卒業後のランドセルはどうしてる?想い出がつまったランドセルの処分方法

黒のランドセルの写真

使わなくなったランドセルの処分方法を紹介。

ごみとして処分する以外にもさまざまな方法があります。

ランドセルの処分をどのようにすれば良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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ランドセルの処分はどのような方法がある?

赤のランドセルの写真

使わなくなったランドセル、クローゼットのなかに入れたままのご家庭も多いのでは?

もう使うことはないとわかっていても状態が良いと、ごみとして捨てるのはもったいないと感じてしまいます。

ここでは、ランドセルを処分する方法を項目別に紹介します。

ごみとして処分する

6年間使用したランドセルは肩ひもが切れていたり、かぶせ部分のひび割れや糸のほつれなど、状態が悪い場合もあります。

ごみとして処分できますが、自治体によってごみの捨て方が異なるようです。

ランドセルのごみ収集区分を調べてみました。

東京都 練馬区可燃ごみ(金属部分は極力取り除いてください)
東京都 足立区可燃ごみ
大阪府 大阪市可燃ごみ(最大の辺または径が30センチメートル以下のもの)
愛知県 名古屋市粗大ごみ
福岡県 福岡市可燃ごみ(燃えるごみの袋に入れて口が結べない大きさのもの、重さで袋が破けるものは粗大ごみです。)

ごみとして捨てる際は、お住まいの地域の分別方法にしたがって捨てるようにしましょう。

市町村のホームページ内にある、ごみの捨て方の品目別一覧表などで確認できます。

フリマやオークションに出品

スマートフォンやパソコンを使って、フリマアプリやインターネットオークションへランドセルを出品する方法があります。

パソコンやスマートフォンを使って手軽にできるのが魅力です。

配送手続きや梱包作業を自分でする必要がありますが、自由に価格設定ができるので、普段からフリマアプリやインターネットオークションを利用するのに慣れている方にはぴったり。

しかし、初めての方はアプリ登録や購入希望者とのやりとりが面倒に感じることも。

断捨離をしていて、ランドセル以外にも出品しようと考えている方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

