子どもは外遊びが大好きです。
最近はボール遊びのできない公園も増えていますが、現代の子ども達は外でどんな遊びをしているのでしょうか。
また、季節や天気はどの程度外遊びに関係しているでしょうか。
ママソレ編集部では、「外遊びと季節や天気の関係」について、幼児〜小学生のお子さんを持つ300人のパパママにアンケートを実施しました。
その結果をお伝えします。
【調査概要】
調査期間:2023年10月11日〜10月16日
調査機関:ママソレ編集部
調査対象:1歳~12歳の子を持つ親
有効回答数:300人
調査方法(集計方法、算出方法):インターネットによる任意回答
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目次
子どもの外遊びで人気なのは?
まずは、子ども達に人気の外遊びについて調査しました。
最も人気が高かったのは、「自転車、キックボードやスケートボード、一輪車などの乗り物」で遊ぶことでした。
続いて、「おにごっこや缶蹴り」といった昔ながらの遊びも人気が高かったです。
「野球やサッカーなどのスポーツ」という昔から人気の外遊びがそこまで多くない一方、「携帯ゲーム機を公園などに持ち出して遊ぶ」という時勢を表した回答も一定数見られました。
- おにごっこや缶蹴り 137票
- 野球やサッカーなどのスポーツ 80票
- 水遊び 114票
- 雪遊び 68票
- 虫取り 74票
- コマ遊び 1票
- 自転車、キックボードやスケートボード、一輪車などの乗り物 146票
- 携帯ゲーム機を公園などに持ち出して遊ぶ 28票
- 遊具遊び 30票
- 砂遊び 13票
- シャボン玉 7票
- その他(自由記述) 20票
年齢ごとに人気の外遊びは?
続いて、人気の外遊びを年齢別に見てみました。
幼児と未就学児に最も人気の外遊びは「水遊び」、小学生に最も人気の外遊びは「自転車、キックボードやスケートボード、一輪車などの乗り物」で遊ぶこと、続いて「おにごっこや缶蹴り」でした。
これは「野球やサッカーなどのスポーツ」を上回る結果となりました。
【その他の回答】
- 虫を観察したり、秋でしたらどんぐりや松ぼっくりを探したりしています。(未就学児の保護者)
- 仲の良い友達と公園で待ちあわせして、鬼ごっこやダルマさんがころんだをしていると言っています。(小学生の保護者)
- 公園などでひたすらしゃべる。(小学生の保護者)
- キャッチボール、しゃぼん玉、バドミントン(未就学児の保護者)
- 縄跳びやラジコン(小学生の保護者)
子どもの外遊びが最も多い季節と天気は?
次に子どもの外遊びが多い季節について見ていきます。
子どもの外遊びが多い季節は春
外遊びが最も多い季節は、「秋」の39.7%を押さえ、「春」が41.0%と最多でした。
寒くて外遊びを我慢していた冬の終わりを待つように、春になると子ども達は外遊びを楽しんでいるようです。
- 春 41.0%
- 夏 17.3%
- 秋 39.7%
- 冬 2.0%
年齢別に見ると幼児で「秋」に外遊びをするという回答が若干多いですが、未就学児、小学生ともに「春」が最も多い結果となりました。
子どもの外遊びが最も多い天気は晴れの日
子どもの外遊びが最も多い天気は「晴れの日」で、91.0%という結果となりました。
- 晴れ 91.0%
- くもり 8.3%
- 雨 0.7%
年齢別に見たところ、いずれの年齢でも「晴れ」の日に外遊びをする割合が9割を超えていました。
子どもの外遊びが最も少ない季節と天気は?
