子どもが幼稚園や保育園に入園するときには、家族や周囲の方から入園祝いをいただくことがあるでしょう。
お祝いをしてもらってうれしい気持ちになりますが、「お返しはしなくても大丈夫?」と気になってしまいますよね。
この記事では、入園祝いに関するマナーやお返しをする場合の相場などを詳しくご紹介します。
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目次
幼稚園や保育園の入園祝いをいただいたらどうする?
子どもが幼稚園や保育園への入園を控えていると、家族や親戚などの身内や知り合いから入園祝いをいただくことがあります。
もらえると思っていなかった場合や初めての場合は、驚いてどのように対応すべきかわからないことも多いでしょう。
ここでは、子どもの入園祝いをもらったらまずどのように対応すべきかをご説明します。
まずは受け取り報告やお礼を手紙やメッセージで
入園祝いは、入園式のおよそ2〜3週間前に届けられることが多いでしょう。
入園祝いを受け取ったら、まずは3日以内を目途にメールやLINE、電話、手紙などで受け取ったことの報告とお礼をしましょう。
贈った相手は、相手から反応が返ってくるとうれしく思ってくれます。
きちんと届いているか心配になっている方もいるため、できるだけ迅速に反応するほうが良いでしょう。
また、子ども本人から電話や手紙でお礼のメッセージを伝えるのも喜ばれます。
内祝いは送る?お返しはいらない?
内祝いとは、おめでたいことがあった家族がその喜びをわかち合うためにする贈り物のことです。
本来は、入園祝いをもらっていない方にも贈る風習があります。
しかし、現在では「お返し」とほぼ同義語で使われています。
また、住んでいる地域や親戚内での風習によっても異なるため、周囲に前もって確認しておくのがベターです。
もともと、経済力のない「子どものためのお祝い」に対して、お返しは不要と考えられることもあります。
両親や義実家の場合は、入園祝いの食事会などを開いて招待すると楽しい時間を過ごしながら喜びを分かち合えて皆が満足できるでしょう。
お返しをしない場合のマナーやお礼の伝え方は?
子どものためのお祝いには、必ずしもお返しをする必要はないと考えられています。
お返しをしないと決めた場合には、子ども本人が描いた絵やメッセージを贈ると感謝の気持ちが伝わりやすいでしょう。
親が動画を撮影してビデオメッセージを贈ってお礼を伝えるのもおすすめです。
また、本人からの気持ちに加えて、親からも写真やお礼状を添えて感謝を伝えると喜んでもらえるでしょう。
お返しをしなくても、子どもと親の双方から気持ちを伝えることがポイントです。
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入園祝いのお返しをする際のマナーは?
入園祝いをもらったらお返しをしたいと考える方も多いでしょう。
ここからは、入園祝いのお返しをする場合に、どのようなタイミングでどのような形でお返しを贈ると良いのか、お返しのマナーを中心にご紹介します。
入園祝いのお返しはいつまでに贈る?
入園祝いのお返しを贈るタイミングは、入園式から1ヵ月以内がベストです。
4月に入園した場合は4月中に手配を済ませておき、遅くともゴールデンウィーク明けまでには贈ると良いでしょう。
贈り物に添えるお礼状では、入園してからの様子を伝えると近況がわかり、喜んでもらえます。
タイミングが遅くなり過ぎてしまうと、相手をガッカリさせてしまうこともあるでしょう。
入園祝いのお返しの相場は?
お返しの相場は、もらった入園祝いの3分の1から半分相当が目安です。
親戚からのお祝いは5,000円〜1万円程度、子どもの祖父母からは2〜3万円程度であることが多いでしょう。
例えば、5,000円いただいた場合は2,000円程度、1万円いただいた場合は3,000〜4,000円程度でお返しを選ぶのが目安です。
入園準備や習い事の開始などで子どもにかかる出費が多いシーズンでもあります。
もらったお祝いはすべて子どものために貯金したいと考える方も多いでしょう。
内祝いのために結局出費が重なってしまうと悩んでしまう保護者も多くなりますが、タイミングやマナーに気を付けながらほどほどの金額で用意すれば、相手に感謝の気持ちを伝えることができます。
水引、のし、表書きはどうする?
水引は、「何度でも結び直せる」を意味する紅白の蝶結びになっており、贈答品に付けられる飾り紐です。
関西地方では、水引の一種としてあわび結びを使うことも多いでしょう。
入園祝いのお返しの場合、表書きは「内祝」または「入園内祝」とし、下側には子どもの名前を書きます。
のしは地域によって異なりますが、包装紙の内側にかける「内のし」にするケースが多くなっています。
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入園祝いのお返しには何を贈る?
入園祝いのお返しの定番として、食料品や日用品などの使うとなくなる「消えもの」があります。
もらったあとの扱いや処理に困ることがなく、日常生活で使えるので喜んでもらえることが多いでしょう。
お返しはいただいた相手によって変えると良いため、ここでは親や義家族、ママ友や近所の人など、それぞれにおすすめのアイテムをご紹介します。
親や義両親には何を贈る?
自分の両親や義実家には、それとなく好みや欲しいものを聞いておくと参考になります。
お菓子やゼリー、果物などの好みや旬に合った食べ物や、タオル、食器などの日用品もおすすめです。
遠方に住んでいて入園式の様子を直に見せられない場合は、写真や子どもの描いた絵などを添えると子どもを身近に感じることができ、喜ばれるでしょう。
また、家族の間では、あらかじめお返しは不要だと言ってくれる場合があります。
お返しをしない場合は訪問時の手土産を少し豪華にするなど、関係性によって柔軟に変えると良いでしょう。
親戚、兄弟には何を選ぶといい?
子どもの叔父叔母、そして祖父母などからお祝いをいただいた場合は、相手が自由に選べるカタログギフトや商品券、ギフトカードなどがおすすめです。
また、有名店のスイーツや和菓子、そして紅茶やコーヒーなども人気があります。
クッキーアソートや洋菓子セット、プリン、おせんべいの詰め合わせ、こだわりの紅茶やコーヒーなどを贈ると、お茶の時間に楽しんでもらえるでしょう。
子どもがいる家庭では、プレミアム感のあるフルーツジュースなども喜ばれます。
ママ友や近所の方などは?
ママ友や近所の方など、お互いに子どもがいて入園祝いを贈り合う場合もあるでしょう。
お返しには、可愛いハンカチやミニタオルなど、小さなギフトを贈り合うのがベターです。
何枚あっても困らない実用的なものだとお互いに助かり、相手の負担にもならずに済むでしょう。
サービスを利用して写真入りのギフトもおすすめ
ネットショップを利用して、写真入りのオリジナルギフトを用意するのもおすすめです。
入園式や新生活で撮った写真をアップロードし、メッセージや包装紙、のしなども選びながら適度な金額のギフトを提案してくれるサービスがあります。
上手に利用してオリジナリティのあるお返しを準備すると、相手に喜んでもらえるでしょう。
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まとめ:地域差や家族差もあるのでよく相談して
子どもの入園を祝ってお祝いをもらうのは、うれしい反面、どのように対応して良いかわからず困ってしまうこともあります。
子ども向けのお祝いには、必ずしもお返しが必要とされるわけではありません。
ただし、地域差や家庭内での風習もあるため、親しい親戚に聞いてみるなどして柔軟に対応すると良いでしょう。
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