「吸水サニタリーショーツ」を知っていますか?
1年ほど使ってみて便利さと快適さを実感しています。
吸水サニタリーショーツのメリットやデメリット、合わせて使いたい商品などを体験談を交えてお伝えします。
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吸水サニタリーショーツとは?
吸水サニタリーショーツとはどのようなものか説明します。
どのようなもの?
吸水(型)サニタリーショーツとは、
水分を吸収する機能が備わっているショーツのことです。一日はき替えることなく、モレの不安を解消してくれます。
いま注目のフェムテックのひとつです。
参照:gunze/女性のリズムに寄り添う、吸水型サニタリーショーツ
※フェムテックとは:Femtech=Female(女性)とTechnology(科学技術)をかけ合わせた造語で、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスなどを指します。
使い方
普段のショーツのように履くだけです。
ナプキンのようにトイレのたびに取り替える(履き替える)必要はありません。
吸収性のある生地が使用されているので、数時間から半日分の経血をショーツが吸収して閉じ込めてくれます。
生理が来そうな日・終わりそうな日も普通のショーツのように履けるので気にせず快適に過ごせます。
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ショーツの種類
※筆者撮影写真
ブランドごとにさまざまな種類のショーツがあります。
ここでは、私が使っているcomfits(コンフィッツ)という商品の使用方法をご紹介します。
参考:吸水型サニタリーショーツ【comfits(コンフィッツ)】
経血の量に合わせて選ぶ
他のブランドでもそうですが、吸水層の厚さの違い(吸水量の違い)で数種類のショーツが用意されています。
ナプキンを選ぶときのように、昼や夜、多い日少ない日、というようにその日のシチュエーションでショーツを選んでいます。
吸水量の違いによって3種類のショーツをそれぞれ複数枚持っています。
名前 | 吸水量 |
---|---|
レギュラー | 30ml |
ヘビー | 45ml |
スペシャル | 60ml |
経血量の多い2. 3日目にはヘビーやスペシャルを、経血の量が少ない終わりかけの日はレギュラーを、お風呂上りと朝に履き替えています。
吸水層が厚いほど安心感は上がりますが、その分ごわつきます。
スペシャルは最初に手に取ったとき「おむつか?」というほどの大きさと分厚さに驚きましたが、履いてみるとその大きさと厚さには安心感を感じました。
しかし夏の暑い日に、一度スペシャルを履いて外出したのですが、ズボンを何枚も履いているような蒸れと不快感を感じ不向きでした。
それからは、スペシャルは夜か昼間の在宅時に使うようにしています。
併せて使うと便利なシンクロフィット
吸水サニタリーショーツの使用感を増強してくれる商品をご紹介します。
私は経血量の多い期間に吸水サニタリーショーツと一緒に使っています。
股に挟んで使用する使い捨ての生理用品で、トイレに流せる素材でできているので取り替えも手間がありません。
シンクロフィットが先に経血を吸収してくれるので、吸水サニタリーショーツに吸収される量が減り快適に過ごせる時間が長くなります。
吸水サニタリーショーツ|体験談
1年使ってみての使用感をレポートします。
ナプキンを持ち歩く必要がなくて楽
生理のたびに当たり前に続けてきた、「ナプキンをポーチに入れて持ち歩き、トイレに気にして持っていく」という行動から解放されて快適です。
また、大きさや厚さで複数買いそろえていたナプキンの在庫管理をする必要がなくなり、精神的にも金銭的にも負担が減りました。
量に合わせてショーツの種類を選んだり履き替えたりしているので、今のところ漏れるなどの失敗はありません。
ゴミが出ない
サニタリーボックスにナプキンを溜めることがないので臭いも気になりません。
サニタリーボックスのゴミを捨てる作業もなくなります。
ゴミの日に出し忘れたときの絶望感……も味わうことはなくなりました(笑)
デメリットは?
吸水サニタリーショーツのデメリットをお伝えします。
めんどうなこと:洗濯
洗濯機で洗える商品を選びましたが、それでも最初に手洗いが必要です。
簡単に表面の血液を洗い流したあとに、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を入れた水につけ置きするときれいになります。
手洗いしたあとは洗濯ネットに入れて他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗濯しています。
生地が分厚く、乾きにくいので部屋干しの臭いも少し気になります。
私は基本的に手洗いはお風呂のときにしています。
子どもと一緒にお風呂に入っているので、生理の話をするきっかけにもなっています。
衛生的に気になるので子どもが触らないようにだけ気を付けていますが、我が家では当たり前の風景として受け入れられています。
関連記事:子どもにどう話す?幼児から始める性教育【実例】男児への生理の伝え方
臭いは気になる?
正直、量が多い日などは気になることもあります。
個人差があると思いますが、自分が何となく気が付くくらいで他の方に伝わるほどの臭いではないです。
臭いが気になったり、不快感があったりしたときは早めに新しいショーツに履き替えるようにしています。
コスト:買いそろえるのにお金がかかる
ブランドや商品によりますが、1枚2,000~8,000円ほどするので、枚数をそろえるとなると最初は金額がかさみます。
長く使えますしナプキンを買わなくて良いので、長い目で見るとコストパフォーマンスは良いです。
私は最初に吸収量の違う3枚セットの商品を7,000円弱で購入しました。
自分のライフスタイルにあっているかを確かめるためにも、まずは価格が安いものを買ってみて、量が少ない日から試してみることをおすすめします。
ユニクロやGUからも吸収量が少ないタイプの吸水サニタリーショーツが発売されていて、買いやすい価格なのでお試しや予備の買い足しにおすすめです。
参考:
楽天市場・comfits・はじめての吸水ショーツ3点セット
ユニクロ・エアリズム吸水サニタリーショーツ
GU・トリプルガードショーツ
まとめ|便利さを実感してみて
思い返してみると、私はナプキンの管理やゴミの処理にストレスを感じていたようです。
手洗いする手間はありますが、それを上回る便利さを感じていて、生理期間のストレスが半減しました。
私が使い始めた頃に比べて取扱うメーカーも増え、商品の選択肢も広がりました。
量が少ない日に短時間からぜひ試してみてください。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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ママライタープロフィール
小1・2歳の男の子兄弟を子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
一級建築士資格を有し、物件探しと間取図鑑賞が趣味。
安全な部屋作りや防災に敏感。
男の子を子育てして最近やっと少しだけ虫が得意になりました。