小学生に必要な勉強時間はどれくらい?勉強を習慣化する方法とは

勉強をする子ども

小学生になったら、友達と楽しい学校生活を送ることはもちろん、学校でも家でも勉強をがんばってほしいと思ってしまうものです。

そこで気になるのが、小学生は家でどのくらい勉強しているのか、またどのくらい勉強するべきなのかです。

この記事では、小学生に必要な勉強時間をはじめ、家での勉強習慣をつけさせるために親がきることを解説します。

教科別にサポートできることも紹介するので参考にしてみてください。

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小学生はどのくらい勉強しているの?

ベネッセ教育総合研究所の「「第5回学習基本調査」データブック[2015]」によると、平日の学校以外の学習時間は平均1時間35分でした。

そのうち宿題にかけている時間は平均49分で、宿題以外の自主学習は平均46分となっています。

この結果をみると、思っていたよりも少ないと感じる方がいるかもしれません。

しかし、データは平均の時間なので、ほとんどやらない子もいれば、3時間30分以上やっている子もおり、個人差は大きいようです。

小学生の勉強時間の目安

小学生の勉強時間の目安は、一般的に宿題も含めて「学年×15分」とされています。

1年生なら15分、6年生であれば90分です。

1年生のうちは宿題の量も少ないため、毎日机に向かい自宅学習を習慣づけることが目標になります。

高学年になると一気に時間が延びる印象がありますが、宿題の量が増えて塾に通う子も増えてきます。

宿題と塾での勉強時間も含めると妥当な時間といえるでしょう。

自宅での勉強を習慣づけるためのポイント

ドリルで楽しそうに勉強をしている子供

自宅での勉強を習慣づけるためには、4つのポイントがあります。

どのようなポイントがあるのでしょうか。

自分に合った時間に勉強をする

親からすると、学校から帰ったらすぐに勉強をしてくれるのが理想です。

しかし、習い事や友達との約束があると、なかなか勉強ができません。

そこで、いつ勉強するのかにこだわるのではなく、本人に合った時間にできるようにします。

おすすめは寝る前と朝です。

就寝時間の1~2時間前に勉強をすると、暗記しやすくなるメリットがあります。

一方、朝は頭がクリアなので勉強がはかどりやすく、早寝早起きの習慣がつくこともメリットです。

実際に試して、本人に合っているタイミングを選びましょう。

自分に合った方法で勉強する

親が自分の経験から勉強方法をアドバイスするのは良いことですが、それが子どもに合っているとは限りません。

勉強のやり方は人それぞれで、声に出すと覚えやすい子もいれば、書いたほうが覚えやすい子もいます。

親のやり方が子どもに合っていなければ、なかなか集中できず成果にも結びつきません。

子どもが「自分に合っている」と自分で見つけた方法で勉強させて、親は「こういうやり方があるよ」と提案する程度にとどめましょう。

1~2年生のうちに机に向かう習慣をつける

1~2年生は宿題が少なく、内容もひらがなや漢字練習など簡単なので、あっという間に終わってしまいます。

時間が短すぎるように感じるかもしれませんが、毎日机に向かう習慣をつけるには十分です。

また、「小学生になったら勉強をがんばる」とワクワクして入学するため、勉強も楽しみながらできる時期です。

1~2年生のうちに毎日コツコツ勉強をして基礎をしっかり固めておけば、勉強のレベルが上がってくる3年生以降にも活きてきます。

楽しく勉強できるアプリやゲームも取り入れる

学校の宿題以外の自主学習に、アプリやゲーム、動画を取り入れると楽しみながら勉強ができるようになります。

ドリルや問題集も大切ですが、遊び感覚でできるものからはじめると勉強を続けやすくなるからです。

また、教科書などの文字を読むよりも、動画で耳から聞いたほうが理解しやすいこともあります。

子どもが気に入った場合は、自主学習に取り入れてみるのも良いでしょう。

高学年になってから勉強の習慣をつけるのは、はじめは大変なので、低学年のうちに楽しみながら続けられる工夫をしてみてください。

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【教科別】小学生の勉強を親がどうサポートするか?

娘の勉強を見るお母さん

自主的に勉強をはじめられない子どもには、親が一緒に勉強する姿勢で対応します。

「ここがわからない」と聞かれても、叱ったり答えを教えたりするのではなく、子どもが自分で答えにたどり着くようにサポートをしましょう。

教科ごとにどのようなサポートができるのでしょうか。

国語

国語は音読を聞いてあげましょう。

高学年であれば、教科書や読んだ物語の要約をさせるのもおすすめです。

親も元の文章を読み、正しく要約できているかをチェックします。

「主人公はこの場面でどんな気持ちになったと思う?」などと聞いて考えさせると読解問題のトレーニングにもなります。

漢字がわからない場合は、辞書で調べるよう促したり、覚えるまで反復練習をさせたり、時々テストをしたりするのも良いでしょう。

算数

算数は正誤がはっきりわかるため、得意不得意の傾向を見つけてあげましょう。

「かけ算は完璧だね」など、できる部分を褒めて自信をつけつつ、「長さの単位を間違えやすいみたい」など力を入れたいポイントを指摘します。

計算ミスが多い場合は、計算問題をたくさん解くように計算ドリルなどをすすめましょう。

はじめは短時間で大量に問題をこなすより、「ミスを出さないように計算をする練習」という感覚でさせると焦らずに計算できるようになります。

理科・社会

理科や社会は興味がないと覚えられないことも多い教科です。

教科書だけを教材にするのではなく、図鑑や資料集、歴史漫画、動画など関連するものを用意しておきましょう。

身近に置いておくことで、子どもが気になったことを自分で調べられるからです。

わからなかったり質問されたりしたことは、「ここに載っているよ」など、子どもが自分で答えを見つけられるようにサポートしましょう。

自宅で勉強の習慣化が難しい場合は学習塾を検討しよう

塾のデスク4つと黒板

3~4年生になると、学校で習う内容も難しくなり、授業についていけなくなることもあります。

自主学習で取り戻せれば問題はありませんが、自主的に勉強をする習慣が身についていないと挫折してしまいます。

その場合は、学校の授業を補ってくれる学習塾を検討すると良いかもしれません。

塾というと進学塾を連想しがちですが、塾には「進学塾」と「学習塾」があります。

進学塾は受験対策のために難易度の高い問題に挑戦する塾です。

学習塾は苦手な部分の克服や勉強意欲アップ、勉強の習慣化をすることで基礎学力のアップを目標とします。

勉強のサポートをしてくれる塾なので、受験を考えていなくても通いやすい塾です。

まとめ 小学生の勉強時間の目安は「学年×15分」低学年のうちから勉強習慣をつけよう

小学生の勉強時間の目安は「学年×15分」です。

高学年になるほど時間は長くなりますが、低学年のうちから勉強習慣をつけておけば、無理なく続けられます。

自主的な勉強が習慣化されていない場合は、学習塾に通わせてサポートしてもらうのも一つの方法です。

子どもに合った時間や、子どもに合った勉強方法を見つけて、楽しみながら続けられるようにサポートしてあげましょう。

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