子どもの成長とともに、子ども部屋をいつから作ろうか悩んでいるパパやママもいるのではないでしょうか。
あまり小さいうちに与えると心配ですし、何歳くらいになったら子ども部屋が必要になるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、みんなはいつから子ども部屋を与えたのか、実際子ども部屋が必要になるのは何歳くらいからなのかなどをご紹介します。
子ども部屋を作るメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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みんなは子ども部屋をいつから与えた?
株式会社I-Houseが実施したアンケートによると、子ども部屋を与えた年齢は、7~8歳(小学校低学年)が37%、4~6歳が17%、9~10歳(小学校中学年)が14%でした。
一番多かった7~8歳と二番目に多かった幼稚園・保育園に通う4~6歳だけで全体の54%を占めており、半分以上の方は小学校低学年までに子ども部屋を与えていることがわかりました。
まだ小さなうちから部屋を与えている家庭が多いようです。
早い段階で部屋を与えた理由は、小学校に入学するタイミングで学習机を置いたり、勉強させたり、身の回りのことを自分でさせたりするためと回答した方が目立ちました。
また、入学前に部屋を与えたケースでは、その部屋で寝るわけではなく、おもちゃや子どものものを置いておくための部屋や引っ越しのタイミングで子ども部屋を作ったなどの理由も少なくありませんでした。
※出典:
子ども部屋はいつから?首都圏在住のママ・パパ半数以上が~8歳と回答!|株式会社I-Houseのプレスリリース
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【年齢別】子ども部屋を与える目的
子ども部屋はいつになったら作るべきか迷った際は、まず何のために子ども部屋を与えるのかを考えてみましょう。
~3歳
3歳までは基本的に寝るときも日中も親と一緒に過ごすため、子ども部屋が特別必要なわけではありません。
目を離すと危険なときもありますし、まだほとんどの子は一人では寝られませんよね。
将来的にその部屋を子ども部屋にする、子どもの荷物を置いておく部屋としての認識で良いのではないでしょうか。
4~6歳
小学校に入学する前の幼児期も一人で過ごす時間はほとんどなく、寝るときも親と一緒の子どもが多い年齢なので、子ども部屋の必要性はまだ薄いでしょう。
すでに部屋を用意できる状態の場合は、幼稚園・保育園の荷物やおもちゃを片付けておく部屋として扱うと良いかもしれません。
部屋を与えておけば、自分のものは自分で片付ける習慣も身に付きやすくなります。
小学校低学年
小学校低学年は、子どもの自立心が育っていく時期です。
これまではリビングで勉強していた子や、親と一緒に寝ていた子が自ら「部屋がほしい」と言い出すこともあります。
自分でやってみたいと感じる気持ちを尊重して、子ども部屋を与えるのも良いかもしれません。
子ども部屋を与えるなら、学校で使う荷物や自分のものは部屋に置き、自分で管理させるのがおすすめです。
また、寝るときは親と一緒にするなど、少しずつ距離を離すと良いでしょう。
小学校高学年
小学校高学年になり思春期に近づくと、親に秘密を持ったり、一人になりたがったりし始めます。
親としては少し寂しいかもしれませんが、子どものプライバシーを尊重してあげるよう心がけたい時期です。
そのため、子どもが一人で過ごす空間としての子ども部屋を作る必要性が出てきます。
一人で好きなことをして過ごすことが楽しい時期でもあり、部屋にこもることも増えてくるでしょう。
また、中学受験をする場合は、一人で集中できる勉強部屋が必要になります。
中学生
思春期や反抗期を迎える中学生になると、一人で落ち着ける空間が必要になるため、自分の部屋の必要性が高まります。
部屋にこもりがちになりますが、そのような時期なので見守ってあげましょう。
また、宿題や予習・復習など普段の勉強のほかに、テスト勉強や受験勉強もするようになるため、小学校の頃よりも勉強時間が増えていきます。
プライバシーに配慮して、部屋の掃除や片付けは本人に任せるのがおすすめです。
子ども部屋を作るメリット
子ども部屋を作ることによるメリットとデメリットも気になるところですよね。
ここでは、どんな良い点があるのかをご紹介します。
管理能力が生まれる
子ども部屋を与えられて自分で自分の部屋を整理整頓しているうちに、ものを管理できるようになる管理能力が生まれます。
子ども部屋を覗いたときに散らかっているのを見ると、つい整理してあげたくなるかもしれませんが、あまり手を貸さずに見守ることが大切です。
何をどこにしまうべきかなども、本人に任せましょう。
自立心がアップする
自分の部屋で一人になる時間ができると、嫌なことがあったときや悩みができたときに一人になって気持ちの整理をするようになります。
また、宿題や次の日の準備なども自分で考えておこなうようになり、自立心がアップします。
近くで見ていると親はどうしても手を貸してあげたくなるため、物理的に距離があるほうが自立心もアップしやすくなりますよ。
リビングが散らからない
リビングに子どものものを置いていると、もので溢れてごちゃごちゃしてしまいます。
急な来客で慌てたことがある方もいるのではないでしょうか。
子ども部屋を作って子どものものは自分の部屋に置くようにさせると、荷物が散らからずリビングがスッキリします。
リビングに持ってきたものは、寝るときに部屋へ持ち帰らせるようにしましょう。
子ども部屋を作るデメリット
続いて、子ども部屋を作るデメリットも確認しておきましょう。
何をしているのかわからなくなる
部屋にこもっていると何をしているのかがわからないため、スマートフォンやゲームに夢中になる可能性もあります。
勉強していると思っていたら、実は遊んでいるだけだったなどのケースも……。
例えば、スマートフォンを使用するのはリビングのみにする、ゲームは約束の時間になったら親が取りに行くなど、年齢に応じた制限は必要です。
家族で過ごす時間が減る
子ども部屋で過ごすのが快適になると、子どもは自室にこもりきりになり、家族で過ごす時間や会話が減る可能性も。
思春期や反抗期は、親から離れていたいと感じる時期なので仕方がありません。
ただ、一緒に過ごす時間が減った分、なるべく積極的にコミュニケーションを取るように心がけましょう。
部屋が足りずに子ども部屋が作れない場合
家の間取りや子どもの人数によっては、子ども部屋が作れないこともあります。
その場合は、リビングの一角を利用するなど、空間を有効活用して可能な範囲で子ども用のスペースを作りましょう。
兄弟姉妹で同じ部屋を使っている場合も、子どもの年齢やそれぞれの成長に合わせてスペースを分けてあげるのがおすすめです。
下記記事では、限られた部屋数で快適に暮らす部屋割りの例をご紹介しています。
子ども部屋や子ども用のスペースを作る際の参考にしてみてください。
▼【2LDK】4人家族の部屋割りどうする?子どもの年齢別にご紹介
▼【3LDK】子ども2人の4人家族で暮らす、おすすめレイアウト・間取りとは?
まとめ
アンケートを見ると、子ども部屋は小学校低学年までに作っている家庭が多いことが見て取れました。
とはいえ、小学校入学前の小さいうちは、おもちゃを置いておくなど将来に向けて用意している方も多いようです。
子ども部屋を作る時期に悩んだ場合は、どのような目的を持って子ども部屋を作るのかも考慮するのがポイントです。
また、子ども部屋を作るにあたって、メリットとデメリットがあります。
両方を比較したうえで子どもの年齢や成長度合い、状況に応じて作りましょう。
部屋が足りない場合は、今回ご紹介したページも参考にしてみてください。
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