高校、大学、専門学校……合否がまだ出ていないけど、推薦の人や他の入居者で近くの部屋が埋まってしまう前に、仮契約、仮押さえをしたい!
しかし、賃貸物件の仮押さえやキャンセルはできるのでしょうか。
毎日お部屋探しのお電話でのお問い合わせに対応し、地元の不動産会社を紹介している「住まいの紹介サービス」に実際に賃貸の仮契約は可能なのか聞いてみました。
目次
アパートの「仮押さえ」はできる?
高校や大学受験を終えてから大学の近くに住まいを探しても、理想の物件が見つからないのでは……?
でも、その前に探して決めても合格するかどうかわからず、どうするか困っている方は多いのではないでしょうか。
「お部屋探しはいつ始めるのが良いの?」「合否が出る前に仮契約はできるの?」
「不合格だったら契約を取り消せるの?」など、あらゆる相談事例があります。
この記事では、皆さんの疑問に答えつつ、賃貸物件の仮押さえについて詳しく紹介します。
結論
賃貸物件を仮押さえできるかどうかは、不動産屋さんによってまちまちのようです。
「住まいの紹介サービス」によると「賃貸の仮契約ができるできないは、半々といったところでしょうか。
仮契約ができる場合は、大学の近くの不動産会社で合否のわかる前の仮押さえに対応慣れしている感じが見受けられます。
仮契約ができない場合は、不動産会社が、最初から合否の結果が出てからで無いと契約できないと考えていたり、またお客様が早めにお部屋を探されて合否のわかる2ヵ月前から仮予約、家賃の発生は実際に住む予定の日からにして欲しいといった、仮押さえが早すぎるケースは不動産会社がOKを出さなかった事例があります」とのことです。
マンモス大学の近くにあるなど、学生街の物件を紹介している不動産会社は、合否がわかる前の仮押さえについての相談に慣れているので柔軟に対応してくれることがあるようです。
どのタイミングで、どんな手続きを取れば良いのか、明確なガイドラインを決めているところだと安心できますね。
不動産会社のいう「仮押さえ」は「入居申し込み」のこと
では不動産会社が「仮押さえ」に同意してくれたときは、どんな準備をしておくのが良いでしょうか?
注意しなくてはならないのは不動産会社がいう「仮押さえ」は、「入居申し込み」を意味する場合があるということ。
入居申込書を記入して提出し、大家側と入居審査をおこないますが、その審査中は物件公開をストップできるのでその状態を「仮押さえ」と呼びます。
審査中で契約前ならキャンセルは可能ですが、期限がありますし、契約後は賃料が発生することになります。
「仮押さえ」だから大丈夫だろうと、別の候補を複数立てて、決まったら他の物件の申し込みをキャンセルすればいいと気楽に考えているとトラブルが発生することもあります。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、お部屋探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
「子どもの進学先のお部屋を探したい」「土地勘がなくてお部屋探しが不安」という方はぜひご活用ください。
\ 大学生の子どものお部屋探し /
賃貸物件の入居申し込みの流れ・申し込みをする際の注意点
進学に際して物件を探し始めるタイミングは、1〜3月の間でおこなう方が多いようです。
「住まいの紹介サービス」によると「国公立の大学ですと、合格発表が3月初旬(前記)と3月下旬(後期)にあるので、1月や2月にはお部屋探しのお問い合わせが増えてくる傾向にあります」とのこと。
みなさん、良いお部屋がなくなる前に、早めに探しておきたいようです。
契約前にまず「申込金」という家賃1ヵ月分程度の前金を支払って物件を押さえておいてもらうケースがあります。
申込金は、契約が成立すると返金されるか、契約金として他の支払いにあてられることになるので「預り証」を発行してもらうようにしましょう。
もしくは、「手付金」といって契約金の一部を先に支払う形になることもあります。
手付金は不動産会社の仲介手数料とされることもあるようですが、キャンセルしても戻ってこないこともあります。
後で物件をキャンセルする可能性があるなら、返却される「申込金」であるかどうかを確認し、「預り証」を発行してもらうようにしましょう。
また、その後に必要書類を揃え、入居申し込みをしますが、提出日や入居審査、契約の期日なども確認しておきましょう。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、お部屋探しのご相談を24時間チャットで受け付けておりますので、ぜひお気軽にご利用くださいね。
\ 大学生の子どものお部屋探し /
入居申し込み後に賃貸物件をキャンセルできる?
では「不合格だったのでそこには住まない」と決まった場合は、キャンセルはできるのでしょうか?
ここからは、入居申し込み後にキャンセルする際に必要な手続き、注意点などを紹介します。
仮押さえで支払った手付金が戻ってこないこともあります。
未然にトラブルを防ぐために、必要な手続きや契約内容はきちんと把握しておくようにしましょう。
結論
結論から先にお伝えすると、賃貸借契約後はキャンセルはできません。
キャンセルではなく、「解約」となり、実際に住んでいなくても手付金を含む初期費用は戻りませんし、賃料が発生し、違約金が取られることもあります。
住まいの紹介サービスによると「家賃契約の際に発生する敷金礼金などの初期費用のほか、通常の賃料を支払う場合もあります。
また、お部屋の更新前の解約なので、違約金としてさらに家賃2ヵ月分などが必要になる場合もあります。
家賃2ヵ月分を取る理由は、次の部屋の借り手を探すまでの保証のような意味があるようです」とのこと。
予想よりも金額が高いので仮押さえや仮契約を諦めるケースもあるようです。
賃貸物件の契約が完了した後にキャンセルすると違約金が発生するか、いくらになるのか、期日や金額をあらかじめ確認しておきましょう。
キャンセルする際の注意点
一方、賃貸借契約を締結する前なら、重要事項説明を受け、入居審査を通過した後であってもキャンセルは可能です。
契約書にサインをする前であればキャンセルはできますし、預けてあった申込金も返還されされます。
入居審査にかかる期間は3〜7日間程度です。
つまり、進学先が決まり、どこに住むか決定する日付の1週間前くらいに物件を仮押さえし、申し込むのはあまりリスクがなさそうです。
合否発表後でも物件探しは間に合う
合否の発表後に物件を探すのでは遅すぎる、という印象があるかもしれません。
しかし、物件探しは合格がわかってからでも充分間に合うケースも多いです。
たしかに学校付近の好条件の物件は、早めに決まってしまうこともあるでしょう。
ただし、学生だけでなく社会人の出入りも多い時期なので4月からの空きも増えます。
家賃相場や地域情報などの情報は早めに集め、物件の契約は焦らずに進学先が決まってからでも良いかもしれませんね。
「進学先に土地勘がなく、お部屋探しが不安……」という方は住まいの紹介サービスチャットをご活用ください。
\ 大学生の子どものお部屋探し /
まとめ:悩んだら、住まいの紹介サービスに相談してみよう!
住まいの紹介サービスは、株式会社KG情報が運営する賃貸スタイル、ママ賃貸のサポートセンターです。
大学や専門学校周辺の賃貸だけでなく、幼稚園、小学校近くのお部屋や、事務所などの賃貸、また家賃を抑えて探したいなど、あらゆるニーズに答え、お客様にピッタリの地元の不動産会社を紹介します。
希望に合わせて、各エリアの不動産会社や住宅会社も紹介可能です。
賃貸でお悩みのことがある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
「住まいの紹介サービス」では、希望に合わせて各エリアの不動産会社や住宅会社を紹介可能です。
住まいの紹介サービス