保育園のおやつタイムは何のためにある?おすすめのおやつとは?

保育園の女の子

保育園は幼稚園よりも保育時間が長いため、お昼寝やおやつタイムがあります。

保育園で提供されるおやつの内容は園によって違いがありますが、おやつタイムの目的は同じで、厚生省のガイドラインでも定められています。

今回は、保育園のおやつタイムが何のためにあるのか、おやつが子どもにとってどのような意味を持つのか、おすすめのおやつなどを紹介します。

保育園におやつを持参するときはもちろん、家庭でおやつを用意するときにもぜひ参考にしてくださいね。

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保育園でのおやつの役割

保育園で給食やお弁当の他に、おやつを食べる目的は何でしょうか。

間食となるおやつの役割を解説します。

食事で足りない栄養を補う

多くの保育園ではお昼寝のあとにおやつタイムをとりますが、なかには午前中におやつタイムを設けている園もあるようです。

また、延長保育でお迎えが遅くなる場合、夕食までのつなぎとしておやつが必要になるケースもあります。

おやつの主な目的は、朝昼晩の3食では補いきれない栄養を補うためです。

幼児は、消化、吸収機能が未熟なため、一度に多くの食事が食べられません。

乳幼児は、発達段階に応じた栄養やエネルギーが摂取できないと、身体の健全な発育を妨げてしまいます。

このことは、厚生省の「保育所における食事の提供ガイドライン」でも、おやつの重要性が詳しく解説されています。

水分を取る

マグを持つ乳児
おやつタイムは、栄養素やエネルギー以外に、水分を補給する場としても重要な役割があります。

乳幼児は体内の水分の割合が大人よりも多く代謝が活発なので、遊びや昼寝で冬場でも頭や身体にたくさんの汗をかいている子を多く見かけます。

体内の水分が失われると脱水や体調不良の原因になってしまいます。

特に、夏場は熱中症対策でこまめな水分補給が欠かせません。

水分補給のタイミングとして、おやつタイムを設けることは重要です。

コミュニケーション

子どもにとっては、「おやつタイム」そのものが楽しみでもあります。

お菓子や甘いもの、自分の好きなものに関わらず、給食やお弁当の時間と違って、先生や友達とワイワイ会話しながらおやつを食べるその場が特別で楽しい空間です。

お芋掘り体験をした日のおやつにお芋を蒸かしてくれたり、季節の行事にちなんだおやつや旬の果物を食べたりなど、先生の説明を交えながら会話も弾み、食育の一環としても有意義ですね。

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おやつを持参する保育園もあり

保育園は公立や私立、認可や無認可、企業内保育所などもあり、保育形態も多岐にわたります。

なかには、家庭からおやつを持参するよう決められている保育園もあるようです。

延長保育を利用する場合、家庭で用意する、週に2回は家庭からなど、さまざまなケースに分かれます。

おやつ持参の場合は、飴やガム、グミなど誤嚥の危険性があるもの、プリンや果物など冷蔵が必要なものはNGなど、独自のルールがあります。

また、多く持たせるといつまでも食べ続けてしまう、夕食に差し支えるなどの理由で、小さいおせんべいなら2枚までなど、量が決められていることも。

保育園の規模や預ける時間帯によって、また、アレルギー対応なども異なるため、事前の確認が安心ですね。

保育園で子どもに人気のおやつとは?

保育園で食べるおやつは、どのようなものが人気か気になりますよね。

おやつタイムという限られた時間に食べやすいおやつばかりですので、持参するおやつに悩んでいる方もぜひ参考にしてください。

おにぎり

炭水化物であるお米は腹持ちがよく、中身の具材でさまざまにアレンジしやすいおにぎりはおやつにも便利です。

身近な材料ですぐに準備できるので助かりますね。

おにぎりなら、一度の食事で多く食べられない子どもの補食として申し分ありません。

手でつかみやすい小さなサイズに握れば、0~1歳児クラスでも食べやすいのも高ポイントです。

ラップに適量をのせて丸めれば子どもでも簡単。

子どもと一緒に手作りを楽しめますよ。

蒸しパン

蒸しパンもやわらかく素朴な味で子どものおやつにおすすめです。

野菜を混ぜ込んだ蒸しパンは、野菜が苦手な子どもにもおいしく食べてもらえるでしょう。

かぼちゃ、さつまいも、にんじんなどは野菜の自然な甘みで砂糖の使用量も減らせます。

自宅で作る場合は、蒸し器がなくてもホットケーキミックスを使えば電子レンジで簡単にできますよ。

ツナやコーン、チーズなどでも惣菜パンのような味わいに。

蒸すのが難しければ焼いてもOKです。

クッキー

クッキーにお絵描き

時間があるときに、まとめて作れるクッキーもおすすめです。

焼き加減によっても異なりますが、数日間は日持ちするため、休日に子どもと一緒に作っておいて平日に持参できますよ。

型抜きやトッピングなど、楽しんでお手伝いしてくれるでしょう。

手で食べやすく、噛みごたえもあるので、少量食べたいときのおやつにピッタリです。

卵や小麦粉を使わずに作れるため、アレルギーにも対応しやすく、いろいろなアレンジで作るのも食べるのも楽しめますね。

市販のおやつを選ぶときの注意点

市販のおやつを出す保育園もありますし、子どもに市販のおやつを持たせる親御さんも少なくありません。

働いている親がほとんどで、保育園も手作りを強制しているわけではないので安心してください。

ただし、市販のおやつを選ぶときに気をつけたい点があるため紹介します。

添加物が少ないもの

白いおせんべいと子供の手

成長途中の子どもですから、できるだけ安全なものを食べさせたいと思うのは親として当然です。

市販品を選ぶときは、できるだけ添加物の少ないものを選びましょう。

完全な無添加は難しくても、原材料を見て安心できるものを選ぶようにしたいですね。

たとえば、色の鮮やかなお菓子は着色料の材料は確認しておきましょう。

天然素材ならまず大丈夫ですが、日本で使われている合成着色料のなかには、海外では健康被害が懸念されているものもあります。

カロリーや塩分が多すぎないもの

大人が好んで食べるようなお菓子は、味付けが濃く塩分を多く含むものも多いです。

特に、お酒のおつまみにするようなスナック菓子などは、油や香辛料が使われ、カロリーが高いものもたくさんあります。

食べすぎると次の食事に響きますし、日常的に食べ続けると肥満や高血圧など大人のような症状が出る危険性があります。

子どもが塩辛い味付けに慣れてしまうのもよくありません。

アレルゲンを含まないもの

アレルギーがある子どもの親は、子どもが口にするものに常に神経を使っていることでしょう。

市販のお菓子を選ぶときは、初めての成分は気になりますね。

アレルギー表示を確認して、不安があれば保育園には持参しないほうが無難です。

食べられるものが限られてしまうため、飽きないよう目先を変えてさまざまな種類を多めにストックしておくと良いでしょう。

まとめ

保育園で食べるおやつには重要な意味と目的があることがわかりました。

食が細い子だと、食事をたくさん食べてほしいため、おやつを控える家庭もあるかもしれません。

しかし、一度に大量に食べられないからこそ、おやつを食事の補食と考えてみましょう。

その点、おにぎりならたくさんの味のバリエーションがあり、お腹も満たされるので満足感がありますね。

子どものたべやすい量に調節できるのも◎。

次の食事の一部と思えば、多少食べすぎても大丈夫です。

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