子育て世帯のパパママは、家事・育児をどのくらい分担しているでしょうか?
どちらかの負担が多くなっていたり、お互いの家事のやり方や育児への関わり方に不満がある方も多いのではないでしょうか。
今回ママソレ編集部では、高校生までのお子さんをお持ちのパパママに「家事・育児」についての分担や不満についてのアンケートを実施。
その興味深い結果についてお伝えします。
【調査概要】
調査期間:2023年10月11日〜10月16日
調査機関:ママソレ編集部
調査対象:高校生までの子を持つ親
有効回答数:400人
調査方法(集計方法、算出方法):インターネットによる任意回答
家事と育児はどちらがどの程度担当している?
はじめに、家事と育児をパパとママのどちらがどの程度担当しているかについてお聞きしました。
家事の分担状況
まず、家事の分担状況についてご紹介します。

「均等に両者で担当している」と答えたのは、パパが47.0%だったのに対し、ママは11.7%でした。
また、「主にあなたが担当している」と答えたのは、パパが7%だったのに対し、ママは87.7%でした。
9割近いママが自分が家事を主に担当していると感じており、パパとママの家事に対する意識に大きな差があることが分かりました。
【パパ】
- 均等に担当している 47.0%
- 主にあなたが担当している 7.0%
- 主にパートナーが担当している 46.0%
【ママ】
- 均等に担当している 11.7%
- 主にあなたが担当している 87.7%
- 主にパートナーが担当している 0.7%
共働き家庭のみの家事分担状況は?
次に、共働き家庭のみに限定して家事分担について調査したところ、「均等に両者で担当している」と答えたのはパパが50%だったのに対し、ママは約15%でした。
また、「主にあなたが担当している」の問いに対しては、パパは約9%だったのに対し、ママは8割を超える結果となりました。
共働き家庭に限定しても家事負担への意識には大きな差がある結果となり、パパは、均等に家事分担していると感じている人が多いのに対し、ママはそうは思っていないことが分かる結果となりました。

【パパ】
- 均等に担当している 50.0%
- 主にあなたが担当している 8.8%
- 主にパートナーが担当している 41.3%
【ママ】
- 均等に担当している 15.6%
- 主にあなたが担当している 83.2%
- 主にパートナーが担当している 1.2%
育児の分担状況
次に育児の分担状況について見てみます。

育児についても「均等に両者で担当している」と答えたのはパパが43.0%だったのに対し、ママは14.7%、「主にあなたが担当している」と答えたのはパパが8.0%だったのに対し、ママは84.7%という結果になりました。
家事だけでなく育児の面でもパパよりもママの負担が多いと感じているということが分かりました。
【パパ】
- 均等に担当している 43.0%
- 主にあなたが担当している 8.0%
- 主にパートナーが担当している 49.0%
【ママ】
- 均等に担当している 14.7%
- 主にあなたが担当している 84.7%
- 主にパートナーが担当している 0.7%
共働き家庭のみの育児分担状況は?
次に、共働き家庭のみに限定して育児の分担状況を調査したところ、家事分担と同じく、パパに比べて、ママの方が負担が多いと感じている方が圧倒的に多く、「主にあなたが担当している」と答えたのは、パパが6.3%だったのに対し、ママは80.2%という結果でした。

【パパ】
- 均等に担当している 47.5%
- 主にあなたが担当している 6.3%
- 主にパートナーが担当している 46.3%
【ママ】
- 均等に担当している 18.6%
- 主にあなたが担当している 80.2%
- 主にパートナーが担当している 1.2%
家事や育児の分担の満足度
次に、家事や育児の分担についてどの程度満足しているかについての調査結果をお伝えします。
「とても満足」「満足」「やや満足」まで含めると、パパが72%なのに対し、ママは50.7%でした。
一方、「やや不満」「不満」「とても不満」を合わせると、パパは4.0%なのに対し、ママは29.7%に上りました。
約3割のママが家事・育児分担について不満に思っていることが分かりました。

