしましょう。

どうしても枚数が増えてしまったら、より強く心に残っていることを選んでおきます。

下書きをメモする

原稿用紙に書き始める前に、付箋をもとに下書きをします。

次の順番でメモしておくと、感想文を書きやすくなるので参考にしてください。

1.この本を選んだ理由
先程説明した「本を選んだ理由」をここで書きます。
2.大まかなあらすじ
いつ、どこで、誰が、何をしていたのか、などのだいたいのあらすじを書きます。
3.心に残ったこと
1~2年生は2つ、3年生以上は3つ書きます。
4.自分が体験した3と同じような経験
本の主人公と自分を比較します。本の主人公と自分で、性格や気持ちが重なる部分があると比較しやすくなります。
5.自分が主人公だったらどうするか
自分が本の主人公だったらどう考え、どう行動するかを書きます。最後に「この本を読んでこれからこうしたいと思った」といった前向きな気持ちを書くと良いでしょう。

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【文例付き】下書きメモをもとに読書感想文を書こう

文字を書く女の子

実際に読書感想文を書くにあたって、付箋やメモを参考にしながら文章を作成していきましょう。

1~2年生は800文字、3~6年生は1200文字程度になるようにします。

段落ごとに必要な文字数や行数も紹介しているので、これにしたがって書けば、800文字、1200文字を超えられます。

第1段落:本を選んだ理由

下書きに書いたメモの理由を書きます。

読書感想文のメインとなる部分ではないので、単純な理由でも大丈夫です。3~4行くらいを目安に書きましょう。

(例)
ぼくは、本屋さんで表紙の主人公がかっこいいと思ったのでこの本を選びました。

第2段落:あらすじ

下書きに書いたメモを見て3~4行で簡単にまとめます。

読書感想文で、あらすじを詳しく書く子が多くみられますが、どのような話なのかがわかればいいので、一言で伝えられるくらいを目安にしましょう。

(例)
このお話は、主人公のケンが迷子になった犬のポチを、隣町まで一人で探しに行くお話です。

ケンは初めて隣町に行き、そこで新しい友達ができました。

第3段落:心に残ったこと1

1番心に残ったことを書きましょう。時系列でも大丈夫です。

1年生は100文字、3~6年生は150文字を目安に書きます。

最初に心に思ったことを書くので、「まず、最初にぼくが~~~と思ったのは」から始めます。

「~~~」の部分は、付箋で書いた気持ちを書きましょう。

文章の組み立て方として、「接続詞+状況説明+自分の感想や意見」の順で書くと、読んだ方にもわかりやすくなります。

(例)
まず、ぼくが最初にびっくりしたのは、ケンがポチの犬小屋で寝ていたことです。

ケンのお母さんが「ケンがいない!どこに行った?」と探していて、お姉ちゃんも一緒に探しているけど、見つかりませんでした。

ポチがたくさん吠えるので、おかしいと思ってお母さんが犬小屋をのぞくと、そこにはケンがいたのです。

ぼくも、まさか犬小屋にいるなんて想像もしなかったので、おもしろくて笑ってしまいました。

第4段落:心に残ったこと2

2番目に心に残ったことを書きます。

文字数は先ほど紹介した100文字、あるいは150文字が目安です。

2番目に書くので「次に、ぼくが~~に思ったのは」と書き始めましょう。

(例)
次に、ぼくが少しくやしいと思ったのは、隣町で出会ったハルくんという男の子との出会いについてです。

ぼくは新しい友達を作るのが得意ではないので、ケンは友達づくりがじょうずでうらやましくなりました。

ぼくがケンだったらハル君とはすぐに仲良くなれなかったかもしれません。

第5段落:心に残ったこと3

3番目に心に残ったことを書きます。1~2年生は書かなくても大丈夫です。

文字数は1,2番目と同様に150文字程度にしましょう。

心に残ったことを書くのはこれが最後なので、「そして、最後にぼくが心に残ったことは」と書き始めます。

(例)
そして最後に、ぼくが感動したのは、ケンとハル君が2人でポチを助けたところです。

ぼくだったら、友達と2人でも暗いトンネルのなかに入るのは怖いです。

でも、ポチのために勇気を出してトンネルのなかに入ったのはすごいなと思いました。

第6段落:自分が体験した同じようなこと

自分が経験した同じような話を書きます。

1年生は350文字程度、3~6年生は500文字程度が目安です。

(例)
ぼくもケンと同じように、ペットが迷子になってしまったことがあります。

その時、とても悲しくて泣きながら弟と近所を探しました。

だんだんと外が暗くなってきたので、ぼくたちは見つけられないまま家に帰ってしまいました。

もっと探してあげればよかったと後悔しています。

でもお母さんから「早く帰ってきなさい」と言われたので、仕方なく帰ることにしました。

第7段落:自分が主人公だったらどうするか

「もしも自分が主人公だったらこんな風に思った、このお話を読んでこれからはこうしたい」といった自分の思いを書きます。

1~2年生は200文字程度、3~6年生は300文字程度を目安にします。

(例)
もしもぼくがケンだったら、きっと勇気がなくてポチを見つけられなかったかもしれません。

でも、この本を読んで、もっと勇気を持とうと思いました。

そうすれば、きっとハルくんのような新しい友達ができるだろうし、ペットを見つけられたことが大切な経験になると思うからです。

音読して見直しする

ひととおり書き終えたら声に出して読んでみましょう。

これは誤字脱字や意味がわかりにくい箇所などを見つけて、書き直すために必要な作業です。

可能であれば書き終えてすぐに見直しするより、ある程度時間が経ってからのほうが間違いに気付きやすいので、ぜひ試してみてください。

まとめ 小学生の読書感想文は決められた構成どおりに書けばあっという間

文章を書く女の子

読書感想文で本を読むときは、通常の読書とは違い「付箋を貼る」「メモ書きする」といった作業があるため、面倒に感じるかもしれません。

しかし、読書感想文の書きやすさが格段と違ってきます。

段落の数、文字数を参考に、ぜひ親子で一緒に読書感想文に取り組んでみてください。


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