公共交通機関が発達している都市部では、車がなくても生活が成り立つことは珍しくありません。
車がなくても徒歩や自転車、電車、バスなどで移動できるため、車を所有する必要がないのです。
では、子どもが生まれたあとも車なしで子育てができるでしょうか。
ここでは車なしでの子育てを考えている方向けに、車なし子育てのメリットとデメリット、車の所有を考えるタイミングを詳しくご紹介します。
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車なし子育てができる条件

次の3つの条件がそろっていれば、車なしでの子育てができるといえます。
徒歩・自転車で行ける範囲で生活ができる
食料品や日用品を買えるスーパー、ドラッグストアが徒歩または自転車圏内にあれば車なしでも生活できます。
また、保育園・幼稚園・小学校も徒歩圏内にあると望ましいですね。
子どもが体調を崩したときのために小児科がある病院・クリニックが近くにあることも確認しましょう。
このように、日常に必要なインフラが徒歩・自転車圏内ですべて整っている環境が求められます。
ただし、車のように荷物を大量に積むことはできないので、基本的には買いだめせず、数日に1回のペースで買い物に行く必要があります。
車以外の移動手段が整っている
徒歩や自転車では行けない遠方への移動手段も考えておかなければなりません。
車を持っている人より電車を利用する機会が多くなるので、駅まで徒歩で行けることも重要な条件です。
また、バスでの移動も考え、バス停が近くにあり、なおかつ本数も多いことが求められます。
なお、子どもが体調を崩したとき、タクシーでの移動も必要になるので、タクシー会社のチェックも忘れてはいけません。
運転免許を持っている方は、近くにレンタカーやカーシェアリングできる場所があるかどうか確認しておきましょう。
子どもが2人以下
ママ一人で子どもを連れて外出する場合、買い物の帰りなどで荷物を持って一人で面倒をみられるのは2人が限界かもしれません。
また、自転車に乗せる場合、前後で乗せられるタイプでも子どもは2人までしか乗れません。
特にうえの子がまだ手をつないで歩く年齢の場合、車なしで3人以上の子育ては難しくなるでしょう。
車なし子育て生活のメリット
車なしで子育てする場合のメリットとして、次の3つが挙げられます。
維持費がかからない
何といっても車を持たない生活は節約になることが大きなメリットです。
お住まいの環境や車種、使用頻度にもよりますが、車の年間維持費は30〜40万円ともいわれています。
車がない代わりに電車賃やタクシー代などの交通費がかかりますが、車の維持費とは比較にならないほどリーズナブルです。
車の維持費がかからない分、子どもの習い事や家族の娯楽費、貯蓄などにあててもいいですね。
親も子どもも体力がつく
車なしで子育てする家庭の子は、歩く機会が増えるので体力がつきやすくなります。
子どもの年齢のわりに長時間、長距離を歩くことをそれほど負担に感じないのです。
また、子どもが抱っこしてほしくても親が荷物を抱えているために抱っこできない場合、「疲れていてもがんばって歩く」という気持ちが芽生え、根気強さも身につきます。
親子で移動時間も楽しめる
車を持っている家庭の場合、ママは運転に集中しているため、子どもと会話はできてもかまってあげることはできません。
徒歩や電車での移動なら、子どもとしっかり向き合ってコミュニケーションができます。
目の前の景色や会話に集中でき、親子の時間を楽しむ機会にもなるでしょう。
車なし子育て生活のデメリット

車なしで子育てするライフスタイルではどのようなメリットがあるのでしょうか。
詳しくご紹介します。
天候によっては外出が困難
大雨や大雪、台風など、外出が厳しい天候や気温のとき、徒歩や自転車での移動が難しくなります。
悪天候の日はバスも遅れがちです。
そのため、天気が悪いために外出をキャンセルしなくてはならないこともあるでしょう。
どうしても外出する必要があるときはタクシーを利用することになります。
ただ、悪天候の時はタクシーがつかまりにくい点も想定し、早めに外出の準備をするようにしましょう。
緊急時が心配
子どもが夜中にけいれんを起こしたり、家のなかでけがをして出血したりといった緊急時は、一刻も早く病院に連れて行きたいですよね。
こうした「救急車を呼ぶほどではないけどすぐに病院に行きたい」ときは、タクシーに頼ることになります。
子どもの病気やけがなどの緊急時のことを考えると、車がなくて自分ですぐに動けないのはもどかしくなるかもしれません。
長距離移動が大変
子どもが小さいうちは、電車やバスに長時間乗せるのに親は抵抗を持つことがあります。
始めのうちは子どもも楽しそうにしていますが、何時間も乗っていると子どもが飽きてしまうため、親はあやしたり気を逸らしたりしなければなりません。
子どもが移動中、ずっと座席に座っていられるとも限りません。
また、予定していた電車やバスに乗れないなどの事態を想定して、余裕を持ったスケジュールの立て方をする必要があります。
車の所有を考えるときのポイント

今は車なしで子育てできても、今後必要に応じて車を購入しなければならない機会があるかもしれません。
次のようなケースでは車の所有を前向きに検討することをおすすめします。
3人目を妊娠
先述したように、車なし子育てができるのは、子どもが2人が限度のため3人目の妊娠がわかった段階で車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
自転車には子どもを3人乗せられないので、3人目が生まれたあと車以外での移動が今まで以上に大変になります。
何よりも、妊娠すると自転車に乗れないため、行動範囲が狭くなり日常生活が不便になることも予想できます。
今まで気軽に行けていた場所になかなか行けなくなることを想定して、3人目を出産する前には購入したほうがよさそうです。
子どもの習い事が遠方にある
仲の良い友達が遠方の習い事を始めたのをきっかけに、わが子が習い事を始めたがることも考えられます。
子どもが希望する習い事が徒歩や自転車で行けないところにある場合、車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
徒歩や自転車で通うのが難しく、「車があれば習わせてあげられるのに」と思うようなことがあれば、車の購入を考える一つの目安になりうるでしょう。
まとめ
お住まいの地域によっては車なしでも子育てはできます。
しかし、やはり交通の便がある程度発達していることと、生活インフラが整っていることなど、さまざまな条件が合わなければ車なしの子育ては親子ともに負担になる可能性もあります。
車なしでの子育てはお金がかからない点は大きなメリットですが、車がないことで不便を強いることがあれば、車の購入を検討してみてもいいかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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