次に、子どもの外遊びが少ない季節と天気について調査しました。
子どもの外遊びが最も少ない季節は夏
子どもの外遊びが最も少ない季節は、「夏」で54.0%という結果となりました。
これは、「冬」の41.3%を1割以上、上回る結果となりました。
ここ数年の酷暑が影響した結果と言えます。
- 春 2.0%
- 夏 54.0%
- 秋 2.7%
- 冬 41.3%
年齢別に見ても、子どもの外遊びが少ない季節は「夏」ということが分かりました。
特に未就学児(4~6歳)では、6割強が夏の外遊びが少ないと回答しています。
子どもの外遊びが最も少ない天気は雨の日
子どもの外遊びが最も少ない天気についての調査では、「雨の日」が94.0%という結果となりました。
- 晴れ 1.7%
- 雨 94.0%
- 雪 4.0%
- くもり 0.3%
年齢別に見ても、どの年齢も子どもの外遊びが最も少ないのは、「雨」の日が9割を超える結果となりました。
子どもを外で遊ばせにくいのは「熱中症が心配な時」
次に、子どもを外で遊ばせにくいのはどんな時かについて調査したところ、「気温が高く、熱中症が心配な時」という回答が圧倒的に多く、「気温が低い時」や「雨や雪で地面が濡れていたり凍っている時」を大きく超えました。
ここ数年の猛暑は、保護者の方にとっても子どもを外で遊ばせにくい心配の種になっているようです。
- 花粉や黄砂、PM2.5が多い時 105票
- 気温が低い時 112票
- 気温が高く、熱中症が心配な時 247票
- 日が落ちるのが早い時期 44票
- 雨や雪で地面が濡れていたり凍っている時 191票
- 光化学スモッグなどの大気汚染が心配な時 79票
- その他(自由記述) 4票
【その他の回答】
- 雨の日に公園で所々深めの水溜りが出来ている時。霧が出ている時や台風前後など風が強く吹いている時。(幼児の保護者)
- 気温が高く、遊具が熱すぎて使えない時。(未就学児の保護者)
- 人が多すぎる時。(未就学児の保護者)
子どもの年齢ごとの違い
子どもを外で遊ばせにくい時を年齢別に見てみても、「気温が高く、熱中症が心配な時」が最も多い結果となり、年齢による大きな差はありませんでした。
季節や天気の変化は子どもにどのようなメリットがある?
季節や天気の変化は子どもにどのようなメリットがあるかの問いについては、「季節的な感覚を養うことができる」が最も多い結果となりました。
続いて、「季節ごとの行事を楽しむことができる」、「植物や動物、虫などの自然を学ぶことができる」という回答も多かったです。
- 様々な種類の外遊びをすることができる 142票
- 季節ごとの行事をたのしむことができる 165票
- 植物や動物、虫などの自然を学ぶことができる 161票
- 季節的な感覚を養うことができる 207票
- その他(自由記述) 5票
年齢ごとに感じられるメリットの違い
年齢別に季節や天気の変化によるメリットを見たところ、全年齢では最も多かった「季節的な感覚を養うことができる」という回答ですが、幼児(1〜3歳)ではほとんどなく、「植物や動物、虫などの自然を学ぶことができる」「様々な種類の外遊びをすることができる」が多い結果となりました。
【その他の回答】
- 暑い日は薄着で、寒い日は厚着で、中間の季節は気温に合わせて、それぞれの季節や気温に合わせて服を選び出かける事を学べる。(幼児の保護者)
- 身体の機能的なところ(発汗など)の発達を促すことができる。(幼児の保護者)
- 交通ルールや社会でのあり方、人との関わり方を学ぶことができる。(未就学児の保護者)
まとめ
いかがでしたか。
「子どもの外遊びや季節と天気の関係」についてお伝えしました。
予想通り、ほとんどの子どもが春と秋や晴れの日に外遊びを好んでいることが分かる結果となりました。
一方で、外で遊ばせにくい季節は気温の低い「冬」ではなく、熱中症が心配な「夏」だということも分かりました。
また、「おにごっこや缶蹴り」といった昔ながらの遊びが現代でも好まれていることが分かり、興味深いアンケート結果となりました。
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(出典記載例)
出典:【2023年最新】子どもはどんな外遊びをしている?外遊びと季節や天気の関係は?幼児から小学生のパパママ300人にアンケート!https://mama.chintaistyle.jp/article/survey-2023-child-sotoasobi-season/(当記事URL)
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