小学生に英検は必要?メリットから受験方法、費用まで丸わかり

Englishの文字と色鉛筆

小学校も中学年になってくると、子どもやママ友から「英検」についての話題が出てくることがあります。

「小学生から英検?!まだまだ早い」と思うかもしれませんが、小学校でも英語が必修科目となっている今、実は英検を受けている小学生は多いです。

この記事では、小学生のうちに英検を取るメリットや、英検の申し込み方法や検定料などをご紹介します。

子どもの英検受験に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

小学生の英検受験者はたくさんいる

「英検」とは、日本英語検定協会が主催する実用英語技能検定、英検IBA、英検Jr.の3つを総称したものです。

2020年に英検を受験した総人数は約368万人。

そのうち、小学生は約33万人でした。

つまり、全受験者のうち、小学生が10%近くを占めているのです。

2020年はコロナ禍のため、受験を見送る方が多く受験者数が減少しました。

ですが、2017~2019年の3年間はいずれも小学生の受験者は40万人を超えています。

その背景には、小学校で英語が必修となったことがありそうです。

そのため、英語に意欲的に取り組む小学生が増えたのでしょう。

小学生の半数以上が何らかの資格を取得している

アンケート調査の結果 yesno

栄光ゼミナールが実施した「小中高生の資格・検定取得に関する調査」によれば、小学生の54.1%が何らかの資格を取得していることがわかりました。

そのうち34.3%が英検(英検Jr.を含む)を取得しています。

同じ調査では、なぜ資格を取得したのかを小学生の保護者に聞いています。

その答えとして多かったのは、「学習や習い事で身につけた知識やスキルの定着度合いを測るため」でした。

次点は、「学習のモチベーション向上のため」が挙げられています。

一方で、資格を取得していない方の理由は「資格・検定の勉強よりも、学校での学習や受験勉強を優先しているから」という声が最も多く、全体の62.4%にもおよびました。

小学生が英検を受けるメリット

英語検定の勉強

では、実際に小学生のうちから英検を受けることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

中学受験で優遇される

英検取得が中学受験に役立つことがあるのをご存じでしょうか。

英検の級を持っていると入試の合否判定で優遇される学校があります。

ほかにも奨学金制度の対象となったり、入学金免除や試験免除などの優遇措置がおこなわれていたりします。

ただし、学校によって内容や基準の級は異なりますので、確認が必要です。

このような優遇措置を入学後も続ける学校があります。

指定の級以上を取得していると、成績に加味されたり、設備費が免除されたり、表彰されたり、特別なクラスや講座を受講できたりするなど、内容はさまざまです。

小学校で英語が必修になったことを受け、今以上に英検を活用する中学校が増えるでしょう。

大人と同じ資格を取れる達成感が得られる

英検受験に年齢制限はありません。

つまり、小学生であっても大人と同じ試験を受験することになります。

大人と同じ試験を受けて合格することは、小学生にとって誇らしい経験になるでしょう。

また、達成感や自信にもつながり、英語勉強に対するモチベーションアップにもなります。

英検は「勉強して級をもらえる」という、小学生にとってはそう多くない経験のできる機会となりうるのです。

今の実力がわかる

英語能力は、しばしば4つの技能に分けて評価されます。

リスニング、リーディング、スピーキング、そしてライティングの4技能ですが、英検4級と5級ではリスニングとリーディング試験のみです。

英検受験後に届く成績表には、全体の得点以外にも技能別の得点や、そのなかでもさらに細かく成績が書かれています。

正答だけでなく、自分がどの問題で間違えたのか、出題のねらいや学習アドバイスまで書かれているので、今後の勉強に役立つでしょう。

もし不合格だったとしても、どこを強化していけばいいのかがわかるので、受験すること自体がとても有益です。

中学校でのスタートが有利

日本英語検定協会では、英検5級の受験目安を「中学初級」レベルとしています。

もし、小学生のうちに英検5級を取得できれば、すでに中学初級レベルの内容が理解できているということです。

そのため、中学英語の授業を有利な状態からスタートできるでしょう。

今は、小学校でも英語が必修化されています。

