治安状況の良い都道府県ならば、子育てをする際にも安心して住みやすいと考えられます。
そのため、どの都道府県の治安状況が良いかは子育て中の方が引っ越し先を選ぶ際に重要視されるポイントの一つでしょう。
この記事では治安状況の良い都道府県をランキング形式でご紹介します。
治安状況の良い都道府県に住むメリットもご紹介しているため、併せて参考にしてください。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、チャットでお客様のご相談を24時間受け付けております。
ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
＼ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい ／
治安状況が良い都道府県のメリット
日本は世界的視野でみると治安が良いとされていますが、それでも犯罪はなくなっていません。
引っ越し先を選ぶ際には特に利便性を重要視しがちなものの、治安状況が良いエリアかどうかはその後の生活に影響があります。
治安状況が良いエリアとは、犯罪率や犯罪認知件数が低く、比較的犯罪に巻き込まれにくいエリアのことです。
治安状況が良い地域であれば、子どもがいても安心して暮らせるでしょう。
基本的に、繁華街があるような商業施設が多いエリアは、犯罪件数も多い傾向があります。
また、犯罪件数が少ない年や多い年があったり、行政や地元の取り組みなどによって治安を向上させることができたりと、治安状況が良いかどうかも定かではありません。
しかし、治安が良いエリアとして知られている地域はそれなりの理由があることが多いでしょう。
治安状況が良い都道府県ランキング
ここからは、比較的子どもを安心して遊ばせられる、治安状況が良い都道府県のランキングをチェックしていきましょう。
ランキングは、犯罪率や生活満足度ランキングのデータをもとにして順位を付けています。
また、犯罪率は犯罪認知件数/都道府県の人口で計算して出した数値です。
参考：年間の犯罪｜警察庁Webサイト
参考：e-Stat
参考：【データ】都道府県ＳＤＧｓ調査2020
1位 岩手県
岩手県の犯罪率は0.21％と、全国でも特に低い水準でした。
岩手県では平成19年に岩手県犯罪のない安心安全なまちづくり条例を施行するなど、防犯対策に力を入れています。
例えば、犯罪が起こりやすい場所に着目して子どもたち自らが作る地域安全マップの取り組みによって、子どもたちの危険察知能力や回避能力を向上させたり、危険エリアの改善につながったりしています。
また、防犯パトロール隊や警察ボランティア団体、青色回転灯車両によるパトロールなど、自主防犯ボランティアも活躍しています。
都道府県SDGs調査2020の生活満足度ランキングのデータによると、岩手県の生活満足度は第3位でした。
これらのことから、岩手県は防犯率が低いだけではなく、生活満足度が高い住みやすい都道府県であることが伝わります。
なお、岩手県で物件をお探しの方は、以下の物件一覧を参考にしてください。
2位 長崎県
長崎県も犯罪率が0.21%で、全国でも特に低い水準でした。
これは岩手県と同率1位の数値です。
長崎県でも平成17年に長崎県犯罪のない安全・安心まちづくり行動計画を施行するなど、さまざまな防犯対策をおこなっており、街の治安維持に力を入れています。
長崎県では4回にわたって行動計画を策定し、その時々の状況に合わせた対策をしてきました。
その結果、効果的に犯罪率を抑えることができているようです。
新たに策定した第4次長崎県犯罪のない安全・安心まちづくり行動計画では、3つの基本方向、14の施策、77の事業から構成しています。
なお、長崎県で物件をお探しの方は、以下の物件一覧を参考にしてください。
3位 秋田県
秋田県の犯罪率は0.25％で、全国でも3番目に低い水準でした。
秋田県が実施している防犯対策は、秋田県安全・安心まちづくり条例に基づく犯罪防止に関する各種指針などです。
学校および通学路などの安全確保の対策や、道路・公園・自動車駐車場・自転車駐輪場に関する防犯上の指針、住宅に関する防犯上の指針などを取り決めて効果的な対策をおこなっています。
学校への不審者の侵入防止対策や通学路の安全確保対策、児童に対する安全教育の充実などを実施し、犯罪に巻き込まれないように対策を講じています。
なお、秋田県で物件をお探しの方は、以下の物件一覧を参考にしてください。
4位 大分県
大分県の犯罪率も0.27％と低い水準で、全国ランキングでは4位に入りました。
大分県が実施している防犯対策は、大分県安全・安心まちづくり条例防犯指針などです。
これは住宅や道路、公園、駐車場の防犯性の向上や、観光旅行者や児童などの安全確保を図るうえでの配慮事項を示し、自発的な対策を促しています。
子どもに関する防犯対策では、通学路の地域での協力体制の整備や通学路の安全点検、パトロール活動の実施などをおこなっており、効果をあげているようです。
また、道路ではガードレールによる歩道と車道との分離や周囲からの見通しの確保、防犯灯や街路灯による照度の確保などを実施しています。
なお、大分県で物件をお探しの方は、以下の物件一覧を参考にしてください。
5位 青森県
青森県の犯罪率も0.28％と低い水準で、全国では5位にランキングしました。
青森県では、自治体や事業者、各種団体、防犯ボランティアなどの社会総ぐるみで防犯活動に取り組んでいます。
青森県が実施している防犯対策は、防犯ボランティアによる防犯指導隊や青色回転灯を装備した自動車による自主防犯パトロール活動、企業による防犯CSR活動、青森県警察大学生防犯ボランティアなどです。
これらの活動により、道の安全や広報啓発、子どもの見守りなどさまざまな効果があります。
なお、青森県で物件をお探しの方は、以下の物件一覧を参考にしてください。
まとめ：治安状況の良い街は安心して家族で長く住み続けられる
治安状況の良い街や自治体ならば、子育てをする際にも安心して住みやすい街と考えられます。
家族で住むことを考えると、できる限り長く同じ場所に住みたいと思うものです。
住む場所の治安が悪ければ、引っ越しすることも検討しなければなりませんが、治安が良ければ長く住み続けることができるでしょう。
今引っ越しを考えていて、まだ住む地域が決まっていないのであれば、この記事で紹介したランキングをぜひ参考にしてください。
治安状況の良い都道府県を、これから住む引っ越し先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
ママ賃貸では、各地域ごとに物件情報をご紹介しています。
気になるハザード情報なども掲載されているので、ぜひ活用してみてください。
＼ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい ／