【パパ】
- とても満足 5.0%
- 満足 37.0%
- やや満足 30.0%
- どちらともいえない 24.0%
- やや不満 4.0%
- 不満 0.0%
- とても不満 0.0%
【ママ】
- とても満足 5.7%
- 満足 20.0%
- やや満足 25.0%
- どちらともいえない 19.7%
- やや不満 17.0%
- 不満 7.7%
- とても不満 5.0%
家事育児の分担について不満な点は?(パパの意見)
次に家事育児の分担について不満な点があるかについてお聞きしました。
まずはパパの意見をご紹介します。

パパの意見では「自分では家事や育児に協力しているつもりなのに、パートナーに分かってもらえない」という回答が著しく多い結果となりました。
- 家事を全く協力してくれない 1票
- 自分では家事や育児に協力しているつもりなのに、パートナーに分かってもらえない 47票
- 家事は女性がやるものと思っている 7票
- 不公平さを感じる 14票
- パートナーが言わないと分担してくれない 6票
- 協力してくれても仕上がりに満足できない 15票
- その他(自由記述) 16票
- 不満はない 14票
【その他の回答】
- できることは自分でも手伝おうと思いやってみるが、やり方の違いがあり、あまり喜んだり好感を持ってくれないことに多少不満がある。(中学生のパパ)
- 子育てや子どものやるべき事に夫婦で相違があることがある。(未就学児のパパ)
- 自分としては、分担の区別をしているつもりは無いので相手の家事をやったり、手伝ったりしますが、相手は手伝うということが無い。(高校生のパパ)
- ルールが彼女の中で決まっており、その通りに家事をしないと不満の言葉を浴びる。(未就学児のパパ)
- 時間を作り、手伝いたいのが本音。(未就学児のパパ)
家事育児の分担について不満な点は?(ママの意見)
次に家事育児の分担についてどのような不満点があるか、ママ側の意見をご紹介します。

ママ側の意見としては、「協力してくれても仕上がりに満足できない」という不満が最も多く、次に「パートナーが言わないと分担してくれない」「家事は女性がやるものと思っている」「不公平さを感じる」といった回答が多くあがりました。
- 家事を全く協力してくれない 30票
- 自分では家事や育児に協力しているつもりなのに、パートナーに分かってもらえない 14票
- 家事は女性がやるものと思っている 80票
- 不公平さを感じる 79票
- パートナーが言わないと分担してくれない 98票
- 協力してくれても仕上がりに満足できない 112票
- その他(自由記述) 20票
- 不満はない 24票
【その他の回答】
- フルタイムではないから平等に振り分けるのが難しい。お迎え要請の対応が母親ばかりで職場に迷惑をかけてしまうのが申し訳ない。(未就学児のママ)
- 主体性が足りない、苦手な家事を改善しようとしない。(未就学児のママ)
- そもそも相手に家事スキルがほとんどない。やり方や方法を教えてもその通りにできない、やってくれない、覚えない。(小学校高学年のママ)
- 休日にこちらが提案しないと遊びに出ることが少ない。もう少し、今日(〇曜日)は△しよう!など、提案をしてほしい。(未就学児のママ)
- 育児をしながら仕事をすることの、どこに苦労があるのかがいまいち伝わっていない気がする。(小学校低学年のママ)
このようにママ側の意見としては、パパに対する厳しい指摘が目立ちました。
また、「主人の仕事が忙しく、どうしてもワンオペ育児になってしまう」という意見も多く寄せられました。
家事の分担はだれが決めている?
続いて、家事の分担はどちらがどのように決めているかについて調査しました。
家事の分担決め
家事の分担決めに関しては、「2人で決めている」と答えたパパが49.0%なのに対し、ママは20.3%という結果となり、「2人で決めている」と思っているパパは5割に上るのに対し、ママは2割ほどという結果となりました。
また、「主にあなたが決めている」と答えたパパが4.0%なのに対し、ママは22.0%、「特に決めていない」と答えたパパが33.0%なのに対し、ママは55.7%といずれの回答も大きな差がある結果となりました。

【パパ】
- 2人で決めている 49.0%
- 主にあなたが決めている 4.0%
- 主にパートナーが決めている 14.0%
- 特に決めていない 33.0%
【ママ】
- 2人で決めている 20.3%
- 主にあなたが決めている 22.0%
- 主にパートナーが決めている 2.0%
- 特に決めていない 55.7%
育児の分担決め
育児の分担決めについても家事と同様にパパとママでそれぞれの回答に差がある結果となりました。
家事の分担決めと同じく、「2人で決めている」と答えたパパが41.0%なのに対し、ママは17.7%という回答で、「2人で決めている」と思っている割合はパパの方が大幅に多い結果となりました。