リサイクルショップに持っていく

ランドセルをリサイクルショップへ持ち込む方法もあります。

お住まいの地域にあるリサイクルショップへ持ち込みをする、もしくはネット受け付けをしているショップへメールで申し込みます。

持ち込むだけ、送るだけなので手軽ですが、状態がよくないランドセルは買い取り不可の場合も。

また、リサイクルショップによっては取り扱いをしていないところもあるので、事前確認が必要です。

寄付をする

ランドセルを必要としているのは日本だけではありません。

状態の良いランドセルは、海外へ寄付できます。

支援団体を通じて発展途上国へ寄贈し、役立ててもらう取り組みです。

大切に6年間使ったランドセルが、またどこかで誰かの役に立つと考えると、うれしくなりますよね。

寄付先はインターネットで「ランドセル 寄付」というワードで検索し、調べることができます。

寄付先を探す際は、受け付けできるランドセルの条件や渡す方法(配送の場合は配送方法)、そして寄付にかかる費用(送料や寄付金額)などを必ず確認しましょう。

寄付する団体を自分でしっかりと調べて、納得のいくところを探してください。

参考サイト:(公財)ジョイセフ

リメイクをする

ランドセルをそのまま保管しておくのは無理だけれど、想い出として形に残しておきたいという方にはリメイクがおすすめ。

店舗もしくはインターネットで申し込みをすると、ランドセルの生地を使ってパスケースやキーホルダーなどにリメイクしてくれます。

リメイク先もいろいろとありますので、どのようなものにリメイクしようかと考えながら探すのも楽しいですよ。

想い出のランドセルが新しく生まれ変わって手元に届くのはとてもうれしいのですが、料金がかかることを念頭に置いておきましょう。

料金はリメイクする商品の数や大きさなどによっても違います。

また、人気のところは納期まで約2年ほど待つことも。

受注受け付けの時期が決まっているショップもあるので、ランドセルのリメイクを考えている方はショップのサイトをこまめにチェックするのがおすすめです。

参考サイト:土屋鞄|ランドセルリメイク

土屋鞄は自社のランドセルのリメイクを受け付けています。

筆者の体験談「長男のランドセルを寄付するまで」

黒のランドセルの写真

長男のランドセルを処分した際の体験談を紹介します。

卒業年月日2019年3月
ランドセルの種類黒のクラリーノを6年間使用

寄付をするまでの経緯

我が家の長男は、ケガをよくする活発な子どもです。

入学当初は、6年間ランドセルを使用したらボロボロになるだろうと思っていました。

卒業間近になりランドセルを確認してみると、破れている箇所もなく、思っていたより良い状態だったのです。

このまま捨ててしまうのはもったいないと思うようになり、使用後のランドセルについてインターネットで調べてみることに。

そのとき、ランドセルが寄付できるということがわかり、使用したランドセルが誰かの役に立つなんて素敵だなと思い、長男と相談し寄付をすることにしました。

寄付先の探し方

寄付先はインターネットで探しました。

探していると、ソフトバンクが「愛のランドセル寄付プロジェクト」をおこなっていることを知りました。

内容を詳しく見ていくと、どのように海外へ送られるのかなど、受け付け後に活動報告をしてくれるとのこと。

また、ランドセルはソフトバンクショップへ持ち込みができ、送料もかからず無料なこともうれしいポイント。

ほかの寄付先も検討しましたが、最終的に持ち込みができるソフトバンクを通して寄付をすることに決めました。

参考:ソフトバンク・愛のランドセル寄付プロジェクト
※現在、ソフトバンクは寄付の受け付けを終了しています。

申し込み手続きを紹介

ソフトバンクへランドセル寄付をした際の手続きを紹介します。

※現在、ソフトバンクは寄付の受け付けを終了しています。

まず、メールで申し込みをおこないます。

そのあと、持ち込みするソフトバンクのショップへ電話をし、持ち込み可能かどうかなどの確認をとりました。

持ち込み日と時間を予約し、当日持ち込みをしたら完了です。

事前に電話で確認をし、持ち込む日も決めていたので、当日はスムーズに渡すことができました。

後日、受け付け完了メールとThank youカードが届き、ランドセルがネパールに到着した際もメールでの報告がありました。

寄付する際の注意点

持ち込みや配送をする前に、ランドセルのなかに必要ないものが入っていないか、壊れている箇所はないかを確認します。

そして、ランドセルが汚れていないかをチェック。

汚れている部分は拭き取り、全体的にきれいに磨きましょう。

また、配送する際は、ダンボールを用意したり梱包の仕方など、配送先によって違いますので注意してください。

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寄付以外のおすすめ処分方法

革製品の写真

現在、今春卒業した次男のランドセルの処分方法を検討中です。

リメイクを検討中

当初は長男のときと同じようにランドセルを寄付する予定でした。

しかし、次男は小物やバックなどの革製品が好きなので、話し合ってリメイクを検討することに。

また、祖父母がプレゼントしてくれたランドセルなので、祖父母へもリメイク品を渡したいと考えています。

最近ではリメイクをしてくれる業者も増え、種類も豊富になっています。

インターネットのショッピングサイトを見ると、リメイクをしてくれるショップがいろいろとあり、気に入ったところへ申し込みができるので便利です。

子どもとどれにするか一緒に選ぶ時間も楽しいですよ。

現在検討しているものは、スツールや小物類です。

参考:ヒノキクラフト

こちらでは、ランドセルの被せ部分をそのまま使用して、スツールを作ってくれます。

参考:Askal 鞄工房

小物類はキーケースやパスケースなど何点かセットで作成してくれます。

そのほか、期間限定で百貨店などで承り会を開催しているようです。

ランドセルを直接、持ち込むことができます。

参考:一般社団法人日本ランドセルリメイク協会

リメイクする際の注意点

リメイクを申し込む際は、ショップ先の申し込み条件や内容を確認するようにしましょう。

ランドセルの塗装がはがれていたり、被せ部分がひび割れているものは受け付けができないこともあるようです。

また、ショップによってはクラリーノ素材に対応していないところも。

受け付け期間も必ずチェックしましょう。

まとめ:ランドセルは捨てるほかにも処分方法がある

子どもがワクワクしながら選んだランドセル。

そのまま捨ててしまうのはもったいないと感じている方は、リメイクや寄付なども選択肢に入れてはいかがでしょうか。

また、子どもと処分方法を話し合うことで、SDGsについて一緒に考えるきっかけにもなりますよ。

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ママライタープロフィール

sono

高1の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。

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