また、中学の成績は高校受験に影響しますし、その先まで見据えるのであれば、早いうちに基礎を作り、どんどんと学力を積み上げていくことも大切です。

中学生の間にさらにうえの級を取得できれば、高校受験やその先まで、一歩抜き出た英語力を維持し続けられます。

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英検の試験概要

チェックシートとペンと電卓

続いては、実際に英検受験するにあたっての詳細をご紹介します。

検定料

個人で受験する場合の5級から1級までの検定料をまとめました。

【2021年度 英検 検定料一覧】

1級 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級
12,600円 10,700円 9,700円 9,200円 7,900円 4,900円 4,500円

団体受験の場合は費用が異なりますので、各団体経由で確認してみてください。

申し込み方法とその後の流れ

申し込み方法は3パターンあります。

インターネットによる申し込み方法を例に取り、紹介しましょう。

  1. 英ナビ!」にユーザー登録をする
  2. 英検IDを取得する
  3. 受験級を選択肢、個人情報などを入力する
  4. 決済をする
  5. 申し込み完了

英検IDがあれば試験結果をインターネット上で確認でき、英検公式の英語学習サービスの「スタディギア for EIKEN ベーシックプラン」も無料で利用できるので便利です。

ほかにも、コンビニエンスストアのマルチコピー機や情報端末機からの申し込み、特約書店で願書を入手して記入し、郵送で申し込みをする方法があります。

小学生が英検を受けるときに親が気をつけること

先にもお伝えしたように、英検は大人から小学生まで幅広い層が受験します。

特に小学生の親が気を付けるべきことをご紹介します。

不合格になった場合にフォローできるようにしておく

たくさん勉強をして臨んだとしても、子どもの場合は当日のコンディション次第で試験結果がどう転ぶかわかりません。

当然ながら、自分の子どもが不合格となることもありえます。

親としてはショックを受けるかもしれませんが、がんばって勉強したのは子どものほうです。

また、子どもは意外と打たれ強く、不合格をあまり気にしない子どもも多いもの。

ですから、親もあまり取り乱すことなく、フォローに努めましょう。

励ますのか、なぐさめるのか、はたまた、あまり触れずにそっとしておいてあげるのか……子どもの性格やそのときの様子を見て、対応してみてください。

1人で受験できるか話し合っておく

試験会場には独特の雰囲気があります。

初めて検定試験を受ける子どもならば、緊張感の漂う空気にのまれて不安になってしまうかもしれません。

しかも英検の場合、同じ級なら中高生や大学生、大人も一緒の会場で試験を受けることになります。

椅子や机も大人用のものです。

その他、試験中にしゃべらない、周囲に迷惑をかけることをしない、などのマナーも必要となります。

心配な場合は、協会のサイトに設けられているチェック用のページで事前確認してみましょう。

当日の持ち物や試験の流れがわかりやすく書かれているので、受験する子どもと一緒に見ておくのがおすすめです。

付き添いは直前まで

試験開始前に、問題冊子と解答用紙が配られます。

そして、解答用紙には氏名や生年月日など必要事項を記入します。

そこまでは、保護者の付き添いが可能です。

もし、子どもが自分だけで必要事項の記入をおこなうことが難しいならば、保護者が手伝ってあげられます。

ですが、いったん試験が始まってしまえば、そばにいることはできません。

試験中は会場の外で待つことになります。以前は保護者用の控え室が用意されていましたが、現在は廃止されています(2021年9月現在)。

試験終了後に、どこで待ち合わせをするかも、事前に決めておきましょう。

まとめ

小学生ですでに英語を習っていたり、英語に興味があったりするなら、英検受験はおすすめです。

子どもにチャレンジしたい気持ちがあれば、親子でがんばってみるのも良いでしょう。

結果が良くてもそうではなくても、次につながる経験がきっとできるはず。

また、中学受験を考えている方にとっても、英検の資格所持が試験に有利となる場合がありますので、志望校をチェックしてみてください。

これからの英語必修時代に向けて、積極的に英検受験を検討してみてはいかがでしょうか。


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