子どものいる家庭では、全員を毎日お風呂に入れるのが大変という悩みがつきものです。お湯が温かいうちにお風呂に入ってほしくても、子どもがなかなか入らず冷めた湯船に入ることになることもあります。
そんな時、「追い炊き機能付きバス」だと、冷めた湯船を温め直すことができ便利です。この記事では、追い炊き機能の説明やメリット、子育て家庭で使うときの注意点などをご紹介します。
1:追い焚き機能について
追い焚き機能とは、浴槽の冷めてしまったお湯を沸かし直す機能です。すでに浴槽にためたお湯を温めて使うため、一度張ったお湯を抜いて入れ直すよりも、ガス代・水道代の両方で節約ができます。
追い炊き機能はオートとフルオートの2種類に分かれ、オートは追い炊きの他に設定した量でのお湯はりが可能です。一方、フルオートは追い炊き・お湯はりの他にも、お湯が減った時に自動で足し湯をしてくれる機能や、汚れやすい配管を自動洗浄してくれる機能が付いています。
追い炊き機能付きバスのある賃貸物件をお探しの際は、追い炊き機能の詳細まで確認しておくと良いでしょう。
2:追い焚き機能付きバスのメリット
では、追い炊き機能付きバスには一体どのようなメリットがあるのでしょうか。以下で見ていきましょう。
利便性が高い
お風呂を温め直したいと思っても、全てのお湯を抜いて入れ直すのは時間がかかります。しかし追い炊き機能付きバスなら、ボタンを押すだけで沸かし直してくれます。また、すでに温まっているお湯を使うので、沸かし直しの時間も短くて済みます。お風呂の時間短縮やガス代・水道代の節約をしたいママや、疲れて夜遅くに帰ってくるパパにも嬉しい機能でしょう。
お風呂に入る時間が異なる場合に便利
子どもが1人でお風呂に入れるようになると、ママやパパとお風呂の時間がずれることもあります。また、残業などで遅くに帰ってくる場合、入る頃にはお湯が冷めていることもあります。
こうした場合も、追い炊き機能付きバスなら入りたいタイミングに合わせて追い炊きができるので、最後の人が冷めたお湯で我慢する必要もなくなります。子どもが寝静まった後、ママがゆっくりバスタイムを楽しみたい時にも便利です。
ガス代・水道代の節約
冷めたお湯を沸かし直すとはいえ、冷たい水ではないので、一からため直すよりも追い炊きの方がガス代は少なく済みます。また、すでにたまっているお湯を温め直すので新たに水を足す必要がなく、その分水道代も節約できます。
3:追い焚き機能で気をつけること
便利な追い炊き機能付きバスですが、子育て家庭で使う上で注意しておきたいこともあります。
翌日も使う際は衛生面に注意
追い炊きしたお湯をその日のうちに使う分には問題ありませんが、翌日もそのまま再利用する場合、細菌が増えた状態になります。小さい子どものいる家庭で何日も追い炊きだけでお湯を使うのは、衛生上よくありません。
追い炊き機能はできるだけ当日のみ使うようにして、お湯は毎日はり直すのがおすすめです。
後付けもできるが、時間も費用もかかる
賃貸物件によってはお風呂に追い炊き機能がついておらず、後付けするという選択肢になる場合もあります。しかし賃貸物件の場合は、給湯器を交換する際など工事が必要なときは、大家さんや管理会社に事前の許可が必要です。工事を行う場合は費用が数十万単位でかかることがあり、見積もりや工事など導入までの時間もかかります。
できれば最初から追い炊き機能付きバスのある物件を借りるか、工事のいらない簡易追い炊き機を導入するとよいでしょう。
子どもがボタン操作を間違ってやけどしないよう注意
小さい子どもがいる場合、温度の調節ボタンを押してしまい、熱いお湯でやけどをする可能性があります。しっかりと操作できるようになるまではなるべく一緒にお風呂に入り、一緒に入っているときも子どもからは目を離さないように注意しましょう。
4:まとめ
子育て世帯にとっての追い焚き機能付きバスのメリットや注意点をご紹介しました。
家族がそれぞれのタイミングでお風呂に入れて、冷たいお湯で我慢することがなくなるのは、忙しい子育て世帯にとって嬉しい機能でしょう。ライフスタイルや今後の子どもの成長を踏まえつつ、追い焚き機能付きバスのある賃貸物件を検討してみてはいかがでしょうか。
子供の学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。