【パパ】
- 2人で決めている 41.0%
- 主にあなたが決めている 6.0%
- 主にパートナーが決めている 15.0%
- 特に決めていない 38.0%
【ママ】
- 2人で決めている 17.7%
- 主にあなたが決めている 24.0%
- 主にパートナーが決めている 0.7%
- 特に決めていない 57.7%
家事・育児の分担で工夫していること
次は、家事・育児の分担で工夫していることについて、調査結果をお伝えします。
パパが工夫していること
家事・育児でパパが工夫していることとして、最も多かったのが「得意・不得意で分担している」という回答でした。
続いて「出勤時間や帰宅時間に合わせて分担している」という回答が多い結果となっています。

- 分担の比率や内容について話しあう 18票
- 「名前のない家事」もお互いが把握している 20票
- 得意・不得意で分担している 60票
- 家事分担アプリを利用している 2票
- 出勤時間や帰宅時間に合わせて分担している 47票
- その他(自由記述) 5票
【その他の回答】
- 仕事に行くまでの時間を有効活用しています(未就学児のパパ)
- 役割分担をすると、出来ていないと「何で出来てないの?」となってしまうから役割分担はあえてせず、やっていない事を見つけたらこなすようにしている。(小学校高学年のパパ)
- 明確な分担を決めない代わりに、お互いに補い合う感覚を持つ。(小学校中学年のパパ)
- 家事に対してどちらがやると決めてしまうとやらなかった時の精神的デメリットが大きいので分担は雰囲気で決まってます。その時に出来る方が出来る家事をするスタイルです。(中学生のパパ)
- 外回りは自分が中心、中は妻が中心で整理整頓をしている。(高校生のパパ)
パパ側のその他の回答としては、「明確な分担を決めず、できる方がやる」という意見が多く見られました。
ママが工夫していること
家事・育児でママが工夫していることを見てみると、「得意・不得意で分担している」が最も多く、続いて「出勤時間や帰宅時間に合わせて分担している」が多い回答となりました。
自由記述で意見を記入されるママが多かったのも、興味深い結果となりました。

- 分担の比率や内容について話しあう 64票
- 「名前のない家事」もお互いが把握している 59票
- 得意・不得意で分担している 136票
- 家事分担アプリを利用している 1票
- 出勤時間や帰宅時間に合わせて分担している 97票
- その他(自由記述) 67票
【その他の回答】
- 相手にしてもらったことに対して毎回きちんとお礼を言う。(不満が生まれにくいように)(小学校低学年のママ)
- 家事や育児の内容をできるだけアピールするようにしている。男性側も家事や育児に積極的に参加している世の中になってきているという事を、ネットニュースの記事などを見せて認識させる。(小学校高学年のママ)
- 何度言ってもダメなので、都度、指示出ししてます。「時間ある時に」と言うと忘れてしまうため、「今〇〇やって」と指示出しします。(未就学児のママ)
- 平日や休日など仕事の状況によって変更している。(小学校低学年のママ)
その他「そもそも家事や育児分担について話し合いができない。工夫したくても取り合ってもらえない」という意見が多く寄せられました。
まとめ
「家事・育児の分担」についてのパパとママのアンケート調査結果をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の結果から、家事・育児に対してパパ側とママ側では分担する意識や責任感が大きく異なっていることが分かりました。
また、「そもそも分担できない」や「パパの帰りが遅く、家事・育児はママのワンオペにならざるを得ない」という意見もあり、平等に分担するのは現実的に難しい家庭が多いことも分かりました。
今回のアンケート結果を参考に、ご自宅の家事・育児分担について話し合いのきっかけにしていただけると嬉しいです。
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出典の記載方法は以下のとおりです。
(出典記載例)
出典:【2023年最新】ズバリ!家事・育児の分担はどうしてる?不満はある?ない?子育て世帯のパパママ400人にアンケート!https://mama.chintaistyle.jp/article/survey-2023-kaji-ikuji/(当記事URL)
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