制服があることが多い幼稚園とは異なり、小学校の多くが自由な服装で登校できます。
毎日の服装選びを楽しみにしている子もいることでしょう。
その一方で、「どんな服を着せて子どもを登校させればいいのだろう」と悩む親も多いようです。
この記事では、小学生の学校生活に必要な服の枚数や注意点、気をつけるべきポイントなどを紹介します。
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小学生の服装、必要な枚数は?
ここでは、小学校生活をスムーズに送るために必要な通学服の枚数やアイテムを大まかに解説します。
特に、初めての子どもが新一年生になるという方には、参考になることでしょう。
上下5セットを目安に
子どもは、大人よりもずっと汗をかきやすく服を汚しやすいものです。
洗濯回数を考えると、季節ごとに上下3~5セットは用意できると安心です。
特に、夏は学校に1組着替えを持っていく必要があることもあります。
冬でも、学校から帰ったら着替えが必要なことも多いでしょう。
新しいものを通学用に、襟や裾がくたびれてきたものは部屋着にするなどすれば、服の有効活用ができます。
特に外で遊ぶことが好きな子は服が早く破れたり汚れたりするので、多めに用意しましょう。
ジャケットや防寒具も必要
春や秋は寒暖差が激しいので通学途中は寒く、学校内では暑いという日も珍しくありません。
そのような日対策にカーディガンやジャケット、防寒具も用意しましょう。
積雪量が多い地域は、スキーズボンなど雪対策のグッズも必要です。
一度に全部揃えるのではなく、周りやその年の気候に応じて揃えるのがおすすめです。
なお、学校指定の防寒着があることもあります。
下着、靴下なども揃えて
下着や靴下なども3〜5セットほど用意しましょう。
低学年の場合は思わぬ失敗をしてしまうこともあります。
また、学校で靴下を脱いでなくしてしまうということも。
下着も靴下も、サイズは大きめではなく、なるべくジャストサイズを選んでこまめにサイズアウトをチェックしましょう。
また、高学年になると胸が発達してくる女の子もいるので、スポーツブラジャーなども必要になります。
スカートが好きな女の子には、オーバーパンツをセットで履かせるのがおすすめです。
お腹を冷えから守るだけでなく防犯にも役立ちます。
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小学生の服装選び、ポイント5つ
ここでは、小学生の服を選ぶ際、知っておくと役立つポイントを5つ紹介します。
服選びの目安にしてください。
1.自分で着替えしやすいこと
小学生になると、体育や身体測定などの際に着替える必要があります。
小学校1年生でも自分の力だけで着替えなければなりません。
ですから、着替えがしやすい服を選びましょう。
背中にファスナーやホックがある服や、リボンやタイなど飾り結びが多い服やボタンが多い服は着替えがしにくく時間もかかります。
Tシャツやトレーナーなど、かぶって脱ぎ着するだけでよい服を選びましょう。
飾りつきの場合は、固定されていて自分で結んだりほどいたりしなくてよいデザインがおすすめです。
2.フードなし、飾りなしなど安全に配慮
紐付きの服やフード付きのパーカーなどは、遊んでいる最中にひっかかって事故につながることがあります。
ほどけやすい飾りも同様です。
また、洋服の色にも気を配りましょう。
黒や紺などの暗めの色、迷彩柄などを好む子どもいます。
しかし、暗い色は夜間に車や自転車から見えにくく、迷彩柄は風景に溶け込んで分かりにくくなります。
特に、灰色の迷彩柄はコンクリートの中でも見えにくくなるでしょう。登下校時の事故を防ぐために注意しましょう。
3.動きやすく、汚れてもOK
学校生活では服を汚す場面がたくさんあります。
体育や休み時間はもちろんのこと、習字や図工の時間でも墨汁や絵の具で服が汚れる可能性があります。
また、小学校は体を動かす機会も豊富です。
可愛らしく、かっこいい服でも動きにくい服は、学校生活に適しません。
動きやすく汚れてもすぐに落とせる服がおすすめです。
4.ポケット付き、なければ移動ポケットを
小学生の生活に、ハンカチやティッシュは不可欠です。
ポケット付きの服を選び、常に入れられるようにしましょう。
ただ、全ての服にポケットがついているわけではありません。
ポケットがない服対策に移動ポケットを用意しておくのがおすすめです。
クリップで止められる移動ポケットがあれば、どんな服でもティッシュやハンカチを収納できます。
5.子どもの好み、流行もあるので先回りし過ぎないように
中学年、高学年になると洋服の好みが出てくる子も増えます。
また、子ども服にも流行があります。
お下がりをもらったり、シーズンオフや安売りの時に買い揃えておいても、子どもが着たがらないこともあります。
友達同士で服を選ぶのが楽しくなる子もいます。
もちろんこだわらない場合もあるので、子どもの意見も聞きながらそれぞれで判断するといいですね。
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コーディネートや組み合わせは?
小学校低学年の頃は、親が子どもの服をコーディネートしてあげる家庭が多いようです。
この年代の子どもは、まだ場所や季節に適した服装を選ぶことが難しいもの。
中学年、高学年になったら、少しずつ服選びを子ども主体にしていくと自立への第一歩になります。
自分で適切な組み合わせが選べるようになれば、修学旅行でも役立ちますよ。
また、服装の準備は天気予報や次の日の予定を見ながら、前日にしておくようにしましょう。
まとめ:準備を楽しんで
小学生の服装は選択肢がある分選ぶのが大変です。
しかし、季節ごとに服を選ぶのは楽しくもあります。
パパやママと一緒にショッピングも楽しめる子もいるでしょう。
面倒なこともありますが、相談しながら服の準備を楽しんでみましょう。
また、テイストに迷ったら、地域によっても差があるので登下校時の通学の様子をみて観察してみるのもおすすめです。
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