入学説明会は今後の学校生活の重要な内容や情報が盛りだくさんのため、何とか都合をつけて出席したいと考えているパパママも多いでしょう。
しかし、当日の服装をどうしたらいいのか悩む方も多いようです。
周囲から浮かずに悪目立ちしないためには、どのような服装がふさわしいのでしょうか。
そこでこの記事では、小学校や中学校の説明会に適した服装を、公立と私立に分けて解説します。
また、入学説明会で持参する持ち物や、疑問点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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【公立小学校】入学説明会の服装
公立小学校は、地域の保育園や幼稚園のお友達も持ち上がりで入学するケースが多いでしょう。
入学説明会の服装は、地域性の違いもあるので、きょうだいが小学校に通う先輩ママに尋ねてみるのが一番です。
ここでは、一般的な公立小学校の入学説明会におすすめの服装をご紹介します。
親の服装
卒業式や入学式の服装と異なり、入学説明会は体育館や講堂で先生方の説明を聞くだけなので、特に改まった服装は必要ありません。
カジュアル過ぎる服装を避け、きれいめの普段着が周囲から浮かず無難です。
フォーマルな服装でキメ過ぎると、かえって目立ってしまいます。
露出が多い、派手すぎるなど、学校の場にふさわしくない格好を避ければ、わりと自由に考えていいでしょう。
子どもの服装
入学説明会に子どもも行く必要がある場合は、子どもの服装は幼稚園や保育園の制服か普段着でいいでしょう。
子どもも非常識な服装でなければ、特に気にする必要もありません。
ただし、健康診断などがある場合は、脱ぎ着のしやすい服装がおすすめです。
年明けの1月から2月に行われることが多いので、体育館が会場になる場合は、寒さ対策をしていきましょう。
ストーブや暖房がついていることもあるので、調節しやすいよう脱ぎ着できる服装が便利です。
【私立小学校】入学説明会の服装
私立小学校の入学説明会は、公立小学校よりも早く5~10月頃に開催されます。
親子で季節感がちぐはぐにならないよう季節に合った服装を選ぶよう気をつけましょう。
親の服装
私立小学校の入学説明会での親の服装は、フォーマルに寄せた服装の割合が多いようです。
ママはいわゆるお受験スーツ、パパが参加するなら濃紺のスーツか仕事用のダークスーツが無難です。
ただし、暑い時期にお受験スーツは暑くて着られない場合は、紺を基調としたシンプルなワンピースなどがおすすめです。
子どもも含め、家族でバランスの取れた服装にしましょう。
子どもの服装
子どもは、上品で清潔感のある服装がおすすめです。
男の子なら白のポロシャツに濃紺の短パンがきちんとした印象があります。
女の子なら白のブラウスかポロシャツ、紺やグレーのキュロットやジャンパースカート、ワンピースなどがおすすめです。
幼稚園や保育園の制服での参加が多い小学校もあるため、在学生のママや塾の先生に相談して聞いておくと安心ですね。
入学説明会と同日に就学前検診をおこなう場合は、私服の場合は脱ぎ着のしやすさも意識して選びましょう。
【公立中学校】入学説明会の服装
公立の中学校に行く場合、ママ友や小学校のPTA活動などで知り合った先輩ママに、中学の入学説明会の様子や服装を聞いてみると良いでしょう。
親の服装
公立の場合は、小学校と同様にカジュアル過ぎず、がんばり過ぎないきれいめな普段着がおすすめです。
ダメージデニムや派手すぎる服装を避け、常識的な服装ならあまり気にする必要はありません。
この日のためにわざわざスーツを着ていく方はあまりいないでしょう。
ただし、仕事を早めに抜けて通勤着のスーツで参加する方もいます。
子どもの服装
子どもも親と同様、普段着のなかできちんとした印象のあるものを選べば間違いありません。
小学校の制服があるなら制服での参加でもOKです。
オシャレをして行きたがる子もいるかもしれないので、一応事前に親がチェックして見てあげると安心ですね。
【私立中学校】入学説明会の服装
私立小学校から中学校に進む場合は、私立での学校行事の服装が把握できていることでしょう。
公立小学校から私立中学校に進む場合は、文化の違いに戸惑うこともあるかもしれません。
ここでは、私立中学校の入学説明会にふさわしい服装を紹介します。
親の服装
親の服装に特に指定がない場合は、スーツではなくややカジュアルできれいめな服装の方もいます。
とはいえ、デニムなどカジュアル過ぎる服装は避けましょう。
シャツにパンツやスカートでジャケットを羽織るオフィスカジュアルスタイルもきちんとした印象があります。
学校によっては、多くの学校行事で濃紺のスーツが良しとされるところもあります。
できれば在校生の親に尋ねるなどして、事前に情報を得ておきましょう。
子どもの服装
子どもの服装の指定がない場合は、フォーマルすぎない服装で構いません。
デニムや奇抜な服装を避け、子どもが長時間着ていられる服装がおすすめです。
入学説明会は式典やお受験とは違うので、あまり気にしすぎる必要はありません。
内部進学なら制服でも構いませんし、よその私立小の制服で抵抗がある場合は、きちんとした印象の私服で良いでしょう。
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入学説明会の持ちもの
一般的な持ち物は以下のとおりです。
- 筆記用具
- 室内履き
- 外履きを入れる袋
- クリアファイル
- 防寒グッズ
入学説明会の案内を確認のうえ、事前に必要なものをそろえておきましょう。
- ・筆記用具
- 入学説明会で配布される資料に書き込むときやメモを取るのに必要です。スマートフォンでメモする方法もありますが、学校によってはスマートフォンの使用を禁止しているところもあるようです。
- ・室内履き
- 来客用スリッパが用意されている場合もありますが、スリッパや上履きを持参するのがおすすめです。
- ・外履きを入れる袋
- 入り口でビニール袋を配ってくれるところや、靴を並べて置ける場合もありますが、持参すると入場がスムーズです。
- ・クリアファイル
- 配布された資料をまとめてからバッグに入れることで、書類の紛失を防ぎ、シワくちゃになるのを避けられます。
- ・防寒グッズ
- 冬季の体育館にじっと座っていると冷えが気になるでしょう。暖房を付けてくれるところもありますが、全体が温まらないことも。ひざ掛けやカイロを持参して防寒対策をおすすめします。
A4サイズの資料とスリッパなどがまとめて入る大きめのバッグか、サブバッグを持っていくと良いでしょう。
入学説明会の気になるQ&A
入学説明会は一度に多くの方に、学校生活の多くの情報を周知できる重要な機会です。
子どものためにも親はしっかり話を聞いて、入学前に懸念点を解消しておきたいですね。
しかし、急用で行けなくなったり、小さい子連れで参加したりしなければならない方もいるでしょう。
そのようなときはどうするのがいいのか、よくある質問を解説します。
急に欠席する場合はどうすればいい?
A.学校に欠席の連絡を入れて指示を仰ぐ
体調不良や急用で、予定していた入学説明会を欠席しなければならないケースもあるでしょう。
その場合は、学校に欠席連絡をしてその後の指示を仰ぎましょう。
説明会を複数回開催している場合は、都合のつく回を予約し直せます。
別日の説明会がない場合や出られない場合は、配布書類を後日受け取りに行くか、送ってもらう、個別に説明してもらうなど学校に確認してください。
無断欠席すると入学に必要なことがわからないままになり、準備が間に合わない可能性もあるため、必ず学校に連絡してください。
下の子も連れて行って大丈夫?
A.連れていく場合は周囲の方へ配慮する
下の子を連れていく場合は、周囲の方への配慮が不可欠です。
大切な話を聞きにいく場なので、できることなら預かってもらったほうがお互いや周囲のためです。
連れていく場合は、飽きて騒がないように静かに遊んでいられる暇つぶしのアイテムを持っていくことをおすすめします。
ただし、あまりに小さな子だと一人で暇つぶしするのも無理な話です。
泣いたり騒いだりして、自分だけでなく周囲の方も話者の声が聞こえなくなってしまうと、申し訳ない気持ちになりますよね。
一時保育などの利用も検討し、連れていく場合は、すぐに席を立てる場所に座りましょう。
まとめ
入学説明会の服装は、小学校と中学校とではそう差はないと見て良いでしょう。
ただし、公立と私立とでは学校行事の親の服装に違いが見られます。
周囲の方との服装から外れないよう気をつけたほうが良いでしょう。
公立だからといって、あまりにラフな格好では恥ずかしい思いをしますし、気合を入れすぎたスタイルでも目立ってしまいます。
特に、伝統のある私立などでは特有のスタイルの傾向が確立されていることもあるので、事前に情報を仕入れることをおすすめします。
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