秋田県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

秋田県に住む15歳未満の子どもは約9万人。秋田県全体の人口の約9.5%にあたります。秋田県独自の子育て支援制度は、0歳～就学前までの幼児へのサポートが特に充実しています。たとえば第1子から対象の、保育料を免除または助成するすこやか子育て支援事業や、読み聞かせにおすすめの絵本を紹介するあふれちゃんのえほんばこなどがその代表例です。ほかの都道府県と似た子育て支援制度もしっかり押さえており、県内の協賛店でカードを提示することで商品の割引や授乳室の貸し出しなどのサービスを受けられる、あきた子育てふれあいカードや、子育て世帯への住宅支援、県内就職者に対する奨学金返還助成制度などがあります。なかでも奨学金返還助成制度は、受け入れ年齢制限を設けず、県外からの就職者も対象としているのが大きな特徴です。高校や大学を卒業した方が秋田県内に定着するように、県内企業に就職する新卒者などを対象としています。元々秋田県に住んでいる子育て世帯だけでなく、後から移り住んできた子育て世帯への支援制度も充実させられる、秋田県独自の魅力的な制度です。

また、秋田県には子育て支援制度以外に、子どもが遊べたり子育てに関する情報交換ができたりする施設も充実しています。秋田市にある子ども未来センターでは、就学前の子どもが遊べるスペースや、親同士が交流できるスペースがあり、子育てに関する相談や女性の悩み相談にのってもらうことも可能です。また、県や市が管理している施設は子ども未来センター以外にも、中央市民サービスセンターや秋田市子ども広場など各地域にあるのでいつでも利用できます。

秋田県には人口の多い秋田市、横手市、大仙市を中心に多くの商業施設が立地しているため、普段の買い物には不自由ないでしょう。買い物に便利なスーパーマーケットやドラッグストアのほか、イオンモールや秋田ベイパラダイス、アクロス能代といった大型商業施設も複数あります。また、医療機関も由利組合総合病院や秋田赤十字病院、大館市立総合病院など、大きな病院が点在しているため、子どもが病気やケガを負った際も安心です。

子どもの教育面では、プラネタリウムや図書館などが複合した秋田県児童会館みらいあや、秋田県立博物館、鳥海山木のおもちゃ博物館といった施設が役立つでしょう。その他にもなまはげ館や赤れんが郷土館、自然公園などがあり、秋田県の歴史を感じられるスポットも子育て世帯に人気です。商業施設や医療機関が充実していることはもちろん、子どもと一緒に楽しみながら学べる施設が充実しているのも、魅力の一つといえるでしょう。

また、秋田県は犯罪や交通事故が少ないのも子育て世帯にうれしいポイント。総務省統計局の「統計でみる都道府県のすがた2021」によると、人口10万人当たりの交通事故発生件数は全国43位、人口千人当たりの刑法犯認知件数は全国47位と、小さな子どもがいても安心して暮らせる、治安の良い環境といえるでしょう。

秋田県では物件のほとんどが人口の多い秋田市、横手市、大仙市の3市に集中しているため、このエリアを中心に物件を探していくのがおすすめ。駅からのアクセスが良好な物件や希望する学校に通いやすい物件、買い物環境が充実している物件など、求める条件に応じた部屋を探すことができます。魅力的なエリアが多数ある秋田県で、特に子育て世帯が住みやすいとされているのは秋田市、大仙市、由利本荘市、美郷町など。いずれも交通の利便性が良いのに加えて、豊かな自然を感じられるスポットやレジャー施設が多く、子どもとのびのび暮らすのにおすすめのエリアです。