小学校の入学式、子どもの服装と同じぐらい悩みがちなのが父母の服装です。
特に、第一子が入学する際は「どんな服装をしていけばいいのか」と悩む方が多いことでしょう。
この記事では、父母別におすすめな服装とマナー、入学式に持っていくと便利なアイテムまで一挙紹介します。
小学校の入学式に着ていく服装に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
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【母親】入学式におすすめの服装は?
小学校の入学式に出席する際、子どもの服装と同じくらい迷うのが母親の服装です。
マナーブックやマナーサイトを参考にしようとしても書いてあることが違うこともあります。
また、「仕事用のスーツで出席したいが地味ではないか?」と悩む人もいるでしょう。
ここでは、母親向けに「入学式に着ていくおすすめの服装、アクセサリー」を紹介します。
入学式ならではの注意点などはあるのでしょうか?
スーツやセットアップ、ワンピースが中心
入学式にふさわしい母親の服装は、スーツやセットアップ、ワンピースなどが基本です。
毎年2~3月になると、あちこちで母親向けに式典用のスーツが販売されるようになります。
「スーツを持っていない」という場合は、これを機に1着購入してもいいでしょう。
幼稚園・保育園の卒園式で着たスーツを着回しても問題ありません。
コサージュやスカーフ、ネックレスなどのアイテムを加えれば印象もがらりと変わります。
また、手持ちのワンピースにフォーマルのジャケットを組み合わせてもいいでしょう。
高価なブランド品を用意する必要はありませんが、清潔感を心がけることが大切です。
しばらく着ていなかったスーツを着用する場合は、ブラシをかけたり陰干しをしたりして当日にそなえましょう。
パンツスーツはOK?NGスタイルは?
入学式に厳格な服装ルールはありません。
普段着でなければ、公式の場では「カジュアル」と定義されそうなスーツでも大丈夫です。
スカートのほうが華やかで公式の場にふさわしいイメージがありますが、小学校の入学式は会場が寒いことも珍しくありません。
また、まだ小さい下の子どもを連れて出席する方もいることでしょう。
動きやすいパンツスーツの方が何かと便利なこともあります。
ただし、ジーンズなど一目でカジュアルと分かる服装はNGです。
コサージュやブローチ、ネックレス、バッグは?
コサージュやブローチ、ネックレスは特にNGのものはありません。
春らしい華やかなものをつけて、お祝いの雰囲気を盛り上げましょう。
ビジネススーツで出席する場合、大ぶりなコサージュをつけたり華やかな柄のスカーフをつけたりすれば、地味さを払拭することができます。
子どもとおそろいのコサージュをつけても楽しいでしょう。
バッグは、基本的にハンドバックで大丈夫ですが、小学校の入学式は配布物が多いのでA4サイズ以上の書類が入る大きめのサブバックを持っていきましょう。
今は、折りたたみ式でも丈夫なバッグがたくさん販売されていますし、ハンドバックの中に入れておけば、かさばりません。
色はなんでもいいのですが、サブバックであってもキャラクターものが大きく印刷されているような、カジュアルすぎるものは控えましょう。
【父親】入学式におすすめの服装は?
次は、父親におすすめの服装を紹介します。
男性の服装は女性に比べると選択肢の幅が狭く、基本的にスーツで問題ありません。
しかし、ちょっとした心配りをしておけば、当日ぐっと映えることでしょう。
服装のほか、持ち物や髪型についても紹介するので、参考にしてください。
ダークトーンのスーツが無難
父親の服装は、基本的にスーツです。
紺・黒・ダークグレーなどを選びましょう。
派手すぎる色のスーツは悪目立ちしてしまいます。
普段仕事で使っているスーツでかまいませんが、入学式は式典ですので、ヨレヨレのスーツは避けた方がいいですね。
シャツは基本的に白、アイロンがかかってシワや汚れがないものを選びます。
襟首の汚れは意外と目立つので注意してくださいね。
ネクタイに決まりはありませんが、派手すぎるものは避けましょう。
華やかさを演出したい場合は、細かい柄のパステルカラーのものを選ぶのがおすすめです。
ジャケットとパンツはOK?NGは?
入学式はセミフォーマルな場所なので、ジャケットとパンツの組み合わせでもマナー違反ではありません。
母親が式典に集中し、下の子を父親が見る場合などはジャケットとパンツのほうが動きやすいでしょう。
ジャケットとパンツで出席する場合も、スーツと同じくダークカラーを基調とします。
中に着るシャツは白を選び、襟が伸びているものは避けてくださいね。
ハーフパンツやジーンズはカジュアル感が強くなりすぎるので、NGです。
また、シワやよれ、汚れにも注意しましょう。
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ヘアスタイルや持ち物は?
ヘアスタイルや持ち物に関する厳密な決まりはありません。
清潔感のあるヘアスタイルを心がけましょう。
肩口以上の長い髪は一つにまとめるのが無難です。
ヘアアクセサリーをつけてもいいですが、派手すぎるものは避けてくださいね。
男性の場合も同様に、基本的にスッキリとした清潔感あるヘアスタイルを心がけるといいでしょう。
無造作ヘアなど「ワイルドコーデ」は避けてください。
また、足元は磨いたパンプス・革靴を履きましょう。
女性のパンプスは黒や茶色が基本ですが、服装に合わせてベージュなどを選んでもいいですね。
小学校の体育館は靴を脱いで入るところも多いので、室内シューズやスリッパ、靴を入れるビニール袋なども持参すると便利です。
事前に必要な持ち物をプリントアウトして配布してくれる学校もありますので、忘れずに確認しておきましょう。
入学式の服装マナーや注意ポイント
入学式の主役はあくまでも子どもです。
小学校の入学式は子どもの成長を実感できる機会ですので、親が張り切る気持ちもわかりますが、あまり派手になりすぎないように注意しましょう。
近年は、出勤時もスーツにはこだわらない会社も増え、自分の個性を活かした服装で過ごすご家庭も増えています。
しかし、入学式はそれほど格式は高くありませんが、公式の場ですので、それにふさわしい服装にするように心がけるといいですね。
着物の際は?注意点
着物を着る場合は、訪問着・付け下げ・色無地などが適しています。
男性の場合は色無地の袴・着物・羽織のセットがおすすめです。
着付け時間は女性が1時間程度、男性が30分程度なので、それを見越して準備をしましょう。
また、入学式の際は袷(あわせ)の着物を用います。
色は淡く明るい色を選んでくださいね。
暗い色は「凶事」用なので控えましょう。
まとめ:事前に情報収集を
小学校の入学式の服装は自由度が高い分、どれにしようか迷いがちです。
仲の良い父母がいる場合は当日の服装を聞いて合わせてもいいでしょう。
また、Webサイトを開設している学校では、前年度の入学式の様子を写真で公開しているところもありますので、それをみて、父母の服装を決めてもいいでしょう。
華やか、かつ派手すぎないものを選べば、ほかの父母から浮いてしまう心配は避けられるかもしれません。
楽しんで準備してくださいね。
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