長崎県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

長崎県の子どもの人口は16.2万人、県内総人口の12.6％にあたります。

長崎県では子育て支援として、中学校を卒業するまでの医療費の助成や、多子世帯の保育料を軽減する制度を用意。保育料は、第二子の保育料が第一子の半額で第三子は無料になるところや、第二子から無料のところなど、条件は自治体によっても異なります。

また、育児用品の無料貸出を実施している自治体も少なくありません。自治体の窓口で申請すると、ベビーベッドやベビーバス、チャイルドシートなどを一定期間貸出してもらえます。自治体によっては出産育児一時金の他に、出産祝い金の支給も実施しており、金額は自治体ごとにさまざまです。県内の協賛店による多様なサービスを受けられる「ココロンパスポート」も発行しています。

さらに、長崎県は子育て施設も豊富です。例えば、豊かな自然に触れながら体を使って思いきり遊べる「諫早市こどもの城」は、イベントに参加したり、自然の植物や生き物に触れたりして遊ぶ、0歳児から誰でも自由に利用できる施設です。

子どもたちは利用登録をすれば誰でも利用できる「広田児童センター」や「山登児童センター」など、児童センターも充実しています。広田児童センターで乳幼児親子のために解放しているぴよぴよ広場では、ハロウィンの撮影会やひまなつりフォト撮影などで思い出作りも楽しめます。山登児童センターでは、子ども向け交流会で季節の行事を楽しんだり、地域の方とふれあう行事に参加したり、楽しい行事が満載です。

市民交流センター「プラザおおむら」には、親子で遊べる交流スペース「こども未来館 おむらんど」があります。親子交流の場の開催や講座などの開催、子育て相談などもおこなっている施設です。

子育て支援はもちろん、親子で遊びながら親同士の交流も広げられる施設が多数設けられている点も大きな魅力といえます。

長崎市内には大型ショッピングモールが集まっており、映画館が入っている「アミュプラザ長崎」、イオンが併設されている「チトセピア」、JR長崎駅にほど近い「ゆめタウン夢彩都」などがあります。また、大村市の「イオン大村」や佐世保市の「えきマチ1丁目佐世保」もあり、比較的人口が多い地域では買い物に困ることはないでしょう。

県内の主要な医療機関は、こども医療福祉センター・世保市総合医療センター・長崎市立市民病院・長崎医療センター・長崎県対馬病院です。夜間・休日に医療機関を受診すべきか困ったときには、「子ども医療電話相談」でアドバイスをもらえます。

親子で楽しみながら学べる公共施設も人気です。長崎市内には親子で遊びながら地球学や天体学を学べる「長崎市科学館」や、国内外の絵本の展示や自由に絵本を楽しめる「祈りの丘絵本美術館」、平和の大切さを学べる貴重な施設「長崎原爆資料館」、国の重要文化財に指定されている「長崎市べっ甲工芸館」などが有名。また、島原市の「がまだすドーム」は全国的にも珍しい火山体験型ミュージアムです。

お出かけスポットでは、佐世保市に位置し、イルミネーションや季節の花など見どころが満載の「ハウステンボス」や、水族館や遊覧船を楽しめる「九十九島パールシーリゾート」が人気。動物と植物に触れ合える西海市の「長崎バイオパーク」や、歴史的建造物を見学できる長崎市の「グラバー園」も一日楽しめます。雲仙市の「県立百合台」は自然のなかで思いっきり遊べる公園のためピクニックにもおすすめです。

大型商業施設や医療機関が充実しているだけでなく、親子で楽しめるスポットもたくさんあり、子育て世帯が暮らしやすい県といえるでしょう。

長崎県内でファミリー向けの賃貸物件が多く集まっているのは、長崎市と佐世保市です。どちらも大型商業施設や人気のお出かけスポットがあるため、買い物や休日のお出かけもしやすいでしょう。長崎市に近い大村市や諫早市にもファミリー向けの物件が集まっています。 中心市街地の長崎市には認定保育園や認定こども園・幼稚園が多く、病児保育施設もあるため、共働きのファミリーにおすすめです。物件数も特に多く、ファミリー以外にも人気があります。佐世保市は市街地から少し離れると豊かな自然にふれられるため「自然のある場所で子育てしたいけれど、利便性も欠かせない」と考える方は暮らしやすいでしょう。大村市や諫早市は、海と山に囲まれた土地でのんびり暮らしたい方にぴったりです。