保育園や幼稚園の入園準備、あるいは小学校の入学準備で忙しいママやパパのなかには、名前つけの作業に追われている方も多いのではないでしょうか。
名前つけの場所で特に困りやすいのが、靴下です。
ここでは、靴下に名前を記入する際はどこに書くのがベストなのか、また書きにくさを解消するためのコツや、おすすめグッズも併せて紹介します。
ぜひ入園準備の参考にしてください。
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靴下の名前つけはどこの場所に書くのがおすすめ?
靴下は伸縮性があり、サインペンで名前をきれいに書くのは難しいアイテムです。
また、他の衣服のようにネームタグも付けられていないことが多く、どこに名前を書いたら良いか迷ってしまいますよね。
靴下の名前を書く位置としておすすめしたい3カ所を、メリット・デメリットを踏まえて紹介します。
一番人気は「足の裏部分(土踏まず)」
靴下の名前を書く場所として一番人気があるのは、足裏の土踏まず部分です。
足裏には名前を大きく書きやすいため、履いていない状態で誰のものかわかりやすく、紛失予防に役立ちます。
また、兄弟がいる場合は、家で洗濯した際に誰のものかわからなくなることも防げるでしょう。
足裏に書くメリットとしては、土踏まずがアーチ状になっているため、擦れたり伸びたりしにくいことです。
名前が消えにくいので、何度も書き直す手間を防ぐ効果もあります。
また、足の裏は靴を履いてしまえば名前が見えないため、プライバシー保護にも役立ちます。
注意点は、滑り止めがついた靴下には書きにくいことと、土踏まずがあまりない5歳以下の子どもの場合は、擦れて名前が見えづらくなってしまうことの2点です。
靴下のつま先に名前を書く
足の甲側の指の上・つま先部分は、比較的擦れにくいため名前が消えづらいことがメリットです。
靴を履いていればプライバシーも守れ、靴を脱いでいる状態なら顔と名前が一緒に見えるため、保育園や幼稚園の先生に名前を覚えてもらいやすいこともポイント。
とくに、新学期の始まりはみんなに名前を覚えてもらう必要があるため効果的です。
ただし、つま先部分は靴下が一番薄くなったり、破れたりする場所でもあります。
名前が見えづらいと意味がないため、まめに文字の状態をチェックしたり、書き直したりする必要がありそうです。
靴下の履き口部分(ふくらはぎの内側)に名前を書く
靴下の履き口は、摩擦が起こりにくいため見えづらくなる心配が少ない部分です。
また、靴を履いていても名前がわかるので、名前を覚えてもらいたい場合は良いかもしれません。
名前を見られたくない場合は、靴下の内側に書くと良いでしょう。
無印良品などのメーカーで販売している子ども用靴下には、靴下の内側に白いラインで名前を記載する用のスペースが設けられているものもあります。
ただし、内側に記名すると保育士さんや先生が持ち主を探す際にわかりづらいことや、文字を書きにくいなどのデメリットもあります。
また、履き口部分は擦れにくい反面伸びやすいので、履いていくうちに名前が読みにくくなってしまうこともあるでしょう。
靴下の名前は何で書く?おすすめの書き方を紹介
靴下は繊維が伸びて名前を書きづらいものですが、どのペンでどのように書くのが良いのでしょうか。
おすすめのアイテムや書き方を紹介します。
名前の書き方のコツは?
靴下に名前を書くときは、しっかりと固定してから布用のペンで書くのがポイントです。
靴下を抑えながら、ゆっくりペンを動かしましょう。
できればペン先が細いもので、圧をかけずに2〜3回なぞるように書くと、にじみにくくなるのでおすすめです。
濃い色の靴下にはどう書く?
黒やネイビーなどの濃い色は、普通の黒いペンでは見えにくいため、布用の白いペンで書くのがおすすめです。
また、ぷっくりデコペンなどの繊維に染み込まないタイプのペンを使えば、見えやすいだけでなく、落ちにくい名前付けを実現できます。
ペンを用意するのが難しい場合は、キッチンハイターなどの漂白剤をつまようじにつけ、靴下にちょんちょんと少しずつ文字を書いていく方法もあります。
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靴下の名前付けにおすすめのグッズやアイテム
靴下はペンで名前を書こうとすると時間がかかるため、ペンで書く以外の方法を検討してみるのもおすすめです。
お手軽に挑戦できるグッズやアイテムを紹介します。
お名前スタンプを押す
お名前スタンプはさまざまな布やサイズのものが販売されていますが、靴下なら布用インクの小さめサイズを選ぶと良いでしょう。
スタンプなら、かすれてしまってもまた押せば良いだけなので、時間も手間もペンより断然少なく済みます。
色の濃い靴下用に白インクタイプも購入しておくと、どんな靴下にも使えるのでおすすめです。
靴下用アイロンシールなどを活用する
靴下や服用のアイロンシールを使うのも便利です。
オーダータイプなら名前が記入されたものをアイロンで貼り付けるだけなので、簡単かつきれいに名前を表示できます。
アイロンで貼り付けるので剥がれにくく、おさがりにするときも、きれいに剥がせます。
デメリットは、左右にそれぞれシールを貼るため、用意する枚数が多くなり金額が高くつくことです。
安く抑えたい場合は、ダイソーの「ストレッチラベル」やセリアの「タグシール くつ下用」など、100均アイテムを活用するのも一つの方法です。
フロッキーネームや刺繍を注文する
多少高価にはなりますが、立体的な文字をアイロンで接着できるフロッキーネームや、靴下を購入する際に販売店に刺繍をしてもらう方法もあります。
どちらも靴下のような伸び縮みしやすい素材向けの方法なので、何度も記名したくない方、きれいに仕上げたい方におすすめです。
フロッキーネームは洗濯で取れやすいこと、刺繍は兄弟におさがりをしたい場合でも取れにくいことなど、それぞれデメリットも存在します。
まとめ:成長や好みで工夫して
靴下の名前を書く位置や方法は、厳密に決まっているわけではありません。
できるだけ文字が見えやすく落ちにくいように書くのが理想ですが、年齢によっても適した場所・方法は異なるものです。
子どもの成長や兄弟の有無など、家庭の事情によって良さそうな方法を試してみてくださいね